YEAR3210

風に転がる迷走日記

特別寄稿

2012-06-22 11:13:43 | 旅行
我が社の社員で一番の働き者は肝臓君だ。肝臓君は何の文句も言わず黙々と労働に努めている。指示してある作業は外部侵入毒物ならびにアルコールの分解作業。寡黙に働いている。几帳面を代表する社員は心臓君。これまで無遅刻、無欠勤である。
どこでなにをしているのかよくわからないのは膵臓君と脾臓さん。存在感を消している。サラリーマンの
鏡だ。食後の休憩時間に一人黙々と働かなければならないのは内臓を統括する胃袋係長。仕事量に無駄があるが仕方がない。好不調の波が激しいのは仕方ない。
夜勤があまりないのは眼球君。時折、日中さぼる傾向にあり時として会社の信頼を損なうこともある。足部指課の小指課員はかつてから不要論もあるがなんとなく必要なのだろう。産業廃棄物取締員の括約筋と肛門さんは業務を確実にこなしているが時として大腸部長の不手際により非常体制に陥ることもあるから大変だ。重労働担当の足部はえらい。時として過酷な労働を強いられる。筋肉課や関節課との連携が大変だ。関節課員は時々、精神部の誤った判断による過剰なプリン体の供給から運転を停止せざるを得ない場合がある。
それら全ての責任は統括事務所本部、脳みそ事務局にある。我が社の脳みそ事務局はなぜか刺身とビールばかり購入手配する。これでは我が社の発展はもうないだろう。精神部には本流派閥と反主流派がいるが時として反主流派は右手事業所に良くないインサイダー取引を囁くことがある。抑制するのは脳みそ事務局に設置されている人格倫理委員会である。カッパライやサツジンは今のところここで抑制されている。歯員は年とともに仲間が少しずつ退職していく。新たにやってくるのは歯遣社員だ。視覚部は設備劣化が進みガラスレンズの導入を決断した。味覚事務局は独裁的でウニ、アワビ、ホヤ、タコ、イカ、カニ、エビ、ウマなどばかり購入手配をかける。脳みそ事務局も暗黙に承認してしまうのだ。
かくして我が社はいづれ倒産に向かうのだ。経営方針を見直す時期が来た。

畑放棄

2012-06-17 16:51:06 | 日記




久々に庭の畑に行った。
玄関から歩いて19歩、6秒の距離である。忙しくて行く暇がなかった。
訪ねてみたら大変なことになっている。
最初に植えた時の苗の高さは10センチ足らず。わずか一か月、目をそむけていたら
トマトの苗は1メートル50センチにもなりトーガラシは50センチを超え、夏前だというのに
早くもトーガラシがなれ始めている。
老いらくの恋農場は「野菜の森」になってしまった。もうめんどくさい。こうなったら
なるがままにするしかない。
秋にトーガラシを乾燥させて小分けして行商に出るのだ。しかし、
その前に来週あたりやってくる台風4号が気にかかる。全滅の予感がする。
なれたてのトウガラシ、今夜焼いてくっちまおう。
初物です。

遅い人

2012-06-15 20:56:40 | 日記
世の中に遅い人がいる。遅い人が迷惑な場合がこの場合ある。何の場合かと言うとこっちが急いでいる場合だ。

その1
「コンビニの店員の遅さ」

いらっしゃいませこんばんわー、
機械的幼稚言語定形ごあいさつ。まずその言葉を聞いただけで一刻も早く買い物を済ませて立ち去りたくなる。最近はコンビニに限らずその言葉があらゆる方面で乱用されている。が、テーマは遅いレジ打ちバイトだ。時々、その極地で本気でスローモーションレジバイトがいる。これはホントにイライラしますね。これは圧倒的に若い娘に多い。わりと最近の昔、コンビニの弁当には箸がいっしょにシュリンクされていた。それが廃止され箸は申し出たら袋に入れてくれるようになった。最初のうちは省エネの観点から箸は希望者の方に差し上げています的なコトガラの貼り紙があった。しかし今では有無なく勝ってに店員がレジ袋に放り込む。お箸はナンゼン入りますかと聞かれる。弁当一個買ったにも関わらず5ゼンというとちゃんと5ゼン入れてくれるのだ。やったことないけど。世の中には見せかけの省エネがはびこっている。本末転倒なのですね。反対に当然入っていると思い込んでいた箸が入っていない場合もある。箸のない状況下でこのような場合、とてつもない落胆のあとその怒りの矛先はコンビニ店員に向けられる。箸をくださいと言わなかった自分が悪いのか、入れなかった店員が悪いのか、結論がでないまま悩む。先日、水道橋のビジネスホテルに泊まった時、その状況に陥った。
ノリ弁当、カニミソ、サバの缶詰め、箸は無し。困った時のに身を救うのは知恵、知識だ。オレはかつて本で読んで感心したことを思い出した。ビジネスホテルに備品は少ないがシングルでも歯ブラシは二本ある場合が多いということを。オレは知識に救われた。弁当、缶詰めを指で食わずにすんだのである。

その2
「遅い車」

幹線道路を流れに乗らず異常に遅く走っているクルマに頻度高く出くわす。追い越せる状況ならまだしも幅員が狭く対向車が多い場合、かなりのストレスになる。遅い分には法定違反にならないと思うが制限速度60キロのところ30キロで走る人もこれまたスピード違反ではなかろうか。

その3
「遅いウンコ」

混雑する高速道のパーキングでトイレに並ぶ、やたら遅い人がいる。急を要する場合、遅い人を許せないだろう。

その4
「遅い焼き鳥」

居酒屋に行けば確実に焼き鳥を注文する。焼き鳥は基本的に時間のかかるものだからある程度は仕方がないが異常に遅い店がある。生ビール2杯ぐらい飲んでやっとでてくる焼き鳥、ざらにありますね。
「焼き鳥頼んだよな?忘れられているな。」
「すみません、あのー焼き鳥は?」
「いまやってますー」的会話は常にある。

その5
「遅いプリンター」

グッ、ジジジ… … … ジージー、グイーーン…… ググググググ ジジジ…ガッチャン
ドッコン ジジジ ジジ…ウィーン ガガガ ドドド ドッカンボッカン
これは我が家のプリンターが印刷を開始するまでの音の流れです。
たかだかA4一枚印刷するだけで4分ぐらいこんなことやっててやっと始まる。そう思うのもつかの間
ふとパソコンの画面を見ると
インクがねーんだよ、バカめ的なことを言っている。

サッカーワールドカップ最終予選

2012-06-07 13:38:27 | サッカー日本代表
サッカーワールドカップ予選が世界中で始まっているが話題の選手をピックアップしてみた。
まず挙げなければならない選手はユーゴスラビアの最強フォワード、マーイバン ノミビッチとヒールカラー ノンジャビッチだろう。対してディフェンダーではフランスのシオーン カラーンとドイツのウースター ソッスラーが特に注目される選手だ。
アフリカ勢ではこども達に人気のゾーサン キリンダヨンやフキヤーノ ワナダッチ、アッツ ハダシンも見逃せない。イングランド、プレミアリーグの得点王、トーク ケールや左ウイングのフリーキックの名手、ケーラ セーロの活躍も期待される。イタリア代表のセンターバック、ピザーノ ウメーノアは誰が止めれるのか。挑むのは中国の黄 板だ。イエロー覚悟のドリブル突破は通用するのか。楽しみである。同じく中国代表キーパーで怖 大顔だ。ディフェンダーの強 鉄壁、その二人の威圧感は脅威である。一方、ロシアではミッドフィルダーのカラシノフ ヒハリンコが注目される。香港のユ ドーフもそのひとり
。そして我が日本である。和製メッシこと、飯 望と橋下暮男。この二人が予選突破のカギを握っている。
往年の名選手、メキシコのソージ・トーバン・メンドクセーノは優勝はフランスだと予測する。天才ドリブラーのウメード カッツオがいるからだ

勝負のタンメン

2012-06-02 21:05:58 | 銚子市
用事があって朝早くの高速バスで東京へ。朝早いバスは空いていて
いつもの左側最前列の窓際にふんぞり返る。関越の事故以来、ガードレールが
気になるがドライバーにすべてを委ねるしかない。
人間は思っている以上にいつも死と隣り合わせにいる。
朝、普通に起きて会社に行って、帰りはもうこの世にいない、ってなことが
往々にして今のこの世の中にはある。しかしそんなことを考えていても何も始まら
ないので夜明けのビールをプシュリ。うまし。
いつものように東京駅から神田まで細い路地を伝って歩く。東京の裏側の風景を
眺めながらの散歩である。飲食街の朝の風景は汚い、臭いそれしかない。
生ごみのにおいのする裏通りを歩くとニューヨークはこんな感じなのだなと
思う。神田あたり。そしていつもの中華料理店へ。昼飯である。
ここ何年かは東京に来たら必ずその店で昼飯を食べることにしている。なぜなら
、それはその店のタンメンが絶品だからですね。
アツアツ、カラカラ、ヒーハーフー。ゴクゴク。アツアツ、カラカラ、
ヒーハーフー。ゴクゴク。
アツアツ、カラカラ、ヒーハーフー。ゴクゴク。ですね。
最初は、このタンメンを食べるのに15分の時間を要していた。タンメンごときに
15分である。オレは情けなくなりその店に行くたびに10分の壁を超えることを
目標にしたのだ。人はやればできるものですっかり、通ううちに10分の壁をいとも簡単に
超えた。そしてその日ついに自己ベストの7分28秒を超え、6分59秒を達成したのであった。
これはフルマラソンを3時間を切った、若しくは自転車で佐渡一周、8時間を切ったのと
同等であるとオレは捉えエツに入った。

ラーメン屋に入ってビール、ギョーザ、ミソと註文したら、
まずビールが出てきてその6分後に焼きたてのギョーザが出てきて14分後にミソ
ラーメンが出てきてほしい。
先月、5月、川越街道で友達と入ったラーメン屋は最悪で、
最初にラーメン、ラーメンをあらかた食べ終わる頃にギョーザ、ギョーザを
あらかた食べ終わる頃にビールが出てきた。このようなことは
三回目である。そのすべては埼玉県だった。マジで。