ツバメも来る家 Ⅱ

ツバメも来る家の狭い庭に小さい家を建てました。日常のことを書いていくのはこれまでと同じです。

手袋を下さった人

2017年12月19日 | ひと
少し前、私たちが勉強し、活動している公民館で文化祭がありました。

二日目の日曜日が作品の展示を撤去する日でした。
その撤去に行きました。

すべて終わり、やれやれとバイク置き場に行きました。
あいにく雨が降っていました。

女性が一人バイクのエンジンを起こそうとしていました。

知らない人です。やはり文化祭の展示の撤去に来た人でしょう。

私はヘルメットを被っていました。

その人が近づいてきて、「友だちが新しい手袋をくれたので、あげます」と言いながら前のかごに手袋を入れて行ってしまいました。

奇特な人もいるものだなあ、私はそう思いながら、「それはどうもありがとうございます」とだけ言いました。

見知らぬ私にやるよりも自分で使われるといいのに、と思いました。

その人のバイクは出て行きました。

私は軍手を持っていました。

好意のゴム手袋は少し破れていました。でも、私はその手袋で帰宅しました。

道路の除草をする人

2017年12月04日 | ひと
昨日(3日)のことです。

旦那寺に行きました。寺の近くで、道路の除草をする女性を見かけました。
道路は市道のはずです。一般人らしい女性が日曜日にするのも変です。



尋ねてみました。

町内で道路の除草を日になっているけど、だれも出て来られないので独りで除草しているとのことでした。

わたしが住んでいるところは町のはずれの方です。そこでは自分の家の前は除草したり掃いたりしましょうと隣組から連絡があります。その日に時間を決めて、除草をして、掃きます。

でも、ここは市の中心部に近いところです。
道路も広く、車の往来もひんぱんです。こんなところでも道路の清掃が残っているのですね。

この人、多分70歳代、が言われるように最近来た人や若い人は出て来ないらしいです。

「ご苦労様です」と言ってその場を離れました。