月はなんて不思議なんだろう
街も雲も影さえも
そう僕も。
その輪郭を適切に写し出す。
やさしさと共に。
光のその影の部分を写し出すための光。
太陽のようにすべてをおおいつくすわけでもなく
優しさだけでもなく
暖かさだけでもなく、
時に姿を変えながら、
時に姿を隠しながら
いつだってそこにありながら、
僕という不確かな存在を見ている
僕よりも形を変えるにもかかわらず、
いつもあなたは自信に満ち溢れ、
たとえ姿が見えなくとも、
その存在を見えないということで誇示し、
いつだって、誰からも愛されている。
そんなあなたをいつだって羨ましいと思うし、
嫉妬している。
街も雲も影さえも
そう僕も。
その輪郭を適切に写し出す。
やさしさと共に。
光のその影の部分を写し出すための光。
太陽のようにすべてをおおいつくすわけでもなく
優しさだけでもなく
暖かさだけでもなく、
時に姿を変えながら、
時に姿を隠しながら
いつだってそこにありながら、
僕という不確かな存在を見ている
僕よりも形を変えるにもかかわらず、
いつもあなたは自信に満ち溢れ、
たとえ姿が見えなくとも、
その存在を見えないということで誇示し、
いつだって、誰からも愛されている。
そんなあなたをいつだって羨ましいと思うし、
嫉妬している。