失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「OUR SONG」 FUNKAHIPS ALL STARS 1990年

2006-09-21 | 
久保田つながり。

写真左の、お尻とサクランボのイラストが本来のジャケ。右のファンキーな兄さんの口の部分が裏ジャケで、メガネの上半分は短冊に折り込む仕様。さらにメガネは切り抜けるようになっている(が、ツルはない)。

FUNKAHIPS ALL STARS:久保田利伸&MOTHEREARTH、GWINKO、AMAZONS、DA BUBBLEGUM BROTHERS、清水美恵、富樫明生、DALE SANDERS、ROLLETTA HEYWOOD

富樫明生ってあの「ボンバヘッ!」の人か。久保田塾出身だったのね。

FUNKAHIPS ALL STARSは、1989年に「FUNKAHIPS LIVE SHOW」として全国12本のツアーを行ったらしい。その時にライブでやった曲をCDとして残したってことだろう。このスーパーグループのCDはこのシングル1枚だけみたい。

①OUR SONG
作詩:岩室先子、作曲:久保田利伸、編曲:清水信之
ファンクというよりは子供ミュージカルのエンディングみたい?上記のアーティストたちが、どんどんヴォーカルを回すので目まぐるしいこと。おそらくアンコールの最後に歌われたのではないかと想像される、ハッピーな曲。でも本場のファンクバンドのアルバムにもこういうほのぼの曲ってあるよなあ。日本人のファンク好きが好みそうにないファンキーってことなのかも。うーん、通好みファンク?

②BOOGIE WOOGIE DANCE
作詩:岩室先子、作曲:久保田利伸、編曲:清水信之
こちらは滅法カッコよくて、分かりやすい。ジャケどおりのオハイオ・プレイヤーズ的な粘りのあるファンク!キーボードはミネアポリス一派(ていうかプリ)の香りも。

定価900円、レンタル落ち50円。
1990年と言えば、SDPやフライング・キッズのデビューの年。まだヒップ・ホップはアングラだった、二昔前のお話。



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4 コメント

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Unknown (yoiko)
2006-09-21 22:41:04
>富樫明生ってあの「ボンバヘッ!」の人か

あ、A・Tすか!こんなとこに絡んでた人なんですねぇ。と言うかこの人の作るもの(ダ・パンプ?とかの)は、もちろん趣味ではないけどよく出来た魅力的なメロが多いと思いませんか(求めるな…笑)あと、詞もアホっぽいのに結構練られてた感じが…気のせいかな(笑)テレビで見てた曲しか知らないですけどね…。
おっ (nakamura8cm)
2006-09-21 23:06:50
ほぼクロス(笑)

うーん、同意するほど正直知らないので…ダパンプもATも、無闇に快活すぎるヴォーカルがなんともカユい感じです。短冊数合わせで(5枚で100円とか)何度となく手に取ったことはあるATですが、まだ家に連れて帰ったことはありません(笑)。
ライブに参加したよ (創造堂)
2018-03-21 17:52:17
このメンバーで、ライブツアーを実施して、私は福岡公演に参戦しました。一般のテレビで、放送がありました。ビデオからDVDへ編集したので、家のどこかにあります。
このCDは、もちろん購入しましし、久保田さんの25thライブツアーにも参戦しました。
発売時期がズレた為、チャートには上がらなかったのではなかったですかね。宣伝も少なかったと思います。
当時のメンバーのレーベルの違いで、宣伝ができなかったのかも?時代だなー。
AMAZONSの方々は、チャゲ飛やスガシカオなどでコーラスに参加しているので、見る機会が多いですよ
Unknown (nakamura8cm)
2018-03-26 17:02:54
これだけのメンバーを揃えるといろいろ大変だったんでしょうねー
80年代末期ということでまだWE ARE THE WORLDとかLIVE AIDとかの空気が残っている感じだったのでしょうか。
Amazonsは8㎝何枚か持っています。確か1枚レビューしたかな。

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