伊豆(南豆のやま)

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一升瓶平

2014年12月23日 07時56分21秒 | 南豆の山と岬

賀茂の百山

登った山 : 一升瓶平(915m) 三方平(992m) 十郎左ェ門 (953.0m )   

平成26年12月21日(日) 晴 単独  所要時間:1時間48分 距離:2.39km 

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甚七林道入口から11:04---尾根取付き11:18---ドラム缶11:31---大岩展望台下11:49---

大岩展望台12:00---林業作業路横断12:32---一升瓶平12:52

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本日のログ

甚七林道入口に車を止めまして大鍋越え方向へ進みます。

本日の取付き尾根手前の山葵沢、葉が生き生きしていて美しいです。

山葵沢先のカーブが取付きの尾根です。

でもって

  1. 今から登りたい尾根筋①とコンパスの左辺①とを合わせる。
  2. 地形図の磁北線②とコンパス(回転部分の磁北線③)の磁北線が平行になるように合わせる。(②と③を平行に合わせる)
  3. 合わせたらコンパスを地形図から離し、コンパスを水平に持ち針⑤と④が重なるように体を動かす。
  4. ④と⑤が重なった時の⑥の矢印の方向が進行方向(登りたい尾根筋)となります。

で、現在の位置が地形図上で分かれば高度計を修正しておきます。(今回出発点が林道なので場所が確認しやすい。465mに修正)

高度計は気圧の変化によって誤差を生じるので、位置が確定できる場所(三角点の設置場所など)ではこまめに修正をする。

546 547の林班界からいざ出発!

取付く尾根の始発は結構な急勾配でして

根や木につかまりながら登りあがって行きます。

少しゆるむと、ドラム缶が出現しました。

四角い切り抜きがあるので山作業時に暖でもとったドラム缶でしょう。

間伐時に使用されたワイヤーや山作業時の飲料に使用された一升瓶が切株に立てかけられていました。

530mほどで尾根は小ピークとなり

その後、尾根筋に垂直の壁が立ちはだかりますが左にトラバースして行きます。

トラバースして垂直の壁、大岩展望台に登りあがってまいりました。

その大岩展望台から山座同定してみました。

アップして

鉢の山も

こちらは登り尾山です。

この大岩高さ10mほどあるでしょうか。

木の合間から見えているのは東の猿山でしょう。

向こうの尾根は三方平から林道へ下っている尾根になります。

一升瓶平手前の尾根は細尾根となり人工林から天然林へと様相を変えています。

一升瓶平に到着

ヒメシャラ、アセビ、シャクナゲ、カシの木が目立ちます。

一升瓶平のいわれがこの光景です。

山仕事に入る度に飲み水を一升瓶に詰め担ぎあげてきたのでしょう。

ビンを山で結構目にしますが水筒代わりだったんでしょう。

目の前のもっこりした山容は十郎左ェ門ですよ。

意外と広く

樅の大木も何本かあります。

右側の面白い形をしたヒメシャラの木は、横倒しになったあと先の枝が地面に付き根を張り、途中の枝が垂直に伸びあがっているのです。

一升瓶平から三方平の稜線へ合流する尾根筋も痩せ尾根で

周囲はモミやツガ、ブナの大木が出現すると、大鍋越えから三方平の稜線へと合流するのです。

三方平へ続く

 

 

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