アラフォーの「あをによし」ブログ

奈良に住むアラフォーのおっさんの日常をつづります。ほんまにどこにでもいるおっさんです。

映画【52】22年目の告白 -私が殺人犯です-

2017-07-15 00:10:42 | 映画初心者、100本切りへの道
鑑賞日:2017.7.10
評価:6.5

 先週にしょうもない作品を2本見てしまったので、リベンジ?を誓ってシアターへ。
 オープニングから絞殺シーンが連発でグロテスクやなー、って思っていたらなかなかの社会派映画。伊藤英明、仲村トオル、藤原達也となかなかギラついた俳優たちによる私好みの男臭~い作品(注)に出来上がっていた。昨年の今頃に似た「64(ロクヨン)」に似た感じかな。そういやこの3人の出る作品ってなかなか見る機会に恵まれなかったけど、人気があるのもよく判る気がした。みんな上手いわ。先週見た、EXILE一派の某や嵐の大野君とは深みが違うわ。
(注)「私好みの男」臭~い、ではなく、私好みの「男臭~い」と読むように!
 後半になってどんでん返しがあり、そこからは展開が読めたが、前半は物語の世界に引き込まれていて、テレビスタジオでの乱闘シーンなどは手に汗握る迫真の世界であった。残念なのは最後の1カット(清掃員が・・・というシーン)で、あれは要らなかった気がするな。それから、やくざの鉄砲玉が藤原達也演じる「犯人」の出版本サイン会に紛れ込んでピストルで射殺を試みるシーンがあった(弾は外れる)が、あれだけ厳戒態勢かつ衆人環視の中で殺人未遂やっときながら捕まらずに逃げおおせるというのは、警察の大失態じゃないの(笑)。
 あと、仲村トオル演じるニュースキャスターは元・戦場カメラマンという設定なのだが、最後のスタッフロールに「渡部陽一」の名があったのに笑えた。きっとなんかの指導をしたんだろうな。

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