怪力娘症候群

怪力娘達のショートストーリー。Sな人、男性優位主義な人は精神を害される可能性がありますので閲覧をご遠慮下さい。

強制終了が……。

2010-06-22 01:38:24 | 日記
久々に更新です。
最近、POSERの強制終了が多すぎて泣けます。
1シーン作るうちに必ず1回は落ちます。
一応こまめに保存しようとは思ってるんですが、ポーズとか決めようとこう、動かしまくって熱中してると
よく忘れちゃうんですよね~。
そして突然の強制終了、ガッカリしながらファイル開いたら20分ぐらい前に戻ってたり
ウィンドウズ7を買えということなのかこれは……。


【筋肉地獄】太股締め

2010-06-22 01:36:03 | 世界【筋肉地獄】

【筋肉地獄】太股締め(1)
街の小さな格闘技ジムのリング上で、リンとジムの練習生が組み合っている。
スパーリングの開始前に「女相手に本気など出せない」と薄ら笑いを浮かべていた男。
だが、10秒も経たない内に目の前の少女の身体能力の高さに驚愕し、その顔を強張らせる。
男の拳も蹴りも、まるで当たらない。
タックルを仕掛けても腕力で潰される。
男はだんだんと疲労の色が濃くなり、動きが鈍ってくる。
「そろそろ、いい?」
リンはにやりと笑うと、男の肩を掴み、体を力づくでマットに押し倒した。
抵抗など許さない怪物じみた力で、男の脚を自らの脚で挟み込む。
男の脚が4の字を描き、リンの逞しい脚に絡め取られる。
「キミの脚、このままへし折ってあげようか?」
ミシッ。
メキッ。
リンが脚をわずかに傾けるだけで、男の脚の関節が軋み出す。
筋肉がたっぷりと詰まった逞しいリンの太股が、男の脚を押し潰していく。
「あ、ああああッ!」
男の絶叫が、マットの上に響きわたる。





【筋肉地獄】太股締め(2)
男を解放したリンは、脚を押さえてうずくまる男の上半身を引きずり起こした。
男の胴体に両足を絡ませる。
そして、一気に締め付ける。
万力と化したリンの両脚が、凶悪な力で男の肋骨を破壊する。
「あがあああッ!」
男はなんとか脱出しようと、手でリンの脚を外そうとする。
だが、まるで鉄のように硬いリンの太股は、とても男の腕力で外せはしない。
リンの脚力と、男の腕力。
比較するのが悲しくなるほどの、圧倒的な力の差。
蛇に巻きつかれた哀れな鼠は、その捕縛から絶対に逃げられない。
「抜け出してみなよ、男でしょ?」
男が絶対に脱出不可能な事を知っているにも関わらず、リンは残酷に男を挑発する。





【筋肉地獄】太股締め(3)
リンが、両脚を広げる。
男の胴体を激しく攻め立てていた圧力が消える。
だが、男が安堵する暇すら無く。
今度はリンの脚が、男の頭を捉える。
筋肉で硬く引き締まったリンの太股が、男の頭を押し潰す。
パンパン、と男がリンの太股を手で叩く。
タップの合図。降参のサインだ。
だが、リンは男を解放しない。
「ミジメな姿だね、ふふっ♪」
リンが口を歪めて、男を見下ろしながら嘲笑する。
「女相手に本気を出せない、って言ってたよね。そろそろキミの本気、見たいんだけど?」
リンの太股が更に深く閉じられ、男の頭部を締め潰していく……。

【姉妹楽園】反則は許さない

2010-06-22 00:59:11 | 世界【姉妹楽園】

【姉妹楽園】反則は許さない(1)
男はイラついていた。
彼の拳は少女に軽々と避けられ、あるいは払われる。
噂では、この少女は「特別」だと聞かされていた。
始めは何の冗談だと一笑に付した男も、今や信じざるを得ない。
この少女が、自分より俊敏であるという事実。
男のジャブが、ストレートが空振りする度に、彼の男としてのプライドが打ち砕かれていく。
もともと短気な彼にとって、もう我慢の限界だった。
もはや、子供だと容赦はしない。
「このクソガキッ!」
男は理不尽に激昂し、少女の足を踏み抜く。
「……えっ?」
突然の暴挙に、少女は動揺し動きが止まる。
その隙を逃さず、男は拳を少女の側頭部に振り下ろした。





【姉妹楽園】反則は許さない(2)
男の強烈な打ち下ろしのフック。
だが、それを食らった少女は倒れる素振りも、痛がる様も見せずに。
「……ふ」
引きつった笑顔を顔に張り付かせて。
「うふふふふ……」
少女は、静かに笑った。

男には2つの誤算があった。
1つは、目の前の少女―水鏡まりあ―が、男より上なのは俊敏さだけでは無かったこと。
2つめは、彼女が反則の類を最も嫌い、ルールを犯す者に対しては正義の名のもとに容赦なく断罪する人間であること。
まりあが、握り締めたグローブを胸の前で激しく叩き合わせる。
バンッ!
細い少女の腕から生み出されたとは思えない巨大な衝撃音が、リングに響き渡る。





【姉妹楽園】反則は許さない(3)
いままで避けるだけだったまりあが、攻勢に打って出る。
まりあの凄まじい速度の踏み込みに、男がガードを固める。
まりあの左腕が、男の両腕を真下から打ち上げる。
ドガッ!
まりあの筋力は、男の3倍を優に超えている。
少女の豪腕は、男のガードをあっさりと跳ね上げた。
そして、男の頭部めがけて。
まりあは、硬く握り締めた右拳を打ち込んだ。
ドゴンッ!
男がバランスを崩して腰を落としたおかげか、もしくはわざと外されたのか。
まりあの鉄拳は男の左頬を風圧で歪ませながら反れて、背後のコーナーポストに激突した。
男の顔面が、衝撃でびりびりと痺れる。
空気を切り裂く唸りが、男の左耳に重く残る。
まりあの化け物じみた拳の威力を目の当たりにした男は、腰を抜かして恐怖でへなへなとマットに座り込んだ。





【姉妹楽園】反則は許さない(4)
まりあは男の目の前に立ち、男の腰を挟み込むように掴む。
「続けますよ、早く立って下さい!」
強靭な腕力で、強引に男を持ち上げるまりあ。
男が弱々しくまりあに謝罪するのは、それからすぐの事だった……。


更新ですー

2010-06-07 23:54:00 | 日記
更新しました。
久々にロリ筋肉ものを。大人しそうな感じのメガネちゃんです。
niseisyaさんの「にあ☆みぃ用眼鏡」とsioneさんの「にあみぃ用Tシャツ&スカート」を使用させて頂きました。

なんとなくスポーツテスト比較表みたいなのを作ってみました。
リキは高校3年生でよくスポーツをする生徒の、タダノは中学3年生でスポーツをしない生徒の全国平均値です。
人物紹介の女の子達のところも今まさに書き換え中です~。

新しくリンクを追加しました。
怪力娘好きならご存知なPOWER GIRL WEB 様です。
画像集のダウンロード販売を最近始められたようなので、興味のある人は購入してみてはいかがでしょうか。
自分は速攻で購入済です

怪力娘的な話題というと……えーと。
Angel beats!というアニメで出てくる天使というキャラが常にオーバードライブという常時発動スキルを使っててすごい力持ち、って感じの描写があったのですが。
そんなに頻繁に怪力ぶりを発揮するわけじゃないんですよね~。
作品として批判は多いみたいですが、先が全く予想できないストーリー展開で自分は気に入ってます。

【筋肉地獄】お掃除をしにきました

2010-06-07 23:46:07 | 世界【筋肉地獄】

【筋肉地獄】お掃除をしにきました(1)
路地裏のゴミ捨て場付近にて。
男達の目の前に、一人の少女が立っていた。
小さな体躯。
背には赤いランドセル。
大人しそうな眼鏡の少女が、ゆっくりと口を開く。
「指令により、お掃除をしにきました」





【筋肉地獄】お掃除をしにきました(2)
混乱する男達の目の前で、少女は両腕を左右に広げ、水平に伸ばす。
そしてゆっくりと曲げ始め、同時に力を込める。
か細い少女の腕に、変化が起こる。
棒切れのようだったその腕が、急激な速度で逞しい筋肉により覆われていく。
少女の皮膚の内側からせり上がる筋繊維は、まるで生き物のように蠢き、膨らんでいく。
巨大な岩のような力こぶが、二の腕に出現する。
Tシャツの肩口はパンパンに張り詰め、いまにもはち切れそうだ。
絶句する男達の顔をじっと見つめながら、少女は告げた。
「それでは、始めます……」





【筋肉地獄】お掃除をしにきました(3)
少女は男の一人の首根っこを掴み、問答無用で手前へと引っ張る。
男にとって、少女の腕力は到底抗えるものではなかった。
あっさりと少女の逞しい腕に捕らえられ、首を締め上げられる。
「こ、このッ!」
もう一人の男が、少女を引き剥がそうと詰め寄った。
少女の肩を掴んで引く。
少女の腕の隙間に手をねじ込み、こじ開けようと尽力する。
少女の足を持ち上げようと踏ん張る。
だが、少女の体勢は全く崩れず、仲間の男を締め上げる腕は外れる気配が無い。
絶望的なほどに、両者の筋力が違いすぎる。
少女にとってみれば、子猫がじゃれついているようにしか感じていないのだろう。
とうとう男は拳を握り締め、無謀にも少女の顔面めがけて振り下ろそうとした。
その瞬間。
ゴッ!
男よりも数段上の速度で少女の右腕が伸び、硬く握られた拳が男の腹部を貫いた。
男は口から涎を撒き散らし、背を丸めながら後方の壁へと激突した。





【筋肉地獄】お掃除をしにきました(4)
少女は壁際で腹を押さえてうずくまる男を持ち上げ、金属製のゴミバケツへと投げ捨てた。
ガシャンッ!
大きな音を立てて、男の上半身がゴミバケツの中に消え、だらりと足だけが垂れ下がる。
「お掃除……しないと」
少女は小声で"指令"を呟きながら、残った男の後頭部に手を添える。
髪を掴み、地面に転がっているゴミ袋に男の顔を擦り付ける。
ゴミ捨て場で、ゴミ袋にキスを強制させられる男。
しかも、自分よりも遥かに年下の少女に。
それは耐え難い屈辱だった。
「……ッ!……ッ!」
息ができない。
男は必死に少女の手から逃れようとする。
腕を掴む。足を振る。首を動かす。
圧倒的な少女の暴力に、決して報われることの無い努力を、滑稽なまでに繰り返す。
「…お掃除、……お掃除」
少女はそんな男の姿を完全に無視し、感情の無い声で"指令"を何度も口ずさんでいた。
男が動かなくなるその時まで、ずっと……。