coco ノート

ロッキーと行く
不思議な空の旅...♪

そんな時代がありました。<建設中のビルの屋上で。>

2016年10月01日 12時06分09秒 | Photo diary
 

18歳の頃 僕は
岡林信康の「山谷ブルース」にあこがれて

飯場でアルバイトを
はじめたのです

寝泊りしての肉体労働
大きな部屋で大勢寝ていて

いびき、寝言、オナラ
それはとてもにぎやかでした...

ご飯は食べ放題
特にカレーの日は嬉しかったな...

仕事はホテルのビル建設、
日本中からいろんな人が集まっていました

夜は ひとつの部屋へ集まって
花札賭博のご開帳..

酒を飲んで騒ぐ人、
刃物を持った怖い人も居たり

 ☆****☆

僕は建設中の
ビルの屋上へ上がって

いつも詩を書いていました
沈む夕陽がとてもきれいで

ずっと眺めていた...
でもあの詩、どこへ行ったんだろう..

 

「深夜二時の反省会。」の巻。

2016年10月01日 03時05分19秒 | Photo diary


降り続く雨..
聞こえる虫の音 

はかない命
虫も頑張っているな...

 ☆****☆

あれは 1ヶ月前、
医者へ行った帰り道

「このままにしていて
ガンなら

一年はとても
生きられませんよ。」

そう余命宣告されて
すっかり落ち込んだ帰り道

 ☆****☆

近くの橋まで来ると
妙に渋滞していた

思考力の低下、
落ち込んでいて

待つことに余裕のない僕は
すぐに土手のわき道へ入った

車が一台も走っていない
「あれ、変だな...」

そう思いながら
はるか前方を見ると

警察官が三人立っていた
「うわっ、これか...、」

この道は時間指定で進入禁止
四時十分、十分過ぎている

「ほっとモットで
弁当買っていたからな...」

そして僕はこの時
思わぬ行動に出た

 ☆****☆

車を猛スピードでバックさせた
警察官がそれに気づき走りだした

そして細い道を見つけ
土手から降りて逃げられた

 ☆****☆

危機一髪、これは
神様の贈り物 かな....?