山に癒されて…♪

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穴栗50名山 段ヶ峰 2

2017年09月15日 | 山登り 近畿
2017年9月10日(日)☀/☁ 段ヶ峰  生野高原登山口~千町峠経由の周遊



何とした事でしょう!

記事を書いている最中に ちょっとトラブル発生
慌てて保存して 仕事に専念して気が付けば
保存ではなくUPしており 途中記事の公開となってしまいました…
なんともお粗末なお話で…

すみません…

では気を取り直して 続きを綴ってまいります…



気にしなければ 見落としてしまいそうな達磨ヶ峰
稜線上の頂上を過ぎて下ると
広く開けたコルに出ます


風に乗って 何やら甘い香りがしてきます
その匂いに誘われて 一本の木に近づくと
赤いガクを添えた白いクサギの花でした

葉から臭いにおいがするという事からついたお名前ですが
お花は 甘い香りを漂わせています


やはりこの香りに引きつけられるのは
虫だけではないようです…

花の周りにはいくつもの踏み跡がありました…


クサギの花香の漂う最低コルと勘違いした鞍部からの続きとなります







開けたと思った道も
再び樹林帯の登りとなります







日の届かない植林の中を歩くと
自然林にはない 
規律性の美と静寂に包まれる感じがします

そして 植林を抜け雑木林になると
鹿除けネットが目に留まります




 鹿除けネット この辺りから柵に沿って下っていきます
 ドンドン!ドンドン!嫌になる程…尾根を下っていきます




わぁ~勿体ない…
折角登ったのに…
 
…と思う程下ると 目の前に標識が…








ここが ほんとうの最低コルのようです

達磨ヶ峰段ヶ峰の稜線の中で 
いっちば~ん!標高の低い鞍部 887m地点です




最低コル 887m



間違いありません!
標識確認いたしました~!

東面は開けた草地のような開放感
鹿除けネットの目から除く解放感がたまらない
西面は植林帯
背の高い杉の木がお日様を遮って
踏み入れる事を拒むかのよう…





  道なりにまっすぐ進み 雑木林の中へ入っていきます
 下ってきた分登り返しがあるのも山ならでは…ファイト~
 ママコナ群生地?道端の立役者になっております




雑木林を抜けると
あれ!草原のような尾根が~!
湧きたつ雲に向かって 何処までも…!

頂上はもうそこですか?






歩いてきた稜線
所々禿げたところ…

そこが開放感を与えてくれたところ?



 葉の赤い ママコナ?  4等三角点



なだらかな稜線…何処が頂上ですか?

ママコナの群生の中に三角点を見つけて
頂上に着いた~  と喜んでいたら



頂上はもう少し先だから行くよ

えっ!

ここ…頂上じゃないの~


ガクッ



 
ご夫婦らしく二人連れが休まれています




ほら~ 
気持ち良さそうに 休まれていますよ~


人は人…頂上はあちら!







ドンドンを行くチチを追いかけます


…ん?

長閑な平原地帯の中央に…

ぽつりと標識




フトウガ峰 1082m


 標識確認! 間違いありません!



それにしても何とも広々とした大平原







草原の向こうに広がる山並みもまた
遠からず近からず 草原の地平線に浮かんでいる感じ…

雲の動きが微妙で
秋の空の変わりようの早さを物語っているよう…


寝そべって天を仰ぐのもよし
ごろごろ 転がって見るのもよし
何をしても良さげな広さの頂辺です


展望を楽しみながら10分ほど休憩を取って
本命のお山まで行くことにします


ここからはなだらかな尾根つづきです





 のんびりと草原の尾根を進みます

フトウガ峰分岐




フトウガ峰の分岐を 右方向に進むと
うっすらと見える山並み…
良く見ると 氷ノ山がその姿を見せています



 フトウガ峰分岐を右へ

氷ノ山




このお天気
氷ノ山は人で賑わっていることでしょう…

チチも思い出があるお山のようで
しばらく眺めて写真に収めておりました




 灌木の笹の茂る尾根道を下り気味に進みます
 カマツをポイントに置く 長閑な笹原尾根
 長閑に開放的な笹原尾根の一筋の道 何処までも…


 こっそり咲くツルリンドウ  無数に咲く赤い葉のママコナ?




いつの間にか さわやかな秋空が消え
灰色の雲が多いかぶさってきています



 一筋と思っていた道に分岐点が…

分岐…?









分岐点を過ぎようとしたところで
何やら 五月蠅げな吐息がしてきます…
振り返ってみますと 1頭のわんこが…


あら~あなた…おひとり?


待てど暮らせど ご主人らしき人は現れません


首にGPSらしき無線を付けておりましたので
只者(犬)ではなさそうです

きっと ご主人様はどこかで 
わんこの位置を把握はしているのでしょう…


気になりながらも歩き始めると 後ろを付いてきます

確かに動けばわんこも暑いのでしょう…
はっはっ! ぜ~ぜ~! が~が~!
何とも賑やかな吐息に追いたてられます


余りにも追い立てられる感じを受けたので
道を譲ると 待ってましたとばかりに
さっさと擦り抜けていきます

そして わんこの足が止まります





段ヶ峰 1106m




段ヶ峰の頂上には わんこが先に着いて
お待ち下さっております
まぁ~ 賢い子でございます


先に休まれていたご夫婦がおられ
少し離れた所で休むことにします








山頂は 広いとは言い難いですが
稜線上の続きにあるようなお山で 展望の良い所です

わんこはというと 荒い息を吐きながら
先のご夫婦と 我が家の間を
遠からず 近からずの距離を取りながら
行き来しています

んん…何やら様子を見ているような…

そして 先のご夫婦から水を貰うと
さっさと来た道を戻っていったよう…

あはっ
何とも賑やかなわんこだった事…
でも…賢い子ですね♪


静かになった山頂は 長閑な雰囲気に包まれます


このままお昼寝をしたい…


雲が空を覆い 暑かった日差しも遮られ
涼しい風だけが そよそよと通り過ぎていきます

 
でも ず~っといるわけにもいかず
15分ほど休憩をして
千町峠の方へと下っていくことにします



 笹原の雑木林 立派な松の木がお見送り♪
 片面が雑木林 反対の片面が草原… そしてシカ除け網





樹林の様相が変わっていきます




 雑木林の中 下っていきます

ヤマジノホトトギス




長閑な尾根道から 樹林帯へと入ると
次第に急な下りとなって ただひたすら下ります




 自然のような植林 杉とヒノキが混ざっているよう




自然林Vs植林 その間のな坂道を下っていくと
目の前に人工物…人家?別荘?何かの小屋?

この辺りが千町峠になりますが…その前に…
気になる建物に近づいてみます…








テラスで憩われている人の姿が…
別荘なのかしら…?



 …んっ? 悠友山荘?…とここで御誘いの声がかかります




山好きな人の即席集まりで
団欒をしていたようです

お誘いは断らない私 
図々しくも お仲間に入らせていただきました♪






コーヒーを頂きながら
お山の話に花を咲かせます
なんでも 晩秋の時期にこちらでジャスフェスティバルを開催するとか…

以前は12月のクリスマスに合わせていたらしいのですが…
雪でここまでの道中が大変らしいということで
雪の降る前にずらしたそうです

ちょっと気になる私です…
ススキと月見…ワインとジャズ…
いいじゃありませんか~♪

ちらっとチチの顔を見ると 苦笑い

さてさて 参加しようかどうしようか
うずうずと迷ってしまう私です




 お別れを告げて…



楽しい時はあっという間に過ぎるもの…
だけど これからまだ2時間ほどかけて 
生野高原のゴルフ場まで戻らねばなりません…
先にお暇をすることに…




 悠友山荘の看板

千町峠

 


ここからは舗装道路?を歩いて帰ります…

チチ曰くは
以前は車一台程の地道で
こんなに奇麗な道ではなかったと


時代は進化していくものですね…







ず~っと 
きれいな道を歩くものと思っておりました…

ず~っと
舗装した道を歩くものと思っておりました…

だから
舗装道路って怠いな…なんて事も考えていました…


だからでしょうか… 道がかれます





 さて…どちらの道を選びますか?



は地道…
は登り… でも途中までのよう…


地図で確認… 
の道を選択します




 荒れてはいますが 途中コンクリートの道になります
 路肩に咲くマツカゼソウの香りが漂ってきます
 倉谷出合と書かれた朽ちた標識

倉谷出合?




丁度カーブになった所が橋のよう…

ここはこうした谷間の橋がいくつかあります




 倉谷出合?

倉谷?




クマに注意…の看板がリアル…
出てきてもおかしくないような雰囲気だから
余計に そう感じたのかも知れません

しかし いい雰囲気…
谷間のコースもあるのかと覗き込んでみます

今度 このコース チャレンジしてみたい…








コンクリート舗装の道はつづきます
所々 荒れていてデコボコした道もありますが
何も考えずに ぼ~っと歩ける道です


ただ…マムシも道を横断します

途中マムシを踏みかけ…

あちら様の方が そそくさと逃げてくれたお陰で
何事もなくすみました




 また分岐です さて…どちらを選びますか…?


は地道の下り
は舗装道路の登り



気持ち的にはへと傾きます


チチはさっさとへ行きます
未練がましくを見る




右ではないの?

行きたかったら行ってみたら~♪

その言い方って
何かあっても 助けに来てくれないってことね…


そっ!

意地悪…





仕方なく方向へと登っていきます

ここにきての登りは…然程きつくなくても
しんどいと思ってしまう 根性無しの私です…

ちょっと気分チ~ン
それでもせっせことチチの後を追います



 クサギ  クリ



秋も深まりつつあるようです
色づくのはいつ頃のことでしょう



 ちょうど 一周した形となります




駐車場には 我が家の車だけが寂しく
の帰りを待っていました


疲れよりも充実感に包まれ 
気持ちのよい山歩きの余韻がまだ残っています


そして…

悠友山荘ジャズフェスティバル気になります
山荘で 見ず知らずの方たちと 
語らい飲んだコーヒーの香りが残っています


また…来ようかな…
でも…今度は 白い衣をまとった頃に来て見たい…



行きたいお山が また増えました…









悠友山荘のコーヒーカップ


最後までお付き合いくださって
ありがとうございます









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