最初で最後のロングウォーク．．．その先は

　奥飛騨に続く還暦コンビ、といっても今回はＫＡＮＺＯさんと一緒です。
今年はお気に入りの南アもなかなか目覚めが遅いようで、良い情報が入ってきません。
それでもネコバス開通と聞くとその前に一度は．．．という気持ちもあって
同じことを考える人もきっといるとは思ったが日曜日にＫＡＮＺＯ さんを誘ってロングウォークに挑戦してきた。

ＫＡＮＺＯ宅を4時に出発
このところの雨でなかなか見ることのできなかった朝焼けが
走りながらもシャッターを切りたくなるほどの素晴らしさだった。
正面には世界遺産に登録されたばかりの富士山が朝日をバックにシルエットとなって浮かび上がっている。
（ちょっと見えにくくてゴメンなさい）

車止めには7時前に到着したが、すでに釣り人らしき車が2台
そして自分達の駐車地点にも2台
でもそのうち1台はすぐに戻ってきたルアーマン
もう1台は単独釣行のフライマン、お話をして一緒にロングウォークすることになりました。

一年ぶりのロングウォークだったが、とりあえず行きは何の問題もなし。
3人快調に目的地を目指す。

そしてようやく到着。フライマンＮさんのご好意もあって上下に別れての入渓となった。

 

水温は10度とちょっと低め、水量も先日の雨の名残かやや多め。
でもにごりもなく、十分期待できるコンディション とみた。

しかし事前の情報どおり思ったほどの反応はない。
肩、開き、巻き返しとフライを浮かべるも、なかなか反応がない。

しかし緩めの底石のあるポイントでようやく小振りだが南初イワナが出てくれた。
その後も同様のポイントからは反応があるが、良型に限ってバラすこと数回。
まだ魚のほうのコンディションは今一歩とみて、
フライを定番だがポッカリに強いエルクヘアーカディスに変更し、
水深のある程度あるユルーい流れに浮かべてじっくり待つ作戦に変更すると、

 

こんなのが出てきました。

 
久しぶりのヤマトさんです。
１％くらいニッコウさんが入っているかもしれないが、
肉眼で見る限りは白点はない。でも色黒で冬の間穴の中でジッとしていた感じが伝わる良い魚だった。

 

その後も8寸クラスがボチボチと出てくれ、自分としては十分に愉しむことができた。



反応はけっこうあったが、とにかくまだ乗りが悪いだけ。
水温があと2度上がったらいいかもしれない。

釣りあがりを含めれば３０キロ弱を歩いたことになる。
運動不足だったＫＡＮＺＯさんは、帰りは辛かったようだ。
自分もマメを作ってしまい後半はちょっとやばかったが、
同行していただいたやさしいフライマンＮさんにも助けられ、充実した1日となった。
Ｎさん、お世話になりました。
どこかでまたお会いできたらと思います。

そんなわけで南ア今期初挑戦は冷たいビールのお迎えで終了となりました。

次はネコバスでちょっと楽しようっと！