月ドラのプログレ記事に触発されて。昨年につづき、春のプログレ祭。
昨年4月のこの記事で、サンプル音源が聴けるページをリンクした。クリムゾンの中でも人気曲中の人気曲、「Starless」を大胆にもカヴァーしたのは、高嶋兄。
Wiki「高嶋政宏」は、冒頭から「スターレス高嶋の異名を持つ」という瑣末な情報から始まり、「熱烈なロック通」というのがメインの記事になってしまっている。これでいいのか高嶋。
①こわれるくらい抱きしめたい テレビ朝日系ドラマ「ツインズ教師」エンディングテーマ
作詞:沢ちひろ、作曲:TSUKASA、編曲:武部聡志
これ、パスでいいっすか。
②STARLESS
(CROSS/FRIPP/WETTON/BRUFORD/PALMER-JAMES)、編曲:本間昭光
キング・クリムゾンの7枚目のスタジオアルバム『Red』(1974)のラストナンバー。活動時期の分類には諸説あるが、クリムゾン史上最もインパクトの大きな事件は、この『Red』後の解散(1回目の)であることは間違いない。私は1988年の日本盤CDが出たときに買って初めて聴いたので、もちろん当時のことは知らないのだけど。その大きな節目の最後を飾る曲がこんな名曲なんて、出来すぎだろ。
そんなクリムゾン・ファンにとっての聖域とも言える曲をやってしまうというのは、自らもクリムゾンマニアの高嶋氏としては相当な覚悟があってのことだろう。オリジナルは10分を越える大作だが、スターレス高嶋はヴォーカルに的を絞ってカヴァー。というよりコピー。「なりきりウェットン」としか言いようのない、リスペクトに溢れた完コピぶり。さすがにフルコピーは畏れ多かったのか、意外と忙しかったのか、一番を歌い終わったところで終了。2分50秒という控えめサイズになっている。
ポルノグラフィティの作曲・プロデュースで知られるキーボーディスト本間昭光によるアレンジも、もちろんほぼオリジナルに忠実。
③①のカラオケ
定価1000円、レンタル落ち200円。
実は先週、池袋の中古レコード市で買ったばかり。見つけた瞬間、小さなガッツポーズが出てしまう自分が悲しかった。『Red』のジャケ(左)を意識したのか、向かって右からライトを当てた高嶋の白黒ポートレート。満足げな笑顔とはだけた胸、なぜか中途半端に立ってる襟…ま、いっか。
蛇足ながら、右はクリムゾンのブート『LAST LIVE SHOW』。1974年のツアーの最終日、7月1日ニューヨーク、セントラルパークでのライブをほぼまるごと収録したもの。音質はまあまあよくて、もちろん「Starless」やってます。久々に聴いて興奮した!
私は基本的にはブートには手を出さない、という姿勢ではあるが、プリンスとクリムゾンとソフト・マシーンだけは、つい買っちゃたのがあるんだな…
昨年4月のこの記事で、サンプル音源が聴けるページをリンクした。クリムゾンの中でも人気曲中の人気曲、「Starless」を大胆にもカヴァーしたのは、高嶋兄。
Wiki「高嶋政宏」は、冒頭から「スターレス高嶋の異名を持つ」という瑣末な情報から始まり、「熱烈なロック通」というのがメインの記事になってしまっている。これでいいのか高嶋。
①こわれるくらい抱きしめたい テレビ朝日系ドラマ「ツインズ教師」エンディングテーマ
作詞:沢ちひろ、作曲:TSUKASA、編曲:武部聡志
これ、パスでいいっすか。
②STARLESS
(CROSS/FRIPP/WETTON/BRUFORD/PALMER-JAMES)、編曲:本間昭光
キング・クリムゾンの7枚目のスタジオアルバム『Red』(1974)のラストナンバー。活動時期の分類には諸説あるが、クリムゾン史上最もインパクトの大きな事件は、この『Red』後の解散(1回目の)であることは間違いない。私は1988年の日本盤CDが出たときに買って初めて聴いたので、もちろん当時のことは知らないのだけど。その大きな節目の最後を飾る曲がこんな名曲なんて、出来すぎだろ。
そんなクリムゾン・ファンにとっての聖域とも言える曲をやってしまうというのは、自らもクリムゾンマニアの高嶋氏としては相当な覚悟があってのことだろう。オリジナルは10分を越える大作だが、スターレス高嶋はヴォーカルに的を絞ってカヴァー。というよりコピー。「なりきりウェットン」としか言いようのない、リスペクトに溢れた完コピぶり。さすがにフルコピーは畏れ多かったのか、意外と忙しかったのか、一番を歌い終わったところで終了。2分50秒という控えめサイズになっている。
ポルノグラフィティの作曲・プロデュースで知られるキーボーディスト本間昭光によるアレンジも、もちろんほぼオリジナルに忠実。
③①のカラオケ
定価1000円、レンタル落ち200円。
実は先週、池袋の中古レコード市で買ったばかり。見つけた瞬間、小さなガッツポーズが出てしまう自分が悲しかった。『Red』のジャケ(左)を意識したのか、向かって右からライトを当てた高嶋の白黒ポートレート。満足げな笑顔とはだけた胸、なぜか中途半端に立ってる襟…ま、いっか。
蛇足ながら、右はクリムゾンのブート『LAST LIVE SHOW』。1974年のツアーの最終日、7月1日ニューヨーク、セントラルパークでのライブをほぼまるごと収録したもの。音質はまあまあよくて、もちろん「Starless」やってます。久々に聴いて興奮した!
私は基本的にはブートには手を出さない、という姿勢ではあるが、プリンスとクリムゾンとソフト・マシーンだけは、つい買っちゃたのがあるんだな…
高嶋兄の「STARLESS」はココ↓で少しだけ聴けます。
http://suehira.com/kc/index.html
今日は「ISLANDS」聴いてました。やっぱ英国音楽は今日のような曇天が似合います。
師匠、白いお皿とかくれないの?(笑)TBどーもです!そーいや、テレ東で高嶋兄が「Red」についてめちゃくちゃ熱く語ってるとローリーが言ってたんだけど、ウチの地方やってないんですよ~見たい。でも高嶋兄に対してはファンなら一目置いてるでしょね。私、ヒデキ?はここで知ったんじゃなかったかな(笑)。しっかし「Starless」やっちゃうかな~、ね?「このやろー」て気持ちより単純に歌モノとして「大丈夫なの?」て。
>カヴァー。というよりコピー
それは、愛ゆえですね完璧に。聴きてえ。
うぉ、さっきレスでブートの話出したんですけども、これいーなー。うちのはカスみたいな73年のやつですよー。
ヒデキのエピタフね。ちょっと聴いただけで、オリジナルを凌ぐドラマチックさ加減がすごい。
高嶋兄はこの直球さがらしいというか。普通「マニア」と呼ばれる人は、あんまり素人には知られてない曲を選んで「どーだ」って感じになりそうだけど、そこをあえて「Starless」って。なんだか逆にカッコいいじゃねえか、って気分にもなってきた。
このブートはいいっすよ。見つけたら買い!