台風を挟んで

台風前の土曜日、久しぶりに土曜釣行の許可が下りたので、よねさんに電話を入れさせていただくと、
無糖さんとネコバスの予定とのこと。

同行の許可が出たので、ご一緒させていただくことになった。

土曜日だというのに釣り人は少なく、峪割もすんなり。
私としては久しぶりの区間に入ることになった。

水量は平水。あとはイワナの機嫌なのだが、今年は特に釣り人が多いようで、
午前中は激シブ。反応少なく、出てもノラーズという最近のパターン。

名人のよねさんもかなり苦戦している。

それでも午後になり、一雨降ったあとから活性が上がり始めた。

無糖さんもヒット！

私もボチボチとヒット。

終わってみれば１５尾と上々の結果だった。

入退渓と途中の堰堤越えがちょっと難儀ではあるが、

この区間は結構好きだ。

あと１回くらいは来れるかな。

 

 

そして週を開けた水曜日、こちらも釣友ヤマさんとの釣行。
少し前から予定していたが、直前の台風による豪雨で、大井川、富士川ともに
大増水と濁りで釣りにならず。

さてどうしようかと思っていたところ、ヤマさんから降雨量を調べたところ
もしかしたら大丈夫かもしれないと予想したのが、先日若様、八兵衛さんと出かけた白イワナの渓。

とりあえず行ってみようということになり、高速を北へと向かう。
インターを降りて近くの川を見ると、水量は若干多いものの、濁りはない。
これなら大丈夫だろうとコンビニで日釣り券を購入する。

この日は静岡も猛暑日予想だったので、標高はあるとはいえ、ある程度の暑さは覚悟していたのだが、
到着してみるとなんと気温は２３度。

木陰の中を釣り上がることもあり、肌寒く感じることもあるほどだった。

平日ではあったが、行き場のない釣り人が集まってきたようで、
ポツポツと見かける。

さて状況はというと、前回より水量が多い分ポイントも多くなり、
期待させる雰囲気ではあったが、反応の中心はチビイワナが多く、なかなか良型が出てこない。
ようやくヒットしたが、ティペット切れでバラす。

ゲート上は今回も２台の車が停まっていたので、下流からだったが、
釣果はボチボチといったところ。

木漏れ日に苔の緑が美しかったので、ワンショット。

午後からは上流を後追い覚悟で釣り上がると、意外に反応があり、
この渓の主である白イワナがつれ始めた。

サイズこそたいしたことはないのだが、前回１尾だけだった白イワナなので
５尾も釣れれば十分だ。

ツヌケとまではいかなかったが、台風直後にこれだけ釣りになれば十分。
なおかつ、頭にも首にも汗をかくことなく１日遊べるなんて
下界の人には信じられない環境だったので感謝すべきだろう。

帰り、山を下り始めると、５分毎に１度ずつ外気温が上がって行き、

高速に乗るころには３０度と通常の気温に戻っていた。

ヤマさん、良い判断だったね。

次の機会には堰堤上までやってみましょう。