消防設備士試験情報NBS-BLOG

正しい消防設備士を目指す若人に贈る!資格試験傾向と対策。

甲種特類合格手記(NBS-N)

2009-03-26 10:33:13 | 合格手記
NBS-Nこと中村です。
消防設備士最後の試験、甲種特類に合格することができました。NBS-Dこと能勢君が、甲種5類合格で、「いい年の締めくくり」をした後に続き、NBSとして「幸先のいい年始め」にできホットしてます(笑)。

【試験勉強】
いざ試験勉強を始めようと思っても、範囲が広すぎて何から始めればいいのか、また、年末からの仕事量の多さもあって勉強時間がとれず、気持ちだけが焦っていた感じでした。
とにかく、『火災・防火』に関する部分は社長から借りた甲種特類の講習用テキストを一通り読み、あとはいつもの『建築消防』にお世話になりました。設置基準・技術基準をそれぞれの設備の相違点を比較しながら復習しました。法令については『消防設備の知識-早わかりノート』の例題等を解いて再確認しました。

オーム社の『受験読本』と『突破研究』もあったのですが、そこまで勉強する時間はありませんでした。実は、試験日直前に風邪を引き、私にとって非常に重要な(苦笑)試験直前の勉強時間の当てが外れてしまいました。

【試験当日】
試験当日は、半ば開き直って試験に臨みました。
『法令』『火災・防火』は何とか順調に解けたのですが、『構造・機能』で頭を抱えてしまいました。4択とはいえ、「(1)ウのみ(2)アとイのみ(3)アとエのみ(4)何もなし」のような、今までの消防設備士試験ではない解答形式もあり、知識・経験・理解力が必要な試験だと痛感しました。

試験報告後社長に「消防設備士にとって『構造・機能』は点の取りどころなのに情けない・・・」と呆れられてしまいました(泣)。

【合格発表】
正直、パソコンの画面に自分の番号を見つけたときには本当に驚きました。
何度も何度も確認してしまいました。

今回の試験で消防設備士の試験はすべて終わりましたが、まだまだ未熟者ですので、これからも現場で経験を積み、資格に見合った消防設備士に成長していきたいと思います。そして、次の目標に向かってまた頑張りたいと思います。

※この日の出題問題は資格試験出題問題のカテゴリーをご覧ください。

甲種特類試験問題

2009-03-26 09:46:40 | 試験出題問題
<試験日 平成21年2月8日 /試験場所 東京 / 受験者 NBSスタッフ 結果/ 合格>
※思い出すことが出来た範囲ではありますが、試験問題の一部を記載しております(順不同)
※選択肢は自信がないので記載しておりません。

■設置できない感知器の種類について(天井高さ8m)
■受信機について(受信機の説明で正しいもの)
■連結送水管の設置基準についてについて
■屋外消火栓の技術基準について
■粉末消火設備の設置基準について
■泡消火設備ヘッドについて
■避難はしご(縦棒が1本)の縦棒の幅について
■非常コンセントの技術基準について
■消火ポンプの技術基準について
■緩降機の降下速度試験について
■避難器具の設置免除について
■救助袋(斜降式)の表示について
■誘導標識の設置免除について
■消防活動の活動拠点について
■設備等設置維持計画事項について
■防火区画につて(区分について)
■防災センターの構造について
■出火室内煙伝播について
■渡り廊下で接続する建築部分を別の防火対象物とすることができる用件について
■非混合燃焼の性状について
■煙の性状について(発煙量の濃度について)
■煙の流動について
■火災における煙の危険性について
■総合操作盤の運用管理支援機能について