―イタリア セリエA―
ユベントスの”解体”が進行する中、インテルが着実な補強を進めています。
ワールドカップで活躍した、左サイドバックのグロッソを獲得したのに続いて、世界最高のセントラルミッドフィルダーの一人 パトリック・ビエラの移籍が完了しました。
「自力」でのスクデッド獲得に向けて、残す課題は・・・
①万能型のFW ・・・ アドリアーノはエゴイスティックなプレーばかり。レコバはコンスタントに活躍できない。マルティンスは戦術理解度が低い。フリオ・クルスはバックアッパーの域を出ない。
ルカ・トニ獲得との噂もあるが、W杯では精彩を欠いていたけれども、イブライモビッチなんかいいと思うんですけどね。
攻撃力抜群のマテラッツィをFWにするわけにもいかないしねw
②司令塔の確保 ・・・ ベロン退団後の司令塔が不在。ピサロがいるが、ビッククラブでは輝きが足りない印象がある。スタンコヴィッチは優秀なプレーヤーであるが、優秀な司令塔ではないと思う。中盤、カンビアッソやビエラと組ませる司令塔タイプのMFの確保が急務。リケルメ獲得の噂もあるんですけどね。リケルメは素晴らしいと思うけれど、イタリアのスタイルに合うのか・・・。
③右サイドのバックアッパー ・・・ フィーゴもサネッティも、いい年ですよ。将来的なことを考えて、サイドバックからウイングまでこなすようなタイプの選手が欲しいんじゃないでしょうか。今年獲得したSBのマイコンの出来にも注目ですね。左サイドは、マクスウェルも獲得しているし、セーザルもいます。安泰な印象があるんですが、右は若干、心配です。
ユーベ、ミランが不正問題に揺れる中、今年スクデットを取れなかったら、インテルは厳しいですよ。