日本料理「宮本」ブログ

千葉市若葉区富田町で里山料理を提供する日本料理店「宮本」店主の日記

インゲン豆

2015-03-31 16:12:40 | 日記
春、夏、秋と三度収穫期があるので、三度豆とも呼ばれるインゲン豆。

コンビニ弁当の彩りくらいの存在に思っている方も多数いらっしゃると思いますが、実は宮本の大好きな野菜の一つです。
美味しく調理するポイントは、クタクタの手前、クタッくらいで火入れすること。さっと茹でて冷水で冷ませば彩りは良いでしょうが、にゃきにゃきして美味しくない。

鍋にインゲン豆、水、薄口醤油を適量いれたら、ペーパータオルに包んだ大量のカツオ節と一緒にコトコトと10分くらい煮ます。色はとんでくすんだ緑になりますが、味しみの良い美味しいインゲン豆が出来上がりです。

水菜の胡麻和え

2015-03-29 19:55:29 | 日記

春の柔らかい水菜を、シャキッとゆでてすりゴマ、三温糖、薄口醤油で和えます。
茹でた葉っぱに直に調味料を加えていくので簡単手間なしで、もう一品欲しい時にもってこいです。和えてしばらくすると、野菜の水分で味が薄まるので、食べる直前に調製するのがポイントです。
ほうれん草、小松菜、春菊、菜の花などの青菜の他、千切りニンジン、ささがきゴボウなどでも美味しいです。

日向夏の蜜煮

2015-03-28 17:10:57 | 日記

日向夏。黄色い外皮をぐるりと剥いて白い薄皮ごと食べる柑橘です。ほろ苦くて美味しい柑橘ですが、人により苦味を強烈に感じてしまうらしく、料理屋のおまかせデザートにそのまま使うのは‥かといって白い皮を綺麗に剥いてしまっては何を食べてるかわからない。
そこで白い皮ごと、砂糖で煮てみました。

なかなか一風変わったデザートに仕上がりました。