森進一よ、なにゆえにあなたは捨てられちゃうのかっ

おんや、またも郷ひろみが活動再開するそう。
なんつーか・・・なんつーか・・・頑張ってるわぁ。
いや興味はないが、森＆森夫妻の離婚問題を考えるにあたては、格好のサンプルが登場してくれました。

二谷友里恵がひろみに愛想尽かしした最大の原因は「いつでもどこでも郷ひろみだったこと」だったそう。鏡が手放せなくて、ゴルフ場のサウナでは全身を映して２時間ウットリ。
彼は原武裕美（本名）ではなく、郷ひろみとして二谷家のブランドと結婚した。
そして離婚しても懲りずにまた金持ちお嬢と再婚。
何があっても郷ひろみは輝いてないといけない、もはや原武裕美は彼の中には存在しない。
キョーレツなコンプレックスで出来上がった虚像のナルシストにとって、パートナーは自分をよくみせるお道具に過ぎない。相応しいかどうかは別として。
いわば細木数子の指についてるべんと箱ばりのエメラルドのよーなものかと。

さて、森＆森夫妻についてはいろーんな情報が飛び交っているが、最大の原因は芸能活動をしたい息子との確執のもよう。
森進一は両親が離婚し、中卒で集団就職の末に歌手となった立身出世の人。
おかげで弟を医者に、妹にも嫁ぐとき恥ずかしくないだけのことをしてやれた。
兄がどれほど望んでも手に入れることのできなかった弟の学歴や社会的地位をあたえてやることができた。
ひらたくいうと兄ちゃんが稼いで弟にハクをつけてやった。
弟は自分の夢をかなえてくれた。息子たちもそうなってほしい。
そのための「幼稚舎から慶應」だったのに、ああ、なのになのに息子はアイドルになりたがった。

一度は許したものの成績の落ちた息子を罵倒し、芸能活動を無理矢理中止させた。
息子は親の反対を押し切って芸能活動のできる学校に転校し、父は息子の勝手な振る舞いに激怒して勘当を申し渡した。

一方で、人気に陰りが出てきた森は嫌がる妻を無理矢理ステージに立たせた。１年という約束が３年になる。銭になるからとにかくやれ、というゴーインきわまりない夫婦善哉。

・・・息子の希望には聞く耳をもたず、妻の要望も無視する夫や父ってどうよ。

しかも芸能界では知らぬ者がいなかった、という「有名歌手」との関係も取り沙汰されている。

家族が集団就職からはい上がってきた男の夢をかなえる道具でしかなかった・・・とすれば、そらあんた、捨てられるわなぁ。