今シーズンも悪あがき

静岡県には１０月以降も一定期間釣りができる川がいくつかある。
そんなわけで、そろそろ秋色になろうかというアマゴたちには申し訳ないのだが、
少しだけ悪あがきをさせていただくことに。

この日は久しぶりにｋａｎｚｏさんと出かけようとしていたまさにそのときに
よねさんから電話があり、「遅がけだけど行きませんか？」とのお誘い。
もちろんＯＫということで、３人での悪あがきとなった。

先日の台風１５号による大増水で、どこの川ももとの姿をとどめているところはない。
この日入った渓も本流は未だ大増水で釣りにならず。
支流へ車を向けると、やはり行くところが決まってしまうのか、
釣り人の車があちらこちらに。

とにかく竿を出してみようということで、渓におりてみる。


水量、水流のすさまじさの名残が酷い。
岸際の木の根が露出しているところが多く、
流れの跡は自分の背丈を超える。

さてこんな中、アマゴ達は無事でいてくれるのだろうかと思うのだが、
事前のよねさんの調査ではしっかり残っていてくれたようだ。
そんなわけで期待しながらｋａｎｚｏさんと釣り上がるが、
反応はなかなか無い。どうやら先行者がいるようだ。

早々に別の支流へ移動するも、少し釣り上がると
なんとつり下がってくるエサ師さんと遭遇。
ここもあきらめよねさんのご案内でまたまた別の支流へ。

ニジマスが多いとの情報だったが、早々にチビニジがヒット。
しかしその後は時折反応はあるものの、シブ～い状況が続く。

そんな中、草が崩れ込んでいる小さなポイントで
この川としては良型といえるアマゴが飛び出してくれた。

本命、しかも良型ということで、この１尾で十分悪あがきした甲斐があった。

全体的には厳しい状況ではあったが、
天気も良いし、気持ちよく楽しい１日となった。

よねさん、後半はガイド役になっていただきありがとうございました。
もう少しだけ悪あがきさせていただきます。
またよろしく！