平成22年12月5日(日) 単独 14:00~ トモロ岬 波強し
稲取の北東にあるトモロ岬 磯釣り名人の楽園だそうですが地形図では海岸線一帯が岩壁となっています。
なるほど黒根側から見ると岩壁そのものです。
135号線稲取側のトモロトンネル上から神楽岩を覗く。
昭和53年まではこの下側に旧道があったのですが大島沖近海地震で崩壊してしまっています。したがって断崖絶壁です。
地形図の尾根筋に沿っていけるところまで行ってみました。なんと釣り人の踏み跡があり20mmのクレモナロープ+トラロープが道案内
してくれました。でも急傾斜地で浮き石も沢山あり危険極まりありません!
何とか海岸線に辿り着きました。よく見ると釣り人が居るではありませんか、ちょっと安心しました。
この神楽岩、陸伝いかと思っていましたらそうではありません。水路になっており左右から強い波が押し寄せていました。
でも干潮の時渡ることができるかもしれませんので、 干潮の時再訪してみようと思います。
波がとても強いですが、神楽岩がライオンにも見えました。
強い波に岩場が洗われていました。遠く水平線に見える島は利島、右側が新島です。
はさみ石も見えています。左側の尾根筋から降りられそうですが、干潮時ひょっとしたらここからも岩伝いに行けそうですが?
稲取です。大きな鯨のようにも見えます。
左右の岸壁中央から降りてきたのです。
安定感の悪い「浮き石」が沢山確認できとても危険です。
20mmのクレモナロープはまだ安全そうでしたが、取り付けられた部分はどうだか?
この石も浮き石で安定していません。
かなりの急傾斜地です。
そして帰り稲取灯台に寄り無事帰宅
伊豆石でしょうか?とてもアール部分が綺麗に積まれた印象深い灯台でした。 完
海岸も海や岩そして断崖など素晴しい景色に出会うときがあり
最近私もそれを追っております。
トモロ岬の神楽岩、言いモノを見せてもらいました。
大人の休日も頑張ってますね。とてもついて行けません
kawa山が行った西伊豆町も海に面した多くの遊歩道があるので、行ってみようと思います。
IZU NETには何故か西伊豆町の遊歩道は紹介されていませんでした?
http://www.izunet.jp/asobu/warking-map/index.htm
大人の休日「はい」頑張っていますよ。100回登頂まであと85回で~す。
ハサミ石のほうへ岸壁をゆきましたが、最後の岩が滑岩で残念でした。
神楽岩との間は海水を渡るにしても、足を取られるのではないかと心配です。海水浴シーズンにもう一度来てみようと思っています。
それによりますと東伊豆町の浅間山の熔岩は東に延びて海中に突き出て岬をつくっている。これをトモロ崎と言って稲取と白田の二浦を画している。夕陽に映えたトモロ崎、神楽岩のたたずまいは東伊豆海岸随一の景といってよいであろう。トモロ崎の南側に海岸線百mぐらいの礫浜がある。一抱え二抱えもある巨大な転石で埋まっている。その中程に波しぶきを受けながら二個の巨大な岩柱が併立しているとあり、二ヶの巨大な岩体が磯浜に大きな下駄を揃えたように突立っているのはまことに不自然な感を抱かせる。この二つの岩体は他から切り離された転石かと思ってみたが実はそうでなく侵食によって取り残された岩体である。即ち基底部で互いに連なり更に北側のトモロ崎岩体と南側のゼンダナ岩体連絡しているのである。併しこの二つの岩体がどうして浸食から取残されたかは不思議でならない、と解説されていました。
「東伊豆海岸随一の景」と聞いて嬉しくなりました。
もう、海水浴シーズンまで待っていられません。海が荒れてない日を選んでまたゆきます。