なんかねぇ、今朝の新聞もテレビもやたらと
フーゾクな言葉が目に入る、聞こえてくる。
まんずは朝刊の広告にデカデカと躍る
「千葉補選の民主党候補は元キャバ嬢」の文字。
で、それがどーしたの。
文春や新潮のおっさん、それがどーした、言うてみぃ。
佐藤ゆかりの時も不倫の文字がデカデカと出た。
おっさん雑誌は女が男の土俵にあがろうとすると
必ず性的な記号をつけて「下げ」を狙う。
これって小学生がヒワイな言葉を女子生徒に投げて
反応を見て喜んでるみたいで、なんつーか
こっちが恥ずかしいわ。
でも、おかげさんで太田かずみという人を知った。
関心は彼女の方に傾いたな。
で中村うさぎとデリヘルは、
今朝のスーパーモーニングでやってた
見城美枝子との対談のこと。
中村うさぎのデリヘル体験より見城美枝子の
「上からモノ言うフェミニズム臭」の方がショックだった。
なんでショックかといえば、それはもしやして
「わたしも持ってるもの」でもあると感じたからだ。
うう、心せねば。
中村うさぎが自分自身への「価値」、
そして「社会の価値」にこだわりながら
体当たりしていく、その生き様を
語学堪能で大学の先生もやって、
4人の子どもを育てあげた
賢い女性が眉をひそめながら彼女に問う。
もちろん言葉を選んではいたけれど
「なぜ風俗嬢“なんか”になったのですか」という
ニュアンスはしっかりと出ていた。
中村うさぎのデリヘル体験は3日だそうだ。
「ものすごく怖かった」と話していた。
そのものすごく怖い世界に生きている人がいる。
そうした人たちのことをひとつ言葉、ひとつの視点では
語ることなど、とうていできない。
眉をひそめることも、憐れみも、同情も、なにかちがう気がする。
うまく言えない、ほんとうにうまく言えない。
ただ、女というテーマでみえてくるのは
はじめから眉をひそめる女がいる
一線をのりこえてかいま見る女がいる
一線をのりこえてつながろうとする女がいる
その世界で生きている女がいる
ということだろうか。
経済的に恵まれているか、あるいはズバ抜けて有能な女性たちの層から
女性の地位向上に目覚め、啓蒙する人たちが出てきた。
この人たちは自身の夢を実現するために努力を惜しまないので
その成果として大学教授やジャーナリスト、評論家という肩書きと
お金・地位・名誉とともに「価値あるわたし」を手に入れた。
「価値あるわたし」を獲得してしまったジャーナリストには
自らに価値を見いだせず迷走する人のことは
最後までわからなかったらしい。
熱帯魚と金魚の対談みたいだったなぁ。
フーゾクな言葉が目に入る、聞こえてくる。
まんずは朝刊の広告にデカデカと躍る
「千葉補選の民主党候補は元キャバ嬢」の文字。
で、それがどーしたの。
文春や新潮のおっさん、それがどーした、言うてみぃ。
佐藤ゆかりの時も不倫の文字がデカデカと出た。
おっさん雑誌は女が男の土俵にあがろうとすると
必ず性的な記号をつけて「下げ」を狙う。
これって小学生がヒワイな言葉を女子生徒に投げて
反応を見て喜んでるみたいで、なんつーか
こっちが恥ずかしいわ。
でも、おかげさんで太田かずみという人を知った。
関心は彼女の方に傾いたな。
で中村うさぎとデリヘルは、
今朝のスーパーモーニングでやってた
見城美枝子との対談のこと。
中村うさぎのデリヘル体験より見城美枝子の
「上からモノ言うフェミニズム臭」の方がショックだった。
なんでショックかといえば、それはもしやして
「わたしも持ってるもの」でもあると感じたからだ。
うう、心せねば。
中村うさぎが自分自身への「価値」、
そして「社会の価値」にこだわりながら
体当たりしていく、その生き様を
語学堪能で大学の先生もやって、
4人の子どもを育てあげた
賢い女性が眉をひそめながら彼女に問う。
もちろん言葉を選んではいたけれど
「なぜ風俗嬢“なんか”になったのですか」という
ニュアンスはしっかりと出ていた。
中村うさぎのデリヘル体験は3日だそうだ。
「ものすごく怖かった」と話していた。
そのものすごく怖い世界に生きている人がいる。
そうした人たちのことをひとつ言葉、ひとつの視点では
語ることなど、とうていできない。
眉をひそめることも、憐れみも、同情も、なにかちがう気がする。
うまく言えない、ほんとうにうまく言えない。
ただ、女というテーマでみえてくるのは
はじめから眉をひそめる女がいる
一線をのりこえてかいま見る女がいる
一線をのりこえてつながろうとする女がいる
その世界で生きている女がいる
ということだろうか。
経済的に恵まれているか、あるいはズバ抜けて有能な女性たちの層から
女性の地位向上に目覚め、啓蒙する人たちが出てきた。
この人たちは自身の夢を実現するために努力を惜しまないので
その成果として大学教授やジャーナリスト、評論家という肩書きと
お金・地位・名誉とともに「価値あるわたし」を手に入れた。
「価値あるわたし」を獲得してしまったジャーナリストには
自らに価値を見いだせず迷走する人のことは
最後までわからなかったらしい。
熱帯魚と金魚の対談みたいだったなぁ。