失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「キャンドルを消さないで」 大沢誉志幸・かの香織 1996年

2006-12-07 | クリスマス
8cm仲間のSugarさんに教えてもらってから、なんとなく気にしていた。ワーナー盤は半年くらい前、ソニー盤は先月手に入れたばかり。

大沢誉志幸にとっては29枚目、かの香織ソロとしては9枚目のシングルがそれぞれの所属のレコード会社からの競作となった。

前回のGWINKOもそうだったが、大沢がデュエットの相手に選んだのは、自身とは正反対のクリア・ヴォイス。そりゃあ、葛城ユキとじゃクドすぎるからね。

右の男服ジャケットが大沢メインのワーナー盤。アーティスト名は「大沢誉志幸・かの香織」。

①キャンドルを消さないで
作詞:横山武、作曲:大沢誉志幸、編曲:羽毛田丈史
かの、大沢の順でAメロ、サビはユニゾンという構成のミディアム・テンポのクリスマスソング。「ブラコン」なんて単語が思い浮かぶようなアレンジが、どこか80年代的な雰囲気。あんまりヒットした記憶はないけど、いい曲です。今は手に入りにくいのかな。大沢誉志幸の盤自体あまり見ないか。

②たったひとりの君を
作詞:横山武、作曲:大沢誉志幸、編曲:大沢誉志幸・青木庸和
これは大沢ソロ。ありものなのか新曲なのか分からない。①からの流れも完璧なミディアム・バラード。

③①のカラオケ

定価1000円、中古で50円。
大沢さんと言えば「途方に暮れる」は名曲だと思うが、個人的にはその前の「その気×××」が印象深い。日本でブラックミュージックが今ほどポピュラーじゃなかった時代にポップ・フィールドで格闘していた人だったんだなあ、と改めて思う。達郎ほどマニアックではなく、久保田ほど屈託なくはない、アーリー80'sならではの音なんだろうな。


左の黒いドレスのジャケがソニー盤。アーティスト名は「かの香織・大沢誉志幸」。

①ワーナー盤と同じ。

②Familia
作詞・作曲:かの香織、編曲:森英治
これはかの香織ソロ(1993年のミニアルバムのタイトル曲)。これもいいです。後半のコーラス聴くと、NOKKOの歌い方に少し似てる、と思った。

③①のカラオケ

定価1000円、赤いシールが溶け込んでいて分かりにくいが、レンタル落ちで10円。
見つけたときは、あれ?これは持ってる方だったけ?と自信がなかったが、帰って確かめたら持ってないほうだったので嬉しかった。



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2 コメント

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大沢! ()
2006-12-07 21:26:26
こ…これは…超名曲ですぞですぞ。ね?
何度この曲聴いて寂しいクリスマスに涙した事か…。
私も「途方」よか「×××」です。大好きでした。
この人恋しい季節になると大沢の声がたまらないんですよね。女子的に。しかし、2枚揃えて並べるとこうなるのか~。存在は知ってたけどどちらも持ってません。10円シールがカワイイ。
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Unknown (nakamura8cm)
2006-12-07 23:35:30
はい、名曲です!
私は今年初めて聴きましたが。
そういえば大沢さんは地味に改名して今は大澤さん(本名に戻した)らしいですね。
ジャケ!今気づいたけど並べ方、逆でした!
白い猫が胴体で泣き別れに…(笑)
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