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ぺにゃん!

マレーシア(ペナン島)と、関西での日常。

祇園祭宵山(露店)

2010-07-16 | 観光 in Japan
祭りといえば露店。
祇園祭は範囲が広いので、そこここの通りに露店がひしめいています。
昔ながらの食べ物系もあれば、雑貨もあり、レストランがちょっとした食べ物をお店の前で売っていたり・・・。
さらには街中に多い呉服屋さんも、食べ物と同じようなノリで、浴衣の激安セールをしていたり・・・。
ほんと、バラエティ豊かです。









明るいうちは割と空いていてスイスイ歩けましたが、暗くなるにつれ、思うように進めなくなってきました。
ただでさえ、それほど幅のない道の両側に露店が並ぶものですから、人の流れは遅々として進まず、
満員電車の様相を呈してきます。
ちょっと右に曲がりたい・・・と思っても、
「こちらは一方通行になっておりまーす!このまま真っすぐお進み下さーい!!(by警察官)」
といった具合で、もう一筋向こうの道までギュウギュウと進まざるをえないのです。




↑夜店も多国籍ですね。 辺りにスパイシーないい香りが漂ってました!


↑人混みでギュウギュウです。 まさに風船の顔の気分 (>_<)


↑懐かしい金魚すくい。 金魚のプールもちょっと混み気味?


↑これまた懐かしいヨーヨー。 カラフルで可愛い。

私も何か買って食べようかと思ったのですが、あまりの人に立ち止まれなかったり、
おいしそうと思った屋台は長蛇の列だったりで、結局諦めました・・・。
いやはや、本当にものすごい人混みでしたが、久々の人混みもまた日本らしく、少し嬉しくもあるぺにゃんでした。

祇園祭宵山(屏風祭)

2010-07-16 | 観光 in Japan
屏風祭とは、鉾町の旧家が、秘蔵の工芸品や屏風などを年に一度、大体7月14~16日の間に公開するものです。
この機会に是非全部まわってみたいと思いましたが、1日では全てはまわれませんでした。

写真を載せるときりがないのですが、ボツにするのももったいないので、
あまりきれいに撮れてませんが、山鉾の装飾品などと合わせて少し載せます。


↑綾傘鉾のミニチュア。


↑伯牙山のロゴ?が可愛い。


↑伯牙山の由来である、琴の名人伯牙さんがチラリ。


↑友人の死を悼み、お琴の弦を切ってしまったという故事があるそうです。

私がその死んだ友人なら、死を悼んで琴を弾いて欲しいなぁ~と思っていたら、もう一つ、中国の故事があるようです。

琴の名人に王様が、「わらわの為に弾いてみよ」と命じたところ、
「私の琴は王のご機嫌をとるものにございませぬ!」と、名人は自らのお琴をぶった切ったそうです。
前出の御神体のお顔は意思が強そうだし、斧を振り上げている感じからいって、この故事の方がピッタリきます。


↑小道具として、やはり琴が必要ですね。


↑鉾に飾られる道具がたくさん。


↑ビラビラ。 と勝手に命名していたのですが、「御幣」だそうです。
 神主さんが普段振っているものより大分大きいんで、同じ御幣でいいとは思いませんでした・・・。



↑山に飾られる豪華な織物。 これは水引と呼ばれる部分のもの。 図柄は中国風だけど日本製らしいです。


↑後懸「錦織 龍文模様」。 ほんと、良く見ると小さな龍がいっぱい織り込まれています。


↑これは、見送と呼ばれる部分のものかな?


↑トラ(?)の目だけ貝で出来ているようで、光の加減によって、本当にピカーと光ります。
 隣にいた小さな男の子が、「目が光ってコワイィィ~!」と、半ベソで真剣にお母さんにうったえていました。
 目は光ってるけど、口元は笑ってて可愛いよ。 コワクナイヨ~。



↓以下の屏風は、それぞれどこのものかまったく分らなくなってしまいました。


















↓蟷螂山にはやはり、カマキリがずらりと展示されています。


↑で、でかい・・・! さっきのトラの目より、私にはこっちの方が余程コワく感じられるのですが。




↑この羽をばたつかせているカマキリが本物で、こっちに向かって飛んできたりしたら、
 と想像するととても怖いです。



↓占出山(うらでやま)の展示




↑神功皇后が、肥前で鮎を釣って戦勝の兆しとしたという故事があるそう。


↑山に飾られる胴掛や水引、衣装など。


↑国宝らしい刀。 しかし、大事に袋にくるまれていて、どう国宝なのか全然分りません・・・!
 まぁ鞘や刀身が見えたところで、私には価値が分らないとは思うのですが・・・。


これらの展示物や装飾品はほんの一部です。
どの山も鉾も、それぞれ豪華な調度品を誇るので、またいつか、見られなかった分も見なくては!
(来年は無理かな~)

⇒祇園祭宵山(露店)へ続く

祇園祭宵山(その2)

2010-07-16 | 観光 in Japan
「祇園祭宵山(その1)」に引き続き、宵山レポートをお送りします。

街中で山鉾位置マップをもらったので、順番に見てまわろうかと思ったのですが、面倒くさくなりすぐに挫折。
適当に歩きます。


↑道いっぱいに鎮座する山。 これは綾傘鉾(あやがさぼこ)ですね。




↑綾傘鉾の装束やお面の展示。


↑お面アップで。 ちょ、ちょっとコワイ・・・(失礼!)。


↑伯牙山(はくがやま)。




↑京町屋、杉本家が14~16日の3日間、特別公開していました。 建物の維持保存等々で、入場料1500円。
 呉服屋の店舗兼住居として使われていたらしく、奥行きのある立派なお宅です。
 中は写真撮影禁止でしたが、屏風や涼しげな氷柱が飾ってあったり、中々見ごたえあります。
 店の間は、伯牙山のお会所として、御神体(人形)や織物などが展示されています。



↑日が暮れてくると、提灯の灯りが映えますね。


↑芦刈山(あしかりやま)の展示。


↑貧しかった夫婦が離別して、妻は都で宮仕えを始めるが、夫が気にかかり探したところ、
 落ちぶれた夫は芦を売っていた、というお話の、気の毒なおじいさん。
 山鉾巡行の際には、眉毛や口の周りに開いた小さな穴に毛を生やすのだとか(?)
 どうして今から生やしていてはいけなんでしょうか。



↑芦刈山。


↑どこかのお宅の屋根の上のお鍾馗さん。


↑四条傘鉾(しじょうかさほこ)。


↑傘鉾を内側からのぞいてみる。


↑傘鉾の棒振の踊子ボーイズ。

何かが始まりそうなので、カメラを構えて待っていたのですが、何も始りませんでした・・・。
時間になれば、なにかパフォーマンスがあるのかもしれません。
しかし、立っているだけでも周りをぐるっと観光客に囲まれて、芸能人並みにフラッシュを浴びる踊子達。
可愛いですからね~。私もかなり撮っちゃいました!


↑ちょっとお疲れで放心状態な踊子くん。 可愛い過ぎ! 私が画家なら、この子をモデルに絶対描く。絶対傑作。


↑各所で売られている厄除けちまき。 お目当ての所がなければ、どこで買うかかなり悩むであろう。


↑蟷螂山(とうろうやま)。別名かまきり山。 提灯のカマキリがニコッとしてるぅ~!


↑カマキリ乗ってま~す! 巡行の際には手とか羽根とか動きま~す!


↑蟷螂山の土台。 土台の幕にまで「蟷」の文字が入っているのが、ニクイねぇ。


↑山伏山(やまぶしやま)の山伏。 上から読んでも山伏山、下から読んでも山伏山。ん。


↑霰天神山(あられてんじんやま)の提灯か? 提灯好きだなぁ・・・。


↑函谷鉾(かんこぼこ)。


↑函谷鉾お囃子の人達。
 この微妙な高さが、結構こわそうなんですが・・・平然と演奏していらっしゃる。 慣れてはるんでしょうか。



↑菊水鉾(きくすいぼこ)。


↑近くから見上げてみると、やはり高い。

いや~全部見てみたかったのですが、人混みで移動が困難な為、断念しました。
かなり歩き回りましたし、十分堪能したので本日は帰るとします。
明日、17日の山鉾巡行もン十年ぶりかに見に行く予定です! ガンバロウ。


↑四条烏丸の交差点。 帰る前に急に疲れが押し寄せたせいか、ぶれてましたね。

⇒祇園祭宵山(屏風祭)へ

祇園祭宵山(その1)

2010-07-16 | 観光 in Japan
私は京都生まれではありますが、就職してから関西を転々としておりましたので、京都は結構久しぶりです。
そして、昔は文化や観光に興味がなかったため、実はあまり京都のことを知りません。
祇園祭に行ったのも、記憶をひっくり返してみたところ、10年ほど前の宵山が最後でした。

京都の街中に住んでいらっしゃる方々は、いやでも参加せざるを得ないのでしょうが、
私のようにちょっと離れたところに住んでいると、あえてあの強烈な人混みに突っ込んでいくのは避けてしまうのです。
うちの母親も、「祇園祭はテレビで見るのが一番やわ~。」などと申しておりました。

山鉾巡行は、幼少のおりに両親に連れられて見に行ったようですが、まったく記憶にございません。
また若かりし頃は、祇園祭の時期はバーゲン真っ盛りだったので、祭りより買い物優先でした。
宵山には、学生時代に浴衣deデート、てな感じで出掛けたこともあるのですが、
その目的は浴衣を着てお出掛けすることにあり、鉾や屏風見物などした記憶はありません。

このように、近くに居るといつでも行けると思い、いつか行こうと思って先延ばししがちですが、
こうして長く京都を離れ、マレーシアなんかに来てしまうと、かえって日本のことに興味が出てくるものですね。


そんなわけで一時帰国の際には、張り切って京都観光をしている、京都人のぺにゃんです。



・・・で、本日は宵山。


↑四条通り。


↑歩行者天国になる直前。 3、2、1・・・


↑ど~ん! 歩行者天国スタート~!
 この、四条通りの車道を歩くというのは新鮮ですね。 ついつい、本当にど真ん中を歩いてしまいます。



↑長刀鉾(なぎなたぼこ)。


↑鉾の先っぽ、大長刀。
 長刀は疫病邪悪をはらうので、山鉾巡行の時は必ず先頭を行きます。
 生身のお稚児さんが乗るのも、今は長刀鉾のみ。



↑人満載ですね。


↑残念ながら、長刀鉾は女人禁制。 なんだか妙に気迫のこもった注意書き・・・。
 「申し訳ございません」と太字で詫びつつ、最終的には「昇れません」と、またまた太字で断固拒否。



↑なるほど、女性はあの空中通路を渡れないわけか・・・。ダメと言われると、余計上ってみたくなりますね。
 関係者の中にはきっと、伝統と男女平等思想の板挟みで、毎年気をもんでおられる方もいることでしょう。


長刀鉾は、四条通りの大丸のすぐ近くにあるのですが、
ここから烏丸通の西側、山鉾がたくさん出ているエリアへ向かいます。
が、長くなってきたので、一旦区切ります。

⇒祇園祭宵山その2

お花見@木屋町夜桜

2010-04-07 | 観光 in Japan
夜桜を見ようと、木屋町を歩いてみました。
やはり木屋町、ネオンのおかげで、とくにライトアップしなくてもライトアップ効果が。


↑三条からスタート。




夜桜は、中々きれいに撮れません~。


それにしても・・・


あ~寒い・・・


う~冷える・・・


↑凍えそうになりながら、四条通りに到着。



今日は哲学の道~南禅寺~インクライン、そして木屋町と、一日中桜を見て歩き周りました。
万歩計をつけていたら、かなりの歩数いってると思います。
さすがにもうこれ以上、どこに行く元気もないので帰ることにします。
家に帰ったら、熱いお風呂につかって冷え切った身体を温めなければ・・・。


↑南座を鴨川方面から。


↑夜の道路。

哲学猫

2010-04-07 | 観光 in Japan
哲学の道をお花見散歩中、猫発見。



私は猫好きですが、愛が溢れすぎるのか、結構猫に引かれる(逃げられる)ことが多いので、
あえてちょっと遠いところから、何気ない振りをよそおって、注意をひきます。
そうしたらあっさり、しかも奥からどんどん兄弟姉妹がやってきました!




↑みんなソックリな模様。 絶対兄弟だー。

実に嬉しい猫まみれ。
猫団子状態。
猫押し寄せる。
え~いいの?っていうくらい、触らしてくれる。

ずっと外を歩いていて、体が相当冷えているので、猫を触ると暖かい~。
猫の方も温まりたかったのかもしれませんが、ごめん、今私の方が冷えてるわ。


↑外人さんも「カワイイイネ~(←って日本語で言ってる)」


↑まとわりついて離れない猫たち。


↑母登場か?


↑ベンチの上で目を細め、何か考え中? お花見してんの?

あまりに人通りが多いので、さすがに声に出して語りかけはしなかったけれど、心の中で、
「みんな、日本画に出てきそうな猫さんやねぇ~。きれいやねぇ~。」
などとつぶやきつつ、猫一家と楽しいひと時を過ごしたのでした。
こんなに寒くなければ、もっと長い間一緒に居たかったのだけど、寒さに負けました。
立ち止まっていると益々冷えてくるので、散歩を再開したいと思います。

⇒お花見@南禅寺へ

お花見@哲学の道

2010-04-07 | 観光 in Japan
今日は朝から冷え込みます。
そしてあいにくの曇り空ですが、気合いを入れて、哲学の道へお花見に行くことに。




↑大文字が見えます。




↑漢学者であり日本画家でもあった、橋本関雪が住んでいた、白沙村荘(はくさそんそう)。
 今は記念館として公開されています。
 哲学の道の桜は、大正時代に関雪夫人が、京都市に苗木を寄贈したことから始まったようです。









↑のんびり泳ぐカモ。 でも、水が冷たそう~!


↑こんな所にまで人力車がきてるんですね。


↑立派な幹。








↑幹から直接咲いてる?



哲学の道、久しぶりに歩いたけど、長いですね~。
そして、桜並木も延々と続きます。 すごい。
延々と続く桜、延々と続く観光客って感じで、桜と人の列でした。
でも、道が長いおかげで、人が多くても歩きにくさはなく、自分のペースで進めました。


桜以外の花も所々あり、変化があって楽しめます。











明治生まれの哲学者・西田幾多郎さんが、この道を散策しながら思索にふけったことからついた、「哲学の道」という名。
私はまったく思索にふけらず歩いてしまいましたが、ぼーっと歩くのもいいものです。
相当寒い日で身体がすっかり冷えましたが、哲学の道の桜並木、素敵でした。


川面に、落ちた桜の花びらがたまっているところが好きです。

⇒大豊神社へ