伊豆(南豆のやま)

主に伊豆の山や静岡県内の山々を紹介。「静岡の百山」完登、「賀茂の百山」選定、「海抜0m~天城山~海抜0m」百登完登

平氏ヶ岳(270.2m)

2011年02月26日 20時34分41秒 | 南豆の山と岬

登った山:平氏ヶ岳(270.2m )

平成23年2月26日(土)晴 単独  所要時間:5時間6分30秒 距離:13.8km

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南伊豆来宮橋12:37---山神様頂13:07---層雲峡道路13:52---風車14:29---平氏ヶ岳14:47---見晴台15:53

 ---下流アロエ畑16:12---下流海岸16:32---トンネル16:43---青野川河口17:18---来宮橋17:33

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低山は樹木が生い茂り、頂から発生する尾根を探すのが難しい。(1)(2)(3)と尾根を外した様子がよく解る。決定的なのは(4)で白線方向に

行くつもりが下流へ下りてしまった。これが南アルプスだったらビバークを余儀なくされたところでしょう。

 

 

午前中、みなみの桜と菜の花まつりの駐車場整理を行った。県外から多くの来誘客が来ていました。車ナンバーで見ると福山ナンバー

が一番の遠方、神奈川、東京ナンバーも多かった。もちろん県内、伊豆ナンバーが一番多い。

春の兆しの中青野川沿いの桜と菜の花がとても綺麗だ。

午後からは来宮橋を渡りそのまま裏山を登りこむ。竹藪では罠を仕掛けてあるので注意の紙が貼ってあったので注意しながら

尾根へ上がり込むと、さっそく山神様がお出迎えしてくれました。

里山だけあって峠道を何本も横断する。

これから登る平氏ヶ岳が見える。

峠道にご覧のお地蔵さまがお出迎えだ。左側のお地蔵様には「ながつろ」と刻みこまれているところを見ると道しるべのお役目もされています。

層雲峡から石廊崎方向へ続く道に出合い、その先で本日の目的地「平氏ヶ岳」の尾根筋めがけ登り込むとこの風車地に辿り着く。

コンパスを当て風車裏の尾根筋を辿ります。尾根筋には白色のペイントが塗布されており、ほどなくして平氏ヶ岳に到着

ほのかに柑橘系の香りがする、おにしばりがいっぱい咲いているではありませんか。 

1月に行ったタライ岬も見えています。

途中開けた窓から神子元の灯台、さらに南下する白い客船が見えています。

3月にはにっぽん丸が2回目となる下田寄港があります。

先週登った青野地区の山々が見渡せる。

右側円錐形の山は三倉山です。

桜やウバメガシ、アオキが目立つ。

(4)で尾根を外し下流のアロエ畑へと下りてしまった。無念

アロエには黒紗が掛けてあります。

下流のメインロードを港方向に進んで行く。

とても立派な石垣です。そしてナマコ壁も健在です。

小稲のレンガ造りのトンネル

そして夕闇せまる青野川の桜、とても綺麗だ。

残念ながらこんな時間となってしまいました。

白線のルートを辿っていれば5時前には車に戻れたでしょう。・・・・・ライトアップ用の照明が点灯し始めていました。    完

 

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9 コメント

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午後からにしては・・・ (inatoridayori)
2011-02-27 11:22:31
平氏ヶ岳は地図を眺めていて、どう登るのか気になる山でした。
お地蔵さまが迎えてくれる良いコースを相変わらず攻めてますね。
私はいつか下流から東の尾根を往復しようと思っています。
ところで、九重連峰に同じ字で”ヒジガタケ”がありますが、こちらは何と呼ぶのでしょうか?
それから、二つ石山をきのう私なりに征服しました。Mさんが盥岬を眺めたときに、もしかしてその先端にいたかも知れません。
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山名 (M)
2011-02-27 17:55:10
二つ石山登頂万歳!です。
掲載されているタライ岬は平氏ヶ岳を少し下っ
た地点から撮った写真です。

平氏ヶ岳(へいじがたけ)だと思いますが?
http://outdoor.geocities.jp/takanori_reihou2222/page068.html
なんと読むか決定的なものはありませんが、職場に下流出身がいるので明日聞いてみます。

大峰山は「おおみよ」、私は「おおみね」とだとばっかり思っていました。近年山仕事がなくなって山へ入らなくなり山名を知る方々が少なくなってきています。

模出版社が伊豆の地図を出版し、誤った山名で呼ばれている山がいくつかあります。活字となって出版されれば知らない人たちは正しいものと思いますから

この伊豆の地図には「東の猿山らしい」の地点が猿山と同じ表記と標高で猿山と記されています。
返信する
伊豆の伝説67ページ ()
2011-02-27 19:29:00
下流(したる)の北方、約三十丁のところに、平氏ヶ岳、その隣に鎧ヶ岳という山がある。いずれも昔平氏の落武者がここに逃れてきたもので、甲冑などを埋めたという塚様のものもあり、時々矢鏃等が掘り出される。

すなわち、「へいしがたけ」「へいじがたけ」のいずれかでしょう。
ただし狭義の意味だと平氏=平家ではありません。そこがだけがひっかかりますね。通常は「平家の落武者」で、「平氏の落武者」とは言いませんから。ありゃ、話がそれてきました(笑)

返信する
さすがです。 (M)
2011-02-27 20:36:32
足の状況はいかがでしょうか。
まー穴探索もしているので問題はないと思いますがね。(笑)
3月5日準備万端でvoy24お願いしますよ。

今日午前中は十郎左ェ門のログを取ってきましたが、ログでは十郎の標高915mとなっていました。地形図だと953.0mです?
三方平は地形図通りの標高を示していますが。

さすがです。「へいしがたけ」「へいじがたけ」と呼んでいるんですね。

inatoridayoriさん上記の呼び名で読んでいるそうです。
ちなみに、「東の猿山らしい」山名板設置者でもあります。

郷土史についてはかなり詳しいkazu山であります。
鎧ヶ岳は②の地点で標高201mです。
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RE 山名 (inatoridayori)
2011-02-28 10:01:45
山名について有難うございました。
また、「東の猿山らしい」と書かれた山名板を見たとき、
何と遠慮深い書き方だろうと微笑ましく思ったものです。
それから、鎧ヶ岳の存在を知ったからには、②のポイント
も外せなくなりました。ウーン、今シーズンは無理かな・・・。
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RE 山名 ()
2012-06-12 16:38:59
読み方違うど、わいら。
ありゃ「へいじがだけ」って言うがだ。
昔登った事あんがだけん、まず「だけ」に登って「ぬま」を経由し「へいじがだけ」が正規ルートだど。わいら。

「ぬま」の名前は忘れたあやい。
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へいじがだけ ()
2012-06-13 06:09:14
へいじがたけ→へいじがだけ
「た」が「だ」なんですね。
教えていただきありがとうございます。
「ぬま」の名前も思い出したら教えて下さい。
返信する
小稲のトンネル ((S))
2012-06-22 12:58:13
>小稲のレンガ造りのトンネル
おっと、見落としてたあやい。
そのトンネル内のある地点に立つと
両サイド(弓ヶ浜側、小稲港側)に海が見えるど。
トンネルで両サイドに海が見えるがあ珍しいみたいだど、わいら。

---余談---
小稲の民宿に泊った帰り際に良く聞く言葉。
「また小稲に来いな」
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小稲のトンネル ()
2012-06-25 06:06:33
小稲のレンガ造りの情報ありがとうございます。
両サイドの海が見えるとのこと、この目で確認したいです。

---私も---
「北岳に来ただけ」
返信する

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