甘酸っぱい日々

面白くても何ともならない世界で 何とかしようとする人達のために

BEST9 ~ネタとコーナー~ (14/4/27)

2014-05-03 01:47:00 | ライブ感想♪
***
『BEST9 ~ネタとコーナー~』
4/27(日)14:30~ @ヨシモト∞ホール
囲碁将棋、エリートヤンキー、えんにち、しずる、ジューシーズ、天狗、ゆったり感、ライス
***




東京NSC9期生が、ネタとコーナーを行うシンプルなライブ。
2回目の開催に行ってまいりました。
無限大に入ると、もうニューヨークやジャンポケの代の写真ばっかりで、
あー、本当にわかんなくなっちゃったななんてしみじみ(笑)
そんな中でも、無限大でこのライブを続けてくれるのはありがたいです。
やっぱりここでみんなのこと見ていたいな。


・オープニング  MC:エリートヤンキー
簡単にライブの趣旨を説明した後、
「今日ここに来てるのは全員えんにちのお客さんですよね!」などと煽りまくる(笑)
前回のBEST9にはなかったのですが、今回は投票用紙があり、ネタが面白かった3組に○をつけてくださいという説明が。
9期だけのライブで、ここまでなかなかガチな投票をするとは思わなかった。

早速一組ずつネタなので、ざっと感想を書いていきます。


・天狗 ラーメン屋をやりたい
ラーメン屋という導入ですが、途中からそんなの関係なくなってくるくらい、二人とも自由にやりたい放題(笑)
本当に楽しそうにやってるのが伝わってくるのがとてもいいなぁ。


・ライス 銃弾
面白かった。とにかく面白かった。
そして、大好きだなぁって思った。
ネタの基本となる部分は一つの仕掛けで引っ張るんだけど、
そのなかに展開があり、感情の変化があり、ワード選びや口調で笑わせるところもあり、
こういうところがライスなのだよなぁと。
後半の田所さんのセリフでドカンと沸いたところで、笑いながら本当に感動してしまいました。
すごい。それまでもウケていたのに、その一言でさらにダメ押しというように、
空気を不動のものにする感じ。
確かにシュールでもある、確かにグロいところもある、
でもその分量を絶妙に調整できる感じ。
シュールの中に、みんなが共感できるような部分やワードを、自然に取り込んでいける感じ。
もう、「寿司屋の亭主が自分の頭を切り開いて客に自分の思い出を食べさせる」などという、
トチ狂ったネタをやっていたころのライスではないんだなって(笑)
それもそれでもちろん好きですけども(笑)
それにしても最近、ライスのネタを見ると、以前には感じなかったものを感じるような気がしています。
一言で言うと、「勢い」なんだろうけど、それだけじゃ言い表せないというか。
ライスっぽさはそのままに、観客を自分達の世界に引き込む強さが増しているように感じます。
あまりハードルを上げるのもよくないけど、
今年、十分あるよ。
今までこんなこと思ったことなかった。
でも、客観的に見ても、今年十分あるよ。


・囲碁将棋 指差し確認
うーん、一つのことで引っ張って、そんな狭い所から広げるの!?っていうのがいごしょのネタだと思うのですが、
今回はその広がった展開があまり感じられなかったというか。
途中の文田さんが自由にやるところとかめっちゃ面白かったんだけどね(笑)


・えんにち ラーメン屋と暴走族
OPMCのエリヤンのフリにより、超盛り上がり、拍手が鳴りやまない客席(笑)
アイパー「みんな笑金世代なのかな?」
ネタは天狗とラーメンかぶり(笑)
でもまぁ、どちらもラーメンは後半からあんまり関係なくなってきますが(笑)
時事ネタとか芸能人の持ちギャグみたいなものを自然に取り込める上手さと面白さ!


・しずる 枠
しずるの最近の代名詞的存在と言ってもいいのではないかと思うこのネタ。
村上さんのうさんくさいキャラに拍車がかかっていて、そりゃもうキレッキレで、
池田さんの淡々とした感じもテンポも絶妙で、もう本当に面白かった!
私が何回も見ていることもあるだろうけど、今回は今までよりもセリフが洗練されてる感じがして、
訳わかんなくなりそうなセリフの応酬も、結構すんなりと聞けました。


・ジューシーズ  新しい社長
なんだこのネター!!(笑)
面白いんだけど、ひたすら気持ち悪いし、本当に頭がおかしい(笑)
あと、せっかく面白いのに、松橋さんと児玉さんによるネタ冒頭のセリフが安定してなくて、ごちゃごちゃしててもったいない。
もう少しセリフきっちり決めて、短いセリフで設定わからせるようにシンプルに振ってほしい。
ただ、「こんなことやったら面白いだろうな」を、散漫にならずに
ちゃんと完成形に仕上げられる力はやっぱり圧巻。
ちょっとズルいよと思っちゃいそうなオチでも、ジューシーズがやると、上質なエンターテイメントに思わされてしまう感じがすごかったです。


・エリートヤンキー 戦隊もののレッドをやりたい
いやー面白かった!
ベタっちゃベタな展開なのに、その一つひとつのくだりが面白いし、
途中から「普通」のはずの橘さんがおかしなことになっていくのも最高だった。


・ゆったり感 オシャレの話
すごく面白くて、ネタ自体には本当に言うことがないくらい笑いました。
でもここからは本当に私の勝手な意見なのですが…。
なんていうかゆったり感のネタって、感情が見えてこないんだよなぁ。
今回のネタも、面白さは文句ないんだけど、
あまりにも整いすぎていて、そして基本ずっと怒っている感じだから、二人のキャラクター性があまりわからないというか。
特に9期ライブの平場において、中村さんの存在感って絶大で、
基本ずーっと喋ってるし、大体この人が流れを作るし、逆に流れをぶっ壊すこともあるし(笑)
いつもヘラヘラ笑いながらとっても楽しそうで、9期の中で言えばザキヤマさんみたいな存在だと私は思っているんだけど、
そういう感じがあまり漫才に出ないのは、ちょっともったいない気もします。


全組のネタが終わった後、お客さんは投票用紙に○をつけて劇場の方に渡す。
その間をつないで軽くトークしていたのがライスで、
最初は「ゆっくりでいいですよー!」「書き終わった方は手を挙げてー」って感じだったんだけど、そのうち、
関町「僕たちは今日、わざと黄色で合わせて着てきたわけではありません!!」
田所さんは黄色のカーディガン、関町さんは黄色のTシャツで来ていたライス(笑)


・企画 似顔絵クイズ
今回のBEST9のコーナーはライス企画、ライスMCでした。
その企画というものがまた…すごいもので……。
インターネット上に自分の描いたイラストをアップして、誰でも閲覧したり共有することができるサイト、pixiv。
そこには9期生のイラストも多数投稿されているんだけど、田所さん曰く、「美化されすぎたりしていて、誰だかわからないのもある」と。
ということで、今からその絵をスクリーンに映し出して、誰のことを描いた絵かあてるというもの。
……もう、この趣旨説明を聞いた時に、軽く血の気が引いたよね(笑)
まぁ、この企画自体に対して私がどう思うかということは最後に書くとして、今回も流れをざっと書いて行きます。
さすがにこのブログに絵を貼るわけにはいかないから、どんな絵か文章だけじゃ全然伝わらないと思うのですが、
みんなの面白いワードをメモするような感覚で書いて行きますね。


主旨説明が終わった後、ここにいる全員の絵があったのかときかれて、ありましたと答える田所さん。
田所「ただ、えんにちだけは、どうやって検索しても一枚もなかったです」(笑)
全員「えー!!」
田所「色々な言葉で検索したんですよ。『えんにち』だけじゃなくて、『アイパー』とか。でも一枚もなかったです」
そこから、検索ワード大喜利がはじまる(笑)
関町「『もっちー バツイチ』でもなかったです」
根建「『もっちー 嫁 1200cc(?)』でも?」←いかついバイクに乗っているという意味らしい
文田「『もっちー 嫁 本当は居ない』は?」
中村「急に恐いこと言うなよ!!」
アイパー「『えんにち 大好き』で検索すると何が出てくるのかな?」
田所「はい、次行きまーす」


まずは例題として、どんな感じの絵なのかを見てみることに。
田所さんだということを知らされてから絵を見たんだけど、その絵が美少年タッチで、
芸人達みんな、「えー!?」と叫びながら総立ち(笑)
「こんなんじゃない!!」という感じで大騒ぎ(笑)
村上「みんなには仁君がこんな風に見えてるの!?」
中村「村ちゃん、だって、仁は9期のナマーシャランキングで1位だったんだから」
村上「狂ってるよー!!」
田所「いや、9期ナマーシャランキングじゃなくて、9期キス顏ナマーシャランキング。」
村上「イジられてるだけだって!!」
その田所さんの絵に、汗が飛んでるような描写があったんだけど、
田所「ま、口からね、豆2粒出してますけども」
池田「そこだけは本当だよね」


ここから本問題へ。
初めに客席に誰の絵なのかを知らせてから、芸人さん達と一緒に絵を見ます。
1問目の答えは橘さん。
すごくかっこいい感じになっているんだけど、雰囲気や衣装の色で分かった人が多かったもよう。
西島「昔こういう服着てたんだよ」
 橘「いや、それを言ったら、今もこういう顔だよ?」(笑)
根建さんも橘さんだと思っていた見たいなんだけど、フリップに書いた「橘」の字がなんか変。口がいっぱいある。
 橘「そんな漢字中国にもねえよ!!」
このワードめちゃめちゃ笑ったー!!
中村さんは、「文田はメガネ外すとこんな感じだ」と言い始め、メガネを外した文田さんが絵と同じポーズをやらされる(笑)
正解が橘さんだと知らされると、
村上「この人には、みのちゃんがこういう風に見えてるってことだよね。幸せだねー。
    だって、誰も損しないじゃん。本人だって嬉しいしさー」
この言い方!!(笑)
本当にライスしずるは、4人が4人とも性格悪いわ(笑)


2問目の答えは根建さん。
この絵を出した時の客席のリアクションが一番大きかったかもしれない。
ブラウンっぽい色の布団をかぶって寝っ転がってるような感じの絵。かわいい笑顔が印象的。
もう絵を見た直後に、村上さんは「わかった、これすぐわかったよ!」と自信満々。
全員がフリップを出すと、池田さんの名前が多い様子。
村上さんは、絵の中にいちごオレが描いてあったことを指摘し、「池田、いちご好きだから!!」と言い出す(笑)
根建さんも池田さんだと答えたんだけど、文田さんは根建さんじゃないかと思っていた様子。
ところが、
中村「メガネ取った文田に似てる」
と言い、先ほどと同じようにポーズをやらされる文田さん。
恥ずかしくてやったあと顔を伏せる(笑)
その後、なぜか根建さんも同じことをやったんだけど、変顔して戻って行く。
いつものベージュスーツを着てる根建さんに対し、
松橋「太一、段ボール着てきてんじゃねぇよ!」
根建「段ボールじゃねーよ!オートクチュールだよ!」
村上「オートクチュールって誰がわかるんだよ!10代誰もわかんねーだろ」
この一連の流れが最高に面白かった(笑)

正解が根建さんだとわかり、唖然とする村上さん(笑)
村上「オレだったらこう描くよ!」
結果、ただ池田さんが大好きだということを表明してしまっただけの恥ずかしい村上さん。
当てた赤羽さんになぜわかったかと聞くみんな。
赤羽「だってこの絵、段ボール着てるじゃん」

根建さんのその絵が、隣で寝ているであろう人に話しかけている感じになっている。
根建「これ、隣で寝てるのなかむなんじゃない?」
中村「ちょ…おま…本当に付き合ってるんだからやめろよ//」
なんだこの二人(笑)


3問目の答えは中村さん。
今回も当たり前のように絵と同じポーズをやらされる文田さん。
橘さんは回答のフリップに、「天才」と書いたところに二重線を引いて上から消した後に「中村」と書く(笑)
答えが中村さんだということで、絵と同じポーズをやってみた中村さん、客席の反応が芳しくなく、
中村「文田、お前ハートつえーな」
確かここだったと思うのですが、村上さんが「本当にみんなの絵あったの!?本当にみんなのこと描いたものなの?」みたいなことを言ったのに対して関町さんが、
関町「『しずる村上』で検索したら、一件だけラーメン次郎の絵が出てきましたよ」
崩れ落ちる村上さん(笑)


4問目は、早いもの勝ちだという田所さん。
田所「もうフリップにも書かなくていいです!いいですか、行きますよ!!」
そして映し出された絵は、髪が長くてメガネをかけている人が、漫才のサンパチマイクを後ろ手に持っている感じのもの。
もう明らかに天狗の川田さん(笑)
みんな一斉に手をあげて大騒ぎ(笑)
田所「じゃあ、中村!!」
中村「椿鬼奴さん!!」(笑)
池田「ラブサイケデリコ!!」
江崎「アンジェラアキ」
なぜか江崎さんの時だけ、客席しーん(笑)
川田「マイクこんな持ち方したことないけど、ぼくです」
川田さんが実際にサンパチマイクを持って同じポーズをしてみた後、結局やっぱり文田さんもやらされる(笑)
西島さんが、「天狗の存在を知らなくて、この絵を見てファンになった人は、実物を見てどう思うんだろうね?」みたいなことを言っていて、その発想はなかった(笑)

ということで、以上でコーナーは終了となり、エンディング。
EDMCは、OPと同じくエリヤン。
ここで、ネタの観客投票結果の発表。
西島「あんなに言ったんだから、えんにちが1位に決まってるでしょう!!」
などと引き続きいじる(笑)
結果発表は上位3組だけとのこと。
そして、赤い布がかけられた状態で運ばれてくるあの小さなボード。
懐かしい。AGEAGE全盛期を思い出します。
客席がそれだけでちょっと浮足立っていたのがわかったよ。

そしてその赤い布が外され、結果は1位ジューシーズ、2位ライス、3位エリヤン。
私が○をつけた3組とぴったり一致でびっくりしました。
1位になれなかったえんにちを責めるメンバー(笑)
で、結局えんにちが何位だったのか知りたいということになり、全メンバーの順位を発表することに。
4位しずる、5位ゆったり感、6位 囲碁将棋で…
西島「7位えんにち、8位 天狗!!」
 橘「なんでだよー」
西島「こういう時、普通最下位だろー」(笑)
望月「(客に)少し票入れんなよ」
少しっていうのも(笑)

天狗は24票だったそう。
松橋「そういうこと言うのやめようよ」
西島「ジューシーズは124票」
松橋「……そういうこと言うのやめようよ」(笑)
1位のジューシーズと2位のライスは1票差だったそうです。すごいな。
最後に、次回は6月に決まっているので、またお越し下さいとのことで終演となりました。


やっぱり9期ってすごいよなぁと思うのは、わざわざ打ち合わせしなくても、
それぞれが自分の味を出して、くだりや流れを完成させることができるところだと思う。
以前のライスシチサンの9期集合した「知らなかったら知らんデリバリー」もそうでしたが、
ライスの企画って面白いし斬新だけど、実は結構ゲストの裁量次第な時間も発生するもので、
でもそれをきちんと面白いものに仕上げる事ができるのはすごいと思う。
小粒揃いの9期、なんて言われていたのは今や昔。
その場の空気を感じ取り、自分のフィールドに持ちこみつつも、全体のバランスを考える。
9期は全員がエース級だよ、そう思う。

また今回は、ネタの中で投票があるということで。
9期の和気あいあい雰囲気に似つかわない、なかなかシビアなところもありました。
まさかこんなガチ投票をするとは思わなかった。
なんか、このメンバーに順位をつけるのはもったいないと思ってしまうというか。
みんな面白いのにこんなことするなんて、すごい贅沢な感じがするんですよね。
でも、こういうシビアな一面も取り入れることで、みんなが相乗効果で、
さらに刺激しあい、面白くなっていってほしいなと思います。

今すぐにというのは無理だと思う。
けれど、いつか9期が、このくくりごとメディアに出られるようになってほしい、もっと注目されるようになってほしい。
それはきっと夢物語ではないはず。
このライブは、未来へ続く滑走路のように感じている。
どんどん速度を増して、いつか大きな空へ羽ばたいていく、
そんな姿をイメージしてる。
だから、その空に飛び立つ姿が見れるまで、このライブが続いてくれたら嬉しいな。



……さて、ここで終わってもいいんですけども……(笑)
今回の企画について、ちょこっと私なりの意見を残しておきたいかなぁと思いまして…。
長らく私のブログを読んで下さっている方ならお分かりかと思いますが、
私がこういうことをいちいち書くときには、たいていこの後にネガティブなワードが続きます(笑) すみません(笑)


今回の企画は、pixivというサイトにあがっている、ファンの方が描いた絵をみんなで見ていくというものでした。
余談ですが、おそらく今回スクリーンに出した絵の作者の方々には、ライブで使いますよなんて事前連絡はなかったと思うんですよ。
だから、もしあの場に絵を描いた方がいらっしゃってたら、ほんと、血の気が引いただろうなぁって(笑)
私も、もう3年半前になりますが、
ライスシチサンレギュラー最終回の時に、私がブログにまとめたものがそのままボードとして出てきたことがあったので。
あれは焦るよね。しかも特に何も連絡ないですしね(笑)

ライスや、舞台上の芸人さん達にとっては、別にバカにしてるつもりは全然なかったとは思うんです。
あくまでも、「美化されすぎてる」ってことが言いたかったみたいだし。
でも、みんなでよってたかって、これは誰だの、似てないだの、こんなんじゃないだの(笑)
私だったらちょっと傷つくよ(笑)
私も、絵じゃないけど、感想という文章をここにアップすることをしている人間なので。
今回と同じように、私の書いたものをたまたま読む機会があったら、
「そんなこと考えてネタ作ってねーよ」とか、「こんな感想、的外れだよ」
みたいに思われて、笑われてることもあるのかなぁって。

もちろん、ネット上にアップする以上は、ご本人達の目に触れる可能性ももちろん考慮していますし、見られても失礼の無いように最低限の言葉づかいには気をつけています。
さらに、私が書いたものを芸人さんが読んだ結果、ご本人にどんなにバカにされようが、見当違いだと思われようが、別にいいと私は思っています。それは読み手の自由。
それが嫌なら、仲のよいメンバー限定公開とかにすればいい。
ちなみに私は、そうやってご本人の目にとまる可能性と、それでも一般公開したいということを天秤にかけて、一般公開を選んでいます。
別に自分のブログが大した効果になるとも思っていませんが、
それでも、ライブの雰囲気が知れてよかったとか、このライブが次もあったら行ってみようかなとか、
一人でも思ってくれたら嬉しいから。
楽しいことは、みんなで共有したいじゃない。
あとは、「ブログで公開する」という目標がないと、私は結局感想を書かずに終わっちゃうなまけものだから(笑)

脱線してしまいましたが、そんな感じで、ご本人が検索して簡単に見られるようなところに載せておいて、
それを「なんで見たんだ!」とか言ったとしたら、それはおかしいと思います。
でもだからと言って、絵の作者さん達は、舞台上で芸人にいじられることまで了承してネットにアップしているわけではないんじゃないかなぁ。
描き手は芸人に見られる可能性があることをわかっているし、
芸人も自分達が見ていることを描き手は勘付いていることも知っている、
でもそこには触れてほしくない、それを表には出さないでほしいと思うのは、
こちら側のわがままでしょうか。
このギリギリのラインは、ここで保っておいてほしいと思うのは、
ファン側のわがままでしょうか。

でも、その一方で、こういうことやるのがライスだよな、とも思っています。
別に特別なことじゃない、ライスは昔からこうだった。
この人達は5年前、後々まで伝説として語り継がれる、「事故死ドッキリ」というものをやって、
舞台上の芸人を泣かせ、怒らせ、「これはダメだってー!」と言わせた。
ギリギリのラインに踏み込むのが好きなのか、
それとも、ギリギリのラインが存在することに気付いていないのかわかんないけど(笑)
けどそれがライスだ。そういうもんだ。
私が、忘れてただけだ。

ライスが繰り出す斬新な企画には、いつだって賛否両論がつきもので、
私はだいたいそのうちの否につくことが多いけれど(笑)、
でも、新しいことをやるためには、そこは避けて通れなくて、
ライスは正面からそこを突っ切って来た。
だから、これからもライスは、誰に何と言われようと、斬新な企画を追い求めるのだろうし、
私はそれを見てまた文句を言うのでしょう(笑)
それは冗談としても、私も本当は、自分じゃこんな企画考えられないくせに、
ライスに文句ばっかりになってしまう自分が好きではないんです。
でも、やっぱりできれば、「否」の意見を減らしてほしいから。
せっかくのライブで、複雑な気持ちになる人を出してほしくないから。
次にこのような企画をやる機会があれば、出来るだけ人を傷つけないような工夫、バカにしているように見えない工夫を、してくれたらいいなと感じたのでした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿