Natural Angler

取り巻く自然にも目を向け、ゆったりとフライフィッシングを愉しんでいます。

紅葉と石臼引きの蕎麦を楽しむ

2017-11-29 22:05:13 | Daily Life

今年は紅葉狩りのタイミングがなかなか合わず、まだまともな紅葉見物ができていない。

毎年、家内とおばあちゃんの誕生月ということで、おいしいものを食べながらの紅葉見物が恒例だったが、

さすがに今年は3人では無理そうだ。

ということで、何とか時間ができた土曜日に、藤枝市の奥、滝の谷に紅葉と蕎麦を食べに出かけてみた。

滝の谷川という小渓流の最上流にある小さな集落なのだが、

翌日曜日には紅葉祭りがおこなわれるようで、準備に忙しそうだった。

ここは水車村という施設、といっても古い民家があるだけなのだが、

見事なイチョウと色づいた紅葉が良い雰囲気をつくっていた。

紅葉も見ごろ。

澄んだ流れにはオシドリがつがい(ではなく三角関係で)で餌をついばんでいた。


そして紅葉見物以外の楽しみは、かなり久しぶりの「蕎麦」

こだわりの石臼引きの蕎麦を食べに「卯乃木」へ。

4席しかない店なので、待つことは覚悟できたものの、

1時間半後の2:00ということ。

紅葉を見ながら二人でのんびりと時を過ごす。

2:00を少し回ったところで、若いおかみさんから「お待たせしました!」の声

この店は、3っのテーブルのある広間と、

贅沢な1席のみの個室のみ。

待ったかいがあって、運よくこの個室に通された。

待っている間は大きな窓に向かっておいてあるソファーに座って秋の景色を楽しむ。

ロフトにいるような感じだが、そこかしこにオーナーのこだわりも感じられる。

しかし6畳はあろうかというこの個室。もったいない感じもするが、

若いオーナー夫婦の考えあってのことなのだろう。

席が少ない分、のんびり、ゆったりと食事を楽しめることは確かだ。

そしてお待ちかねの蕎麦は

せいろです。

石臼引きの蕎麦はこしもあってなかなか旨い。

そして自慢の天ぷらは季節の山菜。

海のものは無し。

塩でいただく。

食材によってころもも変えてある。

以前にも来たことのある店だが、オーナーがこんなに若かったかな?

こんな山奥の店で、かなり待つことを覚悟できる方、一度行ってみてもよろしいかと。

平日なら予約できそうですよ。

 

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西へ東へ

2017-11-28 22:22:45 | FlyFishing

久しぶりに風邪を引いてしまい発熱。37度8分とちょっと高い。

そんなわけで、予定していた井川漁協のお手伝いもドタキャン。

参加のみなさん、ゴメンナサイ、そしてお疲れさまでした。


それでも思ったより回復は早く、酷くならずに済んだ。

となれば釣りに出かけたくなる。

しばらくブログの更新もストップしていたので、まとめてアップしてみた。

今年の冬は「東の潤井川」と「西の原野谷川」という二つのフィールドで楽しませてもらっている。

前回、原野谷川のレポートを載せさせていただいたが、

今回は両方を少しずつ。


写真は2日分だが、まずは東の潤井川。

この写真は潤井川へ向かう途中だが、人工物、特に電線などが無い絶景ポイント

やはり富士山はこのくらい雪が載っている姿が美しい。

そしていつものポイントに到着すると、渋谷直人さんのスクールをやっていた。

日曜日ということで、各ポイントには結構な釣り人が。

魚もシビアではあったが、先ほどの富士の麓での釣りは気持ちが良い。

先日はニューロッド「R.L.Winston」#4への入魂もできた。

この透き通ったグリーンのブランクに憧れていたので、うれしかった。


そして今度は再びの原野谷川

日曜日ということで釣り人が多いかなと思ったがさほどではなく、

雨上がりで多少の濁りはあったものの、十分楽しむことができた。

さすがに前回プールに溜まっていた魚たちは散っていったのか、抜かれたのか

大分少なくなってはいたが、写真のようなポイントでは適度に顔を出してくれ、

釣りとしてはむしろ雰囲気を含め楽しめる状態だった。

今回は中流域から上流の渓相の良い区間に入ったが、そこそこ反応もあった。

こんな外道もたくさん出てくれた。

しかしこれはこれで美しい魚です。サイズもでかいよ。

もちろん本命もこんなサイズばかりだが、たくさん釣れました。

これで天竜が復活したら、この冬は忙しくなる。シーズンオフとは言えないな(^^;

それと芦ノ湖も気になっているので、禁漁になる前に行っておこう。

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新しいオフのフィールド

2017-11-07 21:06:39 | FlyFishing

毎年渓流がシーズンオフになると、冬期ニジマス釣り場がオフの間の楽しみになる。

静岡県の中部では、天竜川がこのところ何年かの楽しみになっていたが、

今シーズンはダムの放水計画が1月末まであるとのことで、

残念に思っていたところ、比較的近い原野谷川で試験的にニジマスを放流するとの情報があり、早速出かけてみた。

今年はまだC&Rは強制ではないとのことだが、極力放流してほしいとのこと。

こちらはもともとC&Rが前提なので、そんな釣り場ができること自体がありがたい。

自然渓流をそのまま釣り場にしているので、そんな環境で釣りができることだけでもうれしいことだ。

この日は様子見もかねて昼頃からの入渓となったが、

入漁券(1000円)を購入しながら「ならここの里」で情報を入手する。

スタッフの方がとても親切に説明してくれた。

時間があれば帰りに「ならここの湯」に浸かるのもまた良さそうだ。

道路からプールをそっと覗くと魚影が見える。

これならドライでも行けそうな気がしたので、下流からそっと釣り上がる。

しかし浅いプールなのでラインの影だけで気づかれてしまう。

それでも流れ込みではライズもあり、少し遠目からフライを落とすと

すかさずアタックがあり、初レインボウがヒット!

サイズは8寸といったところだが、こんな渓では十分良型の感触が楽しめる。

このあともドライに反応してくれるので欲が出て釣り上がることに。

しかしまだ放流まもないということで、魚は散っておらず、反応はまばらだ。

それでも。この程度の流れのあるところでは、アタックがあり、十分たのしめた。

しかし、参ったのはオイカワとカワムツの猛襲もついてまわること。

多分20尾以上は釣れただろう。

それもまた楽しいと思えば充実度も増すというもの。

放流ポイントだと思われるプールでは開きでドリフターを待つ数匹がライズする。

1尾掛けるとしばしあとが続かないが、のんびり待つと又出てくる。

そんな感じで4時間ほどの釣り上がり。

ドライで7尾のキャッチは上等だ。バラシも数匹あったし、

なんといってもオイカワたちが出まくるので、結構退屈しない充実した釣りになった。

区間は6キロ以上あるので、また来てみたいと思う。

今年は試験放流とはいえ、是非C&Rしていただくことで、

来年以降、本格的な釣り場となることを期待したいと思う。

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冬のニジマス釣り場

2017-11-04 12:30:30 | FlyFishing

渓流シーズンが終了すると、待っているのは湖か冬期ニジマス釣り場または管理釣り場ということになるのですが、

私の場合は例年天竜川のC&R区間が中心なのだが、

昨年から富士山の麓潤井川のC&R区間にも出かけるようになった。

今シーズンは、天竜川のダムの放水が1月末まで続くということで、年内は潤井川中心になりそうだ。

というわけで、開幕早々にやってきたものの、先日の台風による大増水で水門が開けられたとのことで、

魚が下流に落ちてしまったようだ。さらに事前放流もなくなり、この日はちょっと苦戦覚悟。

初冠雪の雪もすっかり溶けてしまい、夏山のような富士。

現地に着くと見覚えのある顔が。フーマーさんだった。

前日も来ていたらしく、情報をいただく。やはり魚影は少な目のようだ。

ライズがあればドライもやりたいが、とりあえずウェットでスタート。

水量はすっかり落ち着いていつもの流れと変わらない。

釣り人はそこそこいる。状況を聞くとあまり芳しくないようだ。

こんな状況だと、魚のいる場所はかなり限られそうだ。

流れを見ながらウェットを送り込むと、早々に魚信が。

8寸弱とかなり小振りだが、とにかく今シーズンの1尾目ゲット!

同じポイントで2尾目もヒットしたが、これはバレる。

草がまだ刈りこまれていないので、移動はなかなか難儀ではあるが、

釣りづらそうなポイントではそれでも反応がある。

5時間ほどで5尾キャッチ、5尾バラシ。

サイズは30cm以下が中心ではあったが、1年ぶりにウェットの釣りを楽しめた。

週末には放流もあるようなので、これからはもう少し楽しめるだろう。


コメント (2)
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