猫のちどりあし

あっちへふらふら、こっちへふらふら…。

ガラにもなく…

2006-11-27 18:11:08 | Weblog
♪オペラを楽しんできました。

私の友人ハラ坊は、小学校の音楽教諭でありオペラ歌手でもあります。
彼女のおかげでここ数年、オペラ関係の会に行く機会が増えました。
今回の演目はドニゼッティ作「愛の妙薬」、簡単に言えば惚れ薬のお話です。
ハラ坊の役はヒロインのアディーナ。
アディーナは地主の娘で才色兼備。村一番の器量良しです。
プライドが高いために、愛する人の言葉に素直になれない女心を、
ハラ坊はカワユク、コミカルに演じました。ハラボーブラボー!

クラッシックの中でもオペラは、なんとなく敷き居の高い感じがします。
好きとか嫌いの問題よりも、自分にはスンゴク遠い世界、
だと思う人が、私の周辺でも多いようです。

ハラ坊は、オペラに対して私のような誤解をする人が多い事を残念がり、
「たくさんのCMにオペラの楽曲が使われているように、
オペラはけして難しいものばかりではないのよ」と言います。
言われてみれば確かにねぇ。
車、化粧品…名曲を使ったCMが探せばたくさんあるようです。
そうそう…イナバウワァもね(CMじゃないけど)。

で、オペラの敷き居を低くするために頑張っているハラ坊のお手伝い…。
今年はモーツァルトの生誕250周年ということで、
彼の楽曲を特集した音楽会があちらこちらで開かれました。
来る12月1日にも長崎市公会堂で、
読売日本交響楽団のトップメンバーとシンフォニー合唱団による
コンサート(ハラ坊は芸術監督)が開かれます。
モーツァルト作品のメドレーや、オペラのハイライトを
気軽に楽しめるコンサートのようです。
興味のある方はぜひどうぞ…。
チケットはチケットぴあ、浜屋プレイガイドなどで販売しています。
よろちくね~~~。
















 

ご褒美

2006-11-25 15:15:52 | Weblog
料亭・花月へ行ってきました。

この日は丸山町のくんち樽びらき。
今年のおくんちで、丸山町の加勢人(ハッピを着用し、雑用や旗持ちをする)の
ボランティアをさせて頂いた縁で、御招待を受けました。

もともと長崎のくんちは、丸山の遊女・高尾と音羽の二人が、
諏訪神社の神前で舞いを奉納したのが発祥とされています。
それなのに、ああそれなのにそれなのに、
丸山町は諸事情のため、41年の長きに渡り、
くんちへの不参加を余儀無くされていたのでありました。
しかし数年前に、なかにし礼さんが長崎ぶらぶら節で直木賞を受賞、
その後映画化されたことから丸山町の活性化を叫ぶ声が高くなりました。

「長崎ぶらぶら節」
長崎市の花街「丸山」を舞台にした、芸者・愛八(あいはち)と、
歴史学者・古賀十二郎の恋物語を、情緒豊かに描いた作品。
映画化の際には長崎市内でもロケを敢行。多くの市民が協力した。
主演・吉永小百合、渡哲也

そして今年、
町内の皆さんの御尽力をはじめ、経済的な協力、人的な協力…。
差し出す多くの手があって、
町内の悲願であったくんちへの参加復活も、見事に達成されたのです。

三日間連続で、早朝から夜まで歩きっぱなし立ちっぱなし。
強烈にキツイ体験でしたけど、半端ない達成感でした。
また多くの方達と知り合い、新しく若い友人も増量。
一生縁がないと思っていた
料亭・花月(1642年創業・1960年に県の指定で史跡料亭)での
宴まで体験させて貰いました。

長崎暮らし12年の中でも、最大級のビッグイベント「長崎くんち」への参加。
なんでもチャレンジしてみるもんだなぁ、とシミジミ思う私です。










 

たまにはお勉強…。

2006-11-21 21:25:30 | Weblog
前回の日記に晩秋と書きましたが、もう立冬も過ぎていましたね、タハハ…(恥)。

そんな冬の一日、コミュニティビジネスの勉強会に行ってきました。

月に一度、長崎大学経済学部の一室で開かれる
コミュニティビジネススクウェアながさき(CBSN)という会があります。
この会は、長崎県内でまちづくり活動に取り組んでいる人達が、
情報や抱えている問題点などを共有し、連携してまちづくりを進めるための
「基盤を提供する場所」として、一年半ほど前に発足しました。

同大学の山口助教授等が世話役となり、事務局の学生達が会の司会進行から
受け付け、茶果の接待までこなします。

長崎大学の経済学部といえば、
現在活躍中の著名な財界人を、多く輩出しています。
毎回お茶を出してくれる男子学生や、司会進行をしている女子学生の中からも、
未来の財界人が出るかもしれません。
楽しみなことです。

そばパスタ

2006-11-20 10:58:28 | Weblog
ちょいと風邪気味です。
誰かに貰ったものか、自分の不摂生が原因か…。
熱はないけどボゥ~~~っとして、仕事になりません。
で、こんな日のランチに、頂きもののそばパスタを
作ってみました。
麺が少~しボソボソするけど、ガーリックの効いたソースが
なかなか美味でした…。
食後はミステリーを読みながら、二匹の猫とゴロゴロ、ウダウダ。
(仕事場が自宅、の特権)
こんな晩秋も、嫌いではありませんが、風邪は治って欲しいなぁ。

侃々諤々 喧々囂々

2006-11-15 16:07:33 | Weblog
男女合わせて10人ほどの飲み会に行ってきました。

そのうちの1人が来期の選挙に出馬予定とのこと。
現在の市政県政国政について、何か御意見は、と募ったら、
出るわ出るわ出るわ…。
酔うほどに、全員のボルテージはグングン上昇。
飲み放題、食べ放題、言いたい放題の夜でした。

随分前になりますが、
議員さんと話をする機会が続いた時期がありました。
議員も人の子…いろいろな方がいましたが、
どちらかと言うと、話すのはうまいが聞くのはヘタ、の
タイプが多かったように記憶しています。

当夜の彼は、人の話をよく聞く人でした。
そして、こちらが何でも話せるムードを持っていました。
「選挙」には、甲子園やオリンピック並みの魔物が潜むとか。
当選が簡単なものではないことは充分承知していますが、
「有権者の声を聞いてくれそうなムードを持っている」のは、
強力なポイントになるように思いました。

10月以降私の周辺で、「選挙に出ます」と明言した人は彼で3人目です。
全員当選か、全員落選か…、笑うのは誰なのか…。

他都市と同じく、
少子化やイジメを含んだ「子供界」の問題は長崎でも深刻。
大人が早急に解決策を見出さなければならない、最重要課題でしょう。
道路整備も新幹線誘致も大事なことかもしれません。、
しかし、いま対策の優先順位を違えると、近い将来に待っているのは、
どうにも修復できない長崎であり、日本なのです。

誰のために働く議員となりそうかを見極めて、
大事な1票を投じたいと思います。
以上、おばちゃんの主張でした(笑)。

今年もまた…

2006-11-13 10:32:52 | Weblog
故郷から「おふくろの味」が到着しました。
私の生まれは新潟県村上市。鮭の産地である村上市では
この時期、各家庭での「はらこ作り」が始まります。
はらことは一般的にイクラと呼ばれる鮭の卵のこと。
私の母親は醤油をベースにミリンや日本酒で味を整えます。
さっそく食してみると、例年とはおいしさの種類がチト違うような気が…。
母の話では、近所のおばちゃんから聞いたとかで、
日本酒の替りに焼酎を使ったとのこと。
昨年までのも、もちろんおいしかったけど、
今年は焼酎のお陰か数段味がグレードアップ。
おふくろの味、郷土の味も、
少しづつ進化したり変化したりしているのだなぁ。

故郷に暮らす友人達は皆、それぞれの味を持った「はらこ」を
作るのだろう…。
「故郷は遠くにありて思うもの」的な人生を送る私は、
はらこ飯を前に、少しだけシミジミしたのでした。

写真で、はらこをのっけてる白米は、富山の友人が送ってくれた新米。
西の果て長崎で、富山の新米に新潟のいくらをのっけて食す…。
まぁ、こんな人生もいいのかな。

未婚・新婚・旧婚

2006-11-11 21:27:53 | Weblog
新しくできた「お好み焼き 柚子」に行って来ました。
ふんわりとした生地は私好み。
豚肉と大葉のお好み焼きがおいしかったぁ~!
もう少しメニュー数があれば、言う事なし。

二次会では、同じく最近できた小さなカフェレストランへ。
席数もメニュー数も少ないけど、
若いシェフの作るカクテルやスィーツがおいしくて、
最初はとてもシャレたお店に感じたけど…。
三回目に訪れたこの日は常連らしき女性客数人が、
だいぶできあがった状態で店を占拠。
必要以上のボリュームで会話を交わし、グラスやお皿をガチャガチャガチャ。
携帯がピロリロリン~!ピロリロリン~!
あ~、うるさいうるさい…。
カクテル一杯を飲み干して、店を出ました。
なんだかがっかり…。

この日は女ばかり三人の飲み会でした。
久しぶりの顔合わせだし、このままでは帰れんぞ!と、
気を取り直して角打ちへ…。
未婚・新婚・旧婚という組み合わせの私達、
未婚・旧婚が新婚へ質問をあれやこれや…。
幸せな人の話は聞いてる方も、ホンワカとした気分になりますねぇ。
さきほどの店でのムカツキも、いつしか知らず消え去っていたのでした。

それにしても、妙齢(ウッソ~~~)の女三人組が、
角打ちが一番落着くというのも、なんだかなぁ、な夜でした。



自ら祝うお誕生日の会

2006-11-10 11:19:32 | Weblog
友人の43回目の誕生日会に行ってきました。
43才にもなった男が、誕生日会もないもんだ!
などとは誰も言わず、お馴染みのメンバーが揃って、
大盛り上がりしました。

彼の場合、メンバーへの通知から店探しなど、
全て自分がするので誰にも迷惑をかけません。
誘われる私達は、酒のある所なら這ってでも行くタイプ(私だけ?)なので、
毎年のお誘いを楽しみにしています。
あっ!一人だけ、メンバーの中に下戸がいました。
しかし彼女は、素面のまま何次会まででもつきあってくれるうえに、
酔っぱらってる私達と同等のテンション(時には、それ以上)を
保ち続けるので、周囲の酔人をしらけさせません。
おまけに家まで送ってくれる、という、まるで女神様のような人です。
そんなこんなのメンバーで、ビール、焼酎、ウイスキー、ワインと
飲みすすみ、今年も楽しく終了しました。また来年もね!


逆立ち狛犬

2006-11-07 12:03:59 | Weblog
福岡市の博多区をブラブラしました。
何度も行ってる町ですが、今回は仕事でもなく人に会いに行くのでもなく、
町をブラブラするのが目的だったので、新発見が続きました。
写真は寺院群の一角にあるお寺の屋根にあった狛犬です。
お寺なので「狛犬」と呼ぶのはおかしいのですが、
日本ではお寺と神社が同じ敷地に建立された時代もあったので、
その名残りかもしれません。勉強不足でごめんなさい。
周囲の人達が「狛犬」と言ってたので、今回はとりあえず狛犬、ということで…。
全体的には逆立ちをしたシーサーという風情でした。
写真の技術がイマイチなので表情は分かりにくいと思いますが、
ひょうきんな顔をしてがんばってました。
「旅行」というと、ついつい大掛かりな日程を組みがちですが、
日帰りで近くの町をブラブラするお気軽お手軽な「旅」もいいものだなぁ、と
案内してくれた知人に感謝した一日でした。

和の秋…。

2006-11-06 15:48:52 | Weblog
市の公会堂で行われた日舞の発表会に行ってきました。
会は朝から夕方まで続くのですが、とりあえず知人の演目だけを鑑賞。
ふだんはシャキシャキと行動的な彼女が、シットリと色っぽく「雁金」を舞う姿に、
うっとりを通りこして呆然としてしまいました。

会の性質上和装の女性が多く、ロビーや階段などそこかしこが華やか…。
良い眼の保養となった一日でした。