Natural Angler

取り巻く自然にも目を向け、ゆったりとフライフィッシングを愉しんでいます。

狩野川と地元の小渓

2007-03-16 00:15:54 | FlyFishing

すっかり冬に戻ってしまった感のあるここ数日。フライフィッシングもそれに合わせるように
いつもの解禁時の状況になってきている。寒気はまだ居座っているようなので
しばらくは3寒4温の春先の気候になりそうだ。

といっても釣りには行きたい。というわけで比較的暖かな伊豆半島に遠征することにした。
友人の案内で狩野川の本・支流にチャレンジ。
当日は前日までの強風が嘘のように穏やかな小春日和となった。
ジャケットなしのフリースシャツにベストというスタイルで日中は十分であった。

道路脇の菜の花畑がこの地の暖かさを伝えてくれる。

昨年から何とか本流で1尾をという願いもあったのでまずは本流へ。
ところがなんと本流では数ヶ所で工事を行っているらしく、
予定していたライズポイントはことごとく濁りで釣りにならなかった。いつまで続くのだろうか?


さらに13度と聞いていた水温が、このところの冷え込みで一気に9度まで下がっていた。
低水温と濁りが重なり、ライズはほとんどなし。
それでも平日とは思えないほど釣り人の影がある。

イブニングに工事が終わっていればと、日中は支流へと逃げることにした。
しかし同じことをやはり考えるようで、各支流にもこれまた平日とは思えないほど釣り人が...
結局本流、支流とライズとポイントを探し回ってしまった。
イブニングタイムでも濁りは引かず、さらに地元の人らしき釣り人が、
しっかりとライズポイントに入っていた。潔く万歳!して帰路についた(泣)

翌日、少し時間が空いたので、ゲンなおしに地元の小渓に出かけることにした。
昨年は確実にチビアマゴに対面できた渓に行った。
しかし何と水温6度。それにかなりの減水。予想通り反応はほとんどなし。
水温の上がりやすいさらに下流の支流に移動したものの、
こちらも状況は変わらず、結局二日に渡って釣りができなかった。
こんな時はじたばたしない方が良いのかもしれない。
最後の小渓ではカゲロウのスーパーハッチに遭遇。
ライズはなかったが息も出来ないほどの群舞の中に入ってしまった。
刈田bookで調べたがよく解らない。

ヒメフタオの仲間だと思うのだが、マエグロではない。


岩のすきまに群れていたスピナー。
すべて生きていて、この状態から飛び立って行くものもかなり多くみられた。
いわゆるよくみるスピナーの死骸ではない。
どなたかわかるかた教えてください。

さて、次はどこへ行こうか。


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4 コメント

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苦戦ですねぇ (よねさん@鱒美)
2007-03-17 07:27:56
狩野川に行かれた日は、静岡市内も結構穏やかだったので、きっと良い釣りされてるだろうなぁと思っていましたが、残念でしたねぇ。平日でも人が多いというのは、雑誌などの影響でしょうか。
地元の小渓でも空振りだったのは、重ねて残念でしたね。おいらも今日、出かけようかと思ってましたが、暗雲立ち込めました。天気も悪いし、冷え込むそうだし・・・(^^;
画像のカゲロウ、昨年3月25日に市内O川で確認したものと同じかと思います。その時も、水溜りで大量に発生していました。でもその川では釣れませんでした。
その日の記録です↓
http://chibiamago.cocolog-nifty.com/yonesan/2006/03/post_7904.html#comments
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同じですね。 (カズ)
2007-03-17 17:48:32
このカゲロウもO川です。もしかしたら同じ場所だったかもしれませんね。よねさんが見たのと同じように、集中ハッチして飛び立てずにかたまっているような感じでした。ほとんどが生きていましたからね。
画像で見る限り同じカゲロウだと思います。
刈田さんの本と宮下さんの本をくまなく見ましたが、
見あたりませんでした。なんだろね?
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 (fly-tomo)
2007-03-18 06:59:27
私の場合も情報源は一緒です(苅田・宮下)。
マエグロヒメフタオではないかと思うのですが…
キョウトヒメフタオのスピナーは苅田ファイルに写真が無かったですね。
今度は何匹か土産に持ち帰ってきてください、実物が一番。。
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現物チェックですね。 (カズ)
2007-03-18 22:11:01
fly-tomoさん、ありがとうございます。
現物採取という手がありましたね。
日頃採取する習慣がないので、デジカメキープのみでした。あのくらいアップで撮れれば普通わかるんですけどね。マエグロヒメフタオは翅に特徴がある(ダンもスピナーも)のですぐわかるのですが、これは違うようにみえます。でも時期的にも陸上羽化らしき様子からもヒメフタオの仲間だとは思います。
PS.キョウトヒメフタオの写真は刈田ファイルⅠのP100に載っています。
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