ネモの雑記帳

もはや日記ではない

バイエルンの風景

2007-06-06 | サッカー
MFリベリーがバイエルンへ40億円移籍

リベリーのビッグクラブへの移籍は、当然のことですよ。
でも、いいんですか?バイエルンで。
バイエルン自体は、ビッグクラブと言ってもいいとは思いますよ。
しかし、今シーズン バイエルンはリーグ4位。
チャンピオンズリーグへの出場権がありません。
一方、マルセイユはフランスリーグ2位で、チャンピオンズリーグ本戦への出場が確定していました。
リベリーは、マルセイユがチャンピオンズリーグに出られるなら、残留もあると言われていました。

アーセナルとレアル・マドリーも、リベリー獲得を狙っているという噂でしたが、結局は具体的オファーを送ったのはバイエルンだけだったということなのでしょうか。

ジダンの後継者と言われることも多いリベリーですが、タイプが違いますよね。
ジダンの後継者というなら、マルセイユでチームメイトだった、サミル・ナスリの方ではないかと思います。
先日のフランス代表でも、活躍したみたいですし、「トップ下」としてだったら、リベリーよりもナスリの方が適正があるのではないかと思います。
もちろん、リベリーが優れた選手であることは間違いないですが、リベリーはスピードもありドリブルがうまいし、運動量もある。
パサーという感じじゃないんですよね。
ナスリがジダンの後継者と言われる所以の一つに「ジダンと同じく、両親がアルジェリア移民のマルセイユ出身者」というのもあるそうです。


それにしても、バイエルンは移籍市場を騒がせますね。
ドイツの覇権奪回にやる気まんまんといったところでしょうか。
ただ、オーウェン・ハーグリーブスがマンチェスターUに移籍してしまっているのは、大きなマイナスですね。
昨年、バラックが抜けた穴はファン・ボメルが予想以上?の活躍で影響を感じさせなかったわけですが、リベリーの獲得はどう作用するのか、見物ですね。