チョロリンの樹

「チョロリン」 これ小さい頃、多動でチョロチョロ動きまわる息子に、私がつけた愛称

モーニングサービスで・・・。

2007-03-20 18:13:17 | 友達
10時30分 にデパートの前で待ち合わせ、なんで? 近くの喫茶店のモーニングサービスが11時まで・・・。コーヒー or 紅茶、サンドイッチ、  結構おいしい。 食べながらしゃべる、しゃべる、 
   
彼女は車椅子の息子さんといつもいっしょ、小学校、中学校付き添われ、高校、大学へやるために転居され、本当にがんばってこられた。息子さんは無事大学を卒業されたが、 後に息子さんを亡くされた。
大変な思いをされたと思うが元気に明るく過ごされている。 彼女の生き方はいつもしなやかで自然体である、見習わなければと思う。彼女と楽しくおしゃべりしていると癒されている気分になる。
我が家のチョロリンさんもいつも暖かく見守ってくれ的確なアドバイスをしてくれる。

年に何回か電話  をしては出かけたりおしゃべりに興じている、本当に良いお友達である。

「また前歯がとれました」

2007-03-17 10:37:12 | 家族
また前歯の差し歯がとれたらしい、チョロリンさんの施設から電話があった。「明日病院に連絡して緊急で入れてもらえるよう頼んで折り返し施設に連絡します」

あくる日施設にチョロリンさんを車で迎えに行き、そのまま遠くの大学病院の障害者歯科まで走る。ここは障害者の歯科の最後の砦みたいなところだなといつも思う。たくさんの障害を持った人たちが来ている。チョロリンさん、ここへ来ると何の抵抗もなく、穏やかにリラックスして治療を受けている。もうここへ何年か通っている。
 
学校へ行っていた頃は市内の歯医者さんで治療ができていた。ある時すごく痛かったのか嫌がって歯医者さんの前まで行っても中へ入らなくなってしまった。歯医者さんを変えていろいろ行ってみたがすべてダメだった。小さい頃この大学病院の小児歯科に通っていたのを思い出し連絡してみると何十年前のカルテが残っていて、すぐに診てもらえた、有難かった。

この大学病院近ければいいのだが長い年月の間に病院も移転し、我が家も引越し、遠くなってしまった。私では高速を乗り継いでの運転は無理、仕方なくダンナは会社を休んで親子3人での病院行きである。

障害者に対する施策、どうにかならないものかと思う。施設に入所していてこれである。 70歳と60半ばの親・・・こんなことがいつまで続くやら・・・。


パソコンで水彩画?

2007-03-09 15:15:58 | 
パソコンで水彩画が描けるなんて思ってもいませんでした。何十年前、学校の図画の時間に描いたぐらい、特別絵が好きでもなく、結婚後はずっと子育て、それも障害児を育てるのにいっぱいいっぱいで気持ちのゆとりもなく絵を描くなんて考えたこともありませんでした。 歳も重ね、子供が施設でお世話になるようになり、少し気持ちと時間にゆとりができ、身近にあったパソコンで教室で教えていただきながら、絵の基本も何もわからないまま、ただ色を塗っただけの絵です。 でもなんか楽しい、 楽しく描けたらそれでいい・・・・わたし流??・・の絵です。

1泊2日では忙しいです。

2007-03-05 16:39:09 | 家族
「今日は恋人に会いに行く日か? 気をつけて行ってこいよ」 ダンナの優しい言葉? に送られて車を走らせる。 行く先チョロリンさんのいる施設。[お腹の具合も良くなって元気です。お気をつけてお帰りください。」職員の声に送られて帰ってくると忙しい。 少ない単語を駆使して「コーヒーか・・お茶だ」洗濯物があると早く洗うように催促し、自閉的傾向があるのでこだわりがある。きっちりしないと気がすまないところがある。自分の服もズボンもきちんとハンガーにかけ洋服ダンスに入れ、タンスの中の下着、パジャマ類もいつもきちんとたたんで入れてある。
コタツでコーヒーを飲み、お菓子をつまみテレビを見ている。しばらくすると「○○あした?あさってか?」 施設に帰る日が気になる。何回も聞く。本当は2泊3日位で帰ってくると少しゆっくりできるし、親も楽だし・・
だが自立支援法になってから病院行きとか、お盆、正月休み以外はほとんど1泊である。たとえば2月2日につれて帰って4日に連れて行ったとする。2日は施設で朝食をとり、4日は夕食をとる。施設に居ることになるが3日は親元に帰っているから施設には居ない、 居ない日は施設に対して国(県)からお金が出ない。経費は同じだけかかる。だからなるべく1泊で・・・。親の所にもなかなかゆっくり帰れない、親もいつまでも生きているわけじゃないのに・・・。施設入所者のお母さんに会うといつもこの話が出る。「うちも1泊よ、だからバタバタして疲れるのよ」 遠くから電車を乗り継いで迎えに来る親御さんは1泊では本当に大変である。

我が家のチョロリンさん、翌日お昼、お父さんと3人で外食、気分が変わるのか嬉しそうな顔 をして食べ、 3人で施設へ送って行った。
この笑顔が見たいためにまた忙しいと言いながら迎えに行く。