ネモの雑記帳

もはや日記ではない

国際福祉機器展

2005-09-29 | 福祉とかボランティアとか
国際福祉機器展に行って来ました。
毎年多くのブースが設置され、さまざまな福祉機器が展示されるわけです。
今年は、介護予防、転倒予防関係のものが多かったような気がします。
来年度からの介護保険改正に向けてというところなんでしょうか。

大手企業のブースは大きくて目を惹くんですが、面白いのは小さなブースなんですよね。
出展業者さんと話しながら、いろいろと話すというのが、個人的には楽しいんですよ。
ただ、貼っているシールが福祉団体なので、覗いていてもあまり説明してくれないところもあります。
学生の頃行ったときには、「一般」だったからなのか、聞いてもほとんど何も答えてくれないような人もいて、感じが悪いなぁ と思ったものでした。

それにしても、これを3時間くらいで見ようと思うと、激しく疲れます。。。

病児・病後児保育について

2005-09-28 | 福祉とかボランティアとか
たまには専門の分野のことを書いてみようと思います。

その前に、「病児保育」という言葉はご存知でしょうか?
おそらくあまり聞きなれないという方も多いと思います。
病児保育についてはここを参照してください。

病児保育についての定義は、おそらくこの「新 病児保育マニュアル」から引用することがベストだと思います。

以下は、私が考える病児保育(病気の急性期を過ぎ、回復期にある子どもを保育する病後児保育も含む)のあり方です。
これは、私が行った全国調査の結果を踏まえて書いているため、わかりづらい部分もあると思いますが、できる限り加筆・修正は加えずに記載しています。
資料がほしい方がいましたら、ご相談ください。
また、無断引用はご遠慮ください。
念のため。あくまでも、念のためですよ・・・

子どもが病気の時は誰が観るべきであろうか。子どもの視点に立つのならば、それは親がついて看てあげるのが最善なのかもしれない。しかし、保護者の視点に立てば、どうしても仕事を休めない時には、誰かに看て欲しいと思うニーズがある。大阪府医師会の調査では、病児保育の制度について、「病気の時は親が看護すべきだが、現実には必要な制度である」という回答が全体の回答数の76.5%を占め、「女性の子育てと就業の両立に必要な制度」が56.5%の回答で次いで、「病児休暇を取れることが必要」が40.6%で3位となっていた。(%は複数回答のため)今回の調査では、同じ質問項目は設けていないが、「病気の時は親が看るべきという意見をどう思うか」という設問の中で、親が看るべきという回答の中で、どうしても休めない時があることや、病児・病後児保育の制度を知って、それらが利用できるなら利用したいという意見が見られた。つまり、現実的な視点に立つならば、病児・病後児保育は必要な制度なのである。
 しかしながら、子供が病気の時には親が看たいという気持ちがあるのは当然のことである。子どもが病気の時、不安な気持ちを和らげられるのは、親という存在である。このことは、アンケート結果からも読み取れる。現在、仕事を休んで親が子どもを看ることは、困難であるが、実現するにはどうしたらいいだろうか。それには、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律」が挙げられる。これは、平成13年11月9日に成立、平成13年11月16日に公布され、改正法が平成14年4月1日から施行されている。内容としては以下の通りである。
①育児休業や介護休業の申出や取得を理由とする解雇その他不利益な取扱いは禁止される。
②小学校就学前の子の養育又は要介護状態にある対象家族の介護を行う労働者は、1か月当たり24時間、1年当たり150時間を超える時間外労働の免除を請求できる。
③事業主は、小学校就学前の子の看護のための休暇制度を導入するよう努めなければならない。
④事業主は、労働者を転勤させようとする場合には、その育児又は介護の状況に配慮しなければならない。
⑤国は、労働者の仕事と家庭の両立についての意識啓発等を行う。
この中で、③に注目したい。小学校就学前という制限はあるものの、休暇制度の導入を勧めている。しかし、アンケートの回答にもあったように、休暇を取れる「権利」ではなく、休暇を取ることを認めなければならない「義務」としてなければ、安心して仕事を休み、病気の子どもを看ることはできない。
 また、「フレックスタイム制」というものにも着目してみよう。フレックスタイム制とは、1か月以内の一定期間における総労働時間をあらかじめ定めておき、労働者はその枠内で各日の始業及び終業の時刻を自主的に決定し働く制度で、労働者がその生活と業務の調和を図りながら、効率的に働くことができ、労働時間を短縮しようとするものである。フレックスタイム制は、1日の労働時間帯を、必ず勤務すべき時間帯(コアタイム)と、その時間帯の中であればいつ出社または退社してもよい時間帯(フレキシブルタイム)とに分け、出社、退社の時刻を労働者の決定に委ねるものである。なお、コアタイムは必ず設けなければならないものではないので、全部をフレキシブルタイムとすることもできる。両親が共にフレックスタイム制の導入された職場で働くなら、交代で病児・病後児を看る事も可能である。
 こういった育児休暇や、休暇をとらなくても子どもを看れる制度を勧めていくならば、子どもが病気の時、親が看てあげられる社会の形成ができるかもしれない。だが、それでも仕事を休めない状況は無いと言えるだろうか。パートタイマー労働者などは、この制度が活用できるだろうか。また、病気が長期化した時や、急性期を過ぎ、完治に向かっているが保育園などにまだ通わせることが出来ないときなど、仕事を長くは休んでいられないだろう。そういった時に利用できるサービスが必要ではないだろうか。それが、乳幼児健康支援一時預かり事業に他ならない。そして、乳幼児健康支援一時預かり事業だけでは、すべて補えるわけではなく、補充する形でファミリー・サポート・センター事業が病児・病後児保育を展開することが理想である。乳幼児健康支援一時預かり事業、ファミリー・サポート・センター事業、共に解決しなければならない課題もあるが、それらを解決し、今後の事業の発展を望む。

赤目のラビット

2005-09-27 | 日々の雑記
えーと。
結膜炎になりました。
お目目が真っ赤です。

あまりにも赤いので、眼科に行って来たんですね。
はやり目かも知れないということで、何も触るなと言われたまま、検査しました。
涙を取ると言って、綿棒が目の下に・・・。
あ、あのぉ 痛いんですけど・・・。
本気で痛かったですよ。

まぁ、結果は はやり目ではなさそうだから、アレルギー性結膜炎でしょうとのことでした。
目薬処方してもらって、終わりでした。

うさぎちゃん。

電車男

2005-09-26 | コミックバトン
ドラマが最終回を終えたばかりの「電車男」のコミック版です。

作者の原秀則さんは、結構好きな方なんですよね。
「部屋においでよ」「冬物語」「やったろうじゃん」「サムデイ」「いつでも夢を」・・・。
その原秀則さんが書いているならば読まねばと買いました。
ドラマ版は原作とだいぶ違っているようでしたが、これは原作に忠実なのではないでしょうか。
といっても、実は原作読んでません。
ネットに残っていたものを読んだだけですので、正確性はないですが・・・。

話の内容は触れるまでもないので割愛いたします。

そしてフィナーレ

2005-09-25 | 日々の雑記
愛・地球博が本日で閉幕だそうですね。
185日間で、延べ約2200万人の人が訪れたそうです。
といっても、これを書いている時点では、1時間残りがありますが。

ニュースのインタビューを受けていた子どもは、30回も訪れたそうです。
ちなみに私は行ってませんけどね。

ちょっと行ってみたかったんですけどね。

HURRICANE

2005-09-22 | 日々の雑記
週末また天気が悪そうですね。
せっかくの3連休なのに・・・。
まぁ、秋の長雨の季節ですから、仕方ないのかもしれません。
もっとも、週末の天気は台風の影響なんでしょうかね。

まぁ、しかしアメリカの状況を見たら、贅沢言ってられませんね。
あの悪名高きw カトリーナ よりももっと凶悪なのがいるらしいじゃないですか。
その名は「リタ」。
なんでも、史上3番目の強さだとか。
アメリカのハリケーンはその強さが「カテゴリー」でランク付けされているらしいんですが、リタはカテゴリー5だそうです。
アメリカ政府の対応の遅れが指摘された前回のカトリーナ。
今回は、迅速な対応が否応なしに求められますね。

がんばるひと

2005-09-21 | 福祉とかボランティアとか
今、うちの職場に実習生が来ているんです。
といっても、明日で終わるわけなんですがね。

福祉関係にとって、実習は多くの人が経験してくるものだと思います。
実習中の指導は学校で散々されてくるのだと思うんですが、彼は特によくがんばっています。

実習生という立場 -たとえば施設だったら、新人職員だと思われることもあるんです- は、とても微妙な立場だったりするんです。
しかし、実習中は失敗を恐れなくてもいいと思うんですね。
もちろん、それはなんでも勝手にやっていいということとは違います。
私は、さまざまな立場で実習生を何人も見てきました。
といっても、実習指導しているわけでもないんですが。
まぁ、いろいろと・・・

まぁ、そんな中でも彼はとても良い実習生だと思います。

実習に必要なもの、それは
①臆することなく、節度を守った積極性
②しっかりと立てられた計画と、実行する意欲
③失敗を恐れず、取り組む姿勢
④反省点を改善点に変えて、すぐに取り組む柔軟性
⑤疑問をもつということ

といったものが必要なんだと思います。

私は、学生の時一番記憶に残っていることにこんなことがあります。

デイサービスセンターに実習中の話。
障害-正確にはなんだっか忘れましたが、先天的な-を持たれていたWさんという方がいらっしゃいました。
デイですから、リハビリのプログラムもあるわけなんですが、Wさんの補助に入ったんです。
初めてだし、どうしたかいいかわからない私は、指導されたとおり、やってみたものの、うまくいかなかったんです。
その時に、その不安が、ストレートにWさんに伝わったんだと思います。

実習生ですから、技術がないことはそんなに問題ではないと思うんですね。
指導する側も、危険なことはさせないだろうし。
これから身に付ければいいわけですから。
それよりも問題なのは「不安」という気持ちを相手に伝えてしまうことだ ということを学びました。
自信をもって実習に取り組むことの重要性を学びました。
そして、それは普段の業務でも必要だということを。

福祉って、人と人との関係が大切です。
相手を一人の人と捉えて、接する。
ただ接するだけでなく、その人が楽しく、安心して生活-さまざまな意味で-できるように援助することが必要なんだと、痛烈に感じたできごとでした。
簡単なことかもしれないけれど、実際の利用者さん相手に学んだ最初の出来事でした。
自分が楽しくなければ相手も楽しくない。
自分が不安なら相手も不安。

言い換えれば
自分が楽しければ、相手は楽しむことができる。
自分が自信を持っていれば、相手は安心できる。

そういった単純なことを、実体験、実際の場面を通じて学べる場というのは、実習が一番最初のことなんだと思います。

実習生の失敗は、ある程度予想できるものでしょう。
予想の範囲を超える失敗は、実習生に問題があるのだとは思います。
実習生をただ怒るだけの人は、きっと教育する力がないのだと思います。
実習生-将来的には、後継的な立場の人間-を成長させて、教育するだけのスキルを持つことも、私たちに必要なことでしょう。

彼には、失敗は恐れず むしろ失敗して 成長していって欲しいな って思います。
きっと彼は立派に成長すると思います。
あと1日がんばって、最後まで実のある実習にして欲しいと思います。


ボランティア論②

2005-09-20 | 福祉とかボランティアとか
さて、今日は 第一章 第二節 です。

 
第二節 ボランタリズムとは
ボランタリズムとは、本来キリスト教用語で、国教として税金で維持される宗教制度から分離して、信者が自らの献金で宗教を支える意志を表現する宗教的用語であった。現代においては、ボランティア活動における基盤とも言うべきものである。つまり、それは自発性を意味すると考えられる。
 ボランティアの定義は一様には決定づけできない。その定義を簡略しても、自発性・主体性・無償性・社会性・継続性・創造性など多岐にわたるものになる。しかしながら、大部分のところで共通にあるのは、自発性・無償性・社会性ではないだろうか。自発性は、ボランティア活動において根幹をなすものであり、これがなければ、その行為自体をボランティア活動とは呼べないと言っても過言ではない。
 ボランティア活動をする際に、誰かに強制されて活動したとしよう。それは、実際ボランティア活動と呼べるだろうか。ボランティアは双方向に作用しなければならないと、私は考えている。例えば「やってあげている」「やってもらっている」という関係がそこにあるとするならば、それはボランティア活動ではないと言える。奉仕活動と位置づけるのが適性であろう。つまり、誰かに強制されては、無償性・社会性は満たされている可能性があるが、自発性がない。自発性がなければ、双方向に作用する行為ではなく、一方通行の行為になってしまうのである。それでは、ボランティア活動ではないのだ。一番大切であるのが、自発性であるというのは、こういった理由からである。
 日本において、「ボランティア元年」とも称され、ボランティアが社会全体に認知されたものとして、阪神・淡路大震災がある。あの時、テレビで混乱の中の被災地を見て、自分も何かしたいと思わなかっただろうか。それが、いわばボランタリズムの根幹である。つまり、その自分から何かしたいと思う心こそが、自発性なのである。
 しかし、あの阪神・淡路大震災のボランティア活動は、自発性のみで行われていたわけではないだろう。従来一方的に与えるだけであった慈善活動から、本当の意味でのボランティア活動になった瞬間であると言えよう。それはつまり、地域コミュニティにおける「助け合い」であり、自立支援活動であった。また、サービスがタテの関係から、対等なヨコの関係へと変化し、住民と住民との間で双方向性をもった「ネットワーク型の活動」であるところに特徴があった。被災地の助け合いの中から活動が生まれ、次第に他の地域からのボランティアが加わり成長していく過程があったことは明確であった。また、震災直後の物質的援助から復興へむけた精神的援助へ変化したように、状況の変化にあわせて目的も転換していたことにも注目したい。
 これが現在の、ボランタリズムであると私は考える。地域住民自らが、その自発性から活動を発案し、実行していく過程の中で活動や人間がネットワーク化されていく-つまり、これが社会性である-。公益性といっても良いだろう。もちろんそこには、無償性の意味も含まれてくる。地域住民がその地域内での問題や公益活動に、自主的に参加することは市民活動とも呼ばれ、近年注目を集めている。それこそが、現代日本におけるボランタリズムというべきではないだろうか。
 以上、述べてきたが、ボランタリズムとは、地域住民が「自発性に基づいた行動をし、それに社会性・公益性(無償性)を持たせていこうという考え方」と定義づけしたいと思う。


これについてもですね、引用が多々あるんですよ。
なので、転載は禁止です。

今さらデビュー

2005-09-19 | 日々の雑記
築地デビューをしました。

いつも行きたいと思いながら、なかなか行けなかった築地。
もう東京に出てきて9年になるのに、初めて行って来ました。
そう、お寿司を食べに。

目指すは、事前に調べてあるお店。
その名も「ぎんざまぐろや 築地店」
って、銀座かよっ! って突っ込みはなしでお願いします。

カウンターしかないお店なんですが、土曜と祝日は食べ放題をやっているのです。
はじめに、今日食べられる鮪ということで、4品いただきます。
その後は、順番にオーダーで握ってくれました。

食べ放題というと、正直「こんなもの食えるか!!」という店もある中で、税込み1人3045円で、こけだけのものが食べられれば、大満足です。
ただ、オーダーを順番に聞いていくので、インターバルができてしまい、徐々にお腹いっぱいになっていってしまう罠が・・・。

ちなみに、朝11時オープンですが、グループで行くなら10時45分には行っていたほうが良いと思います。
詳しい場所は、検索して探してくださいw
地下鉄 築地駅から徒歩5分ほどです。

ちなみに、写真はメバチマグロ赤身 と びんちようまぐろ です。