菓子処 なかじま 店主ブログ

店主の思いのまま、気ままなブログ

年末年始の御挨拶にいかが出すか?

2014年12月22日 | こだわり
お正月の生菓子、口取りです。
最近は、「スイーツおせち」という言葉も目にしますが、
当店では、昔ながらの和菓子で、鯛、海老など、縁起物を詰合せしてご提供です。

口取りには、大小2タイプあります。

そしてこちらは、年末年始の御挨拶に「上生菓子」の詰合せです。

松竹梅鶴亀、干支菓子、お題菓子、季節の花の椿と南天、かぼちゃのお饅頭の10種類


特に「若竹」竹の葉をイメージした練り切り餡の中に、金時さつま芋の餡が美味しいですよ。


「玉梅」練り切り餡製で、ばかしとさじ切りの技術がつかわれる逸品


干支菓子「乙未(きのとひつじ)」白色のキントン餡を竹ぶるいで裏ごししたものを箸付して、ひつじの体を作り、顔は渋皮の栗を羊羹掛けして、角を一つづつ手で模り、作りました。


お題菓子「本」お題菓子とは、宮中で歌会始の今年のお題の「本」をイメージして、駿河とろろで、ふわふわのシートを作り、色違いの2種類の羊羹で紅白のサンドをつくりました。

最近は、お茶会などでしか、使われなくなりましたが、年末年始のお茶菓子として、いかがですか?