放射線の排出には納豆と味噌汁

東日本大震災の影響により、一部の小売店で商品不足が続いているが、品薄な商品の一つに納豆がある。
原因は大震災以降、納豆生産の中心である北関東で、工場の稼働率が下がっていたり、輸送面にも支障が出ている為である。
道路は徐々に復旧し、スーパーにも納豆が入荷する様になっているが、あっと言う間に売り切れてしまうのが現状らしい。
今後は、道路の復旧が進んで配送網が確保され、工場が本格的に再開すれば、納豆の品薄も解消に向かう模様だ。

何故に納豆の話をしているのかと言えば、納豆や味噌と言った大豆発酵食品を摂取する事で、原発事故による不安を、少しは取り除く事が出来る・・・かもね。
大豆発酵食品に含まれる「ジビコリン酸」はストロンチウム90等の放射性物質を体外に排出する効果があるのだ。
チェルノブイリ原発事故の後、日本から納豆や味噌が送られたのは有名で、この後、ヨーロッパでは日本製の味噌が飛ぶ様に売れたらしい。

また、海苔、昆布、ワカメ等のヨード(ヨウ素)を含む食品を摂取すれば、放射性物質に効果があると言う。
つまり、ワカメの味噌汁と納豆に海苔を巻いて食えば良い訳で、これは和食の朝飯メニューだな。
ただし、当たり前だが食べ過ぎには注意が必要って事で、適度に摂取して下さいな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】