黒沢山

平成２７年９月２１日（月）　　天気：晴/曇り　　所要時間：8：20　　距離：GPS巨にて計測≒10.88ｋｍ　　

【同行者】　単独

【登った山」　　シャウヅ山（1835.6ｍ） 三等三角点設置　基準点名：白倉山　　中又山（1867ｍ）　　

　　　　　　　　　黒沢山（2123.4ｍ）三等三角点設置　基準点名：黒沢山

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①シャウヅ山手前テン泊地06：50－－－シャウヅ山通過－－－②笹が刈り払われている区間07：43－－－③中又山08：32－－－

④南側から直登10：08－－－⑤⑥黒沢山10：48～10：57－－－⑦シャウヅ山13：38－－－⑧奈良代山起点ゲート15：10

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①～②は笹が刈り払われていますが②から先背丈ほどの笹漕ぎで、倒木に脛を打つはで方向定まらず体力を消耗してしまいました。

以前バラ谷ノ頭から見た感じでは、背丈の低い笹と感じていたのでしたが背丈は高く何よりも傾斜がきつく笹を掴みつつ前進していきました。

下りは笹に足をとられ滑りまくりましたが、方向を確認しながらズルズルと下って行きます。

北側斜面に切り開かれた跡がありますが結構ガレているんです。

昨夜は鹿の鳴き声やガサガサっとした音に何回か起こされましたが無事朝を迎えました。

昨夜雨にも降られましたが、天気は良さそう。

ただ暑いので霧が心配です。

シャウヅ山から昨日テン泊した方向を振り向くと奥布山、奈良代山が見えていました。

雲が荒れているのが心配！

シャウヅ山の三角点を通過し

北北東へ変針していきます。

北側には朝日山、平森山、白倉山、笠松山の稜線が見えています。

白倉尾根を辿った時、巨大倒木に難儀し痙攣を起こしギブアップしその場でテン泊した記憶が甦ってきました。

シャウヅ山からは笹が刈り払われているのですが斜面なので結構足をとられます。

黒沢山が見えてきました。

この辺まで来ると笹の刈り払いは無く忠実に尾根を辿ろうとすれば、にっちもさっちもいかなくなり右左へ舵を切りながら

高みへ上がって行くと、1867ｍピークに”中又山”という山名板が設置されていました。

結構ヘトヘト

風倒木で倒れた場所で束の間の休息をしますが、気が重い！

私の背丈よりも高い笹原を泳いで行くわけですから～、倒木やらにおもいっきり脛を打ち付けたりしながら少しづつ前進していきます。 

この辺は腰ほどの高さの笹原

最後の急傾斜地は笹を掴まなければ登ることができません。力まかせに高度を稼ぎ

黒沢山初登頂

全山が笹に覆われている山は今まで経験したことがありません。

頂は、見通しありませんが北側に白倉尾根を確認

頂から南側にコンパスを当てズルズルっと滑り降りて行きます。

窪地の所々にピンクテープが付けられていました。

最強の笹藪漕ぎとなりました。

この辺まで来ると。天竜営林署が散布した枯葉剤で笹が茶色ぽくなっているのでその跡を忠実に辿って行きます。

霧が取れそうでとれない。

シャウヅ山方向へ登りこんでいる周辺風景

倒木に脛をぶつけまくりで血が滲んでいます。

結局最後まで黒沢山の霧はとれずじまいか・・・。

正面朝日山、平森山も大藪だったそうですが、今ではこの山ほどではないでしょう。

右側に少し霧がかかっていますが、これが黒沢山の雄姿ですよ。

で、黒沢山地味な山なのですが再度不動岳へ向けトライしてみたい・・・かな。

奥布山辺りでホッとしているところ。

簡単に考えていた黒沢山でしたが初登頂を終え、結構凄い山、最強の笹藪、中々の山だな～って感じながら下山したのでした。