日本料理「宮本」ブログ

千葉市若葉区富田町で里山料理を提供する日本料理店「宮本」店主の日記

アーチチョークとカツオとみょうが

2010-06-09 00:00:40 | 食材&お知らせ、宣伝

直売所で見つけたアーティチョーク。西洋アザミの花で、花弁の下のがくの部分をレモン汁を入れた水でボイルして食べます。ヨーロッパではポピュラーで人気のある食べモノです。詳しい料理方法はこちら。買ってはみたものの日本料理らしく調理するにはどうしたら?とりあえずあくをぬくのにレモン汁ではなく米酢でボイルしてみたものの、さてどうしたものか。いまだ冷蔵庫に眠っています。
さて今日の本題、カツオです。さばきたての新鮮なカツオはこんな色してます。ちょっと見た目くすんだ感じですが、空気に触れると鮮やかな赤になってきます。そのあとはどんどん黒ずんでしまうので、さばいたらなるべく早く食べましょう。スーパーで買う時も、夕方に店頭でさばいてるような魚屋さんを探して買うのがお勧めです。もちろんその日のうちに食べきりたいものです。
宮本の裏のスペースに植えてあるみょうがです。カツオの薬味は何と言っても生姜とみょうが。しかしカツオの時期には写真のミョウガタケしかありません。良く売られているふっくらとしているのは、八月から九月に出る、みょうがっ子です。ミョウガタケの脇にぽこぽこと顔を出して来る奴がそうです。蕗と蕗の薹の関係に似ていますが、みょうがは子供が後から顔を出します。
これがミョウガタケを抜いたところ。この白い根っこの部分を小口に刻んで薬味とします。ネギより穏やかな香りで、清涼感があり、生姜と合わせてカツオに添えると、とても美味しく頂けます。

最後にちょっと宣伝。以前アップした写真ですがブルーベリーです。お客様からの問い合わせが多いので再度おしらせを・・・6月後半から収穫を開始して、店頭にて販売しますので、お食事と合わせてご利用下さい。ご来店お待ちしております。