前回に続き、「8cmシングルCDナイト」イベントレポート。
突然舞台に上げられやや舞い上がり気味の私が、ご挨拶代わりに一枚、と出したのがコレ。掟ポルシェ氏言うところの、次元歪み系トラック3曲入り。一曲目のオリジナルは分かりづらいのでパスし、②と③をかけてもらった。一番ウケがよかったのはジャケットかな…表は蛭子能収画伯による。裏に二人の男が写っており、ひとりが小山田似、ということで掟氏にいじってもらう。「このグループは?」と訊かれたが、一切インフォメーションなし。レーベル名らしき「GENIUS ABE001」以外、発表年度も定価も、もちろん歌詞なんかも記載なし。ただし②と③がカヴァーということでちゃんとJASRACのシールが貼ってある。蛭子さんの絵も勝手にパクって来たわけではなさそうだし、ある程度ちゃんとしてる感はあるのだ。相当にコアな人々が集っていたフロアに訊いても分からない。今、検索してみたが全く引っかかってこない。誰か教えて。
①目玉ワイヤレス
作詞:整理部・福島、作曲:CHARLY
オリジナル曲。まあ、志の低いヒカシューって感じ。クレジットにより、チャーリーというヒトがいることが分かる。じゃあ作詞の福島君が「ヒコ」なのかな。誰か教えて。
②絹の靴下
作詞:阿久悠、作曲:川口真
夏木マリ1973年のデビュー曲のカヴァー。セクシー歌謡の面影はなく、限りなくキモチ悪いトラックに仕上げられている。タチの悪いノイズ系のアレンジ、ドラッグクイーン的なヴォーカル(①と違う人?)どれをとっても3級品。
③フランシーヌの場合
作詞:いまいずみあきら、作曲:郷伍郎
新谷のり子、1969年のヒット曲のカヴァー。脱力系ダブ・ヴァージョンといった雰囲気。3曲の中では一番普通に聴けるトラックか。間奏に女性の語りが入る。
価格の表示なし。入手経路も覚えていない。1990年前後に、誰かにもらったような気もする…
フロアは強敵ばかりと予想し、飛び道具をお見舞いしたつもりだったが、何だか会場が微妙な雰囲気に。ではアイドル系でも、と2枚目に「恋の診察室'97」をチョイス。これはスベッたね、ハッキリ。一番コアでディープなジャンルの、浅いとこを攻めてしまった。曲が好きだったんだ…8cmでCD extraっていうのも珍しいし…まあ、いいや。
気をとりなおして3枚目。DJ的な反射神経を私に期待しないで!と祈るような気持ちであがた森魚のシングルを出す小心者。これが思いのほかウケて、なんとか面目を保つ。私は「サイレントイヴ」の後半の盛り上がりが大好きだが、長いので2曲目の「禁区」へ。あがた-細野-高浪という豪華メンバーが織り成す、ねじれた音空間が8センチャーズの皆さんにも気に入っていただけたようで一安心。
ここからジャンケンが始まり、フロアのツワモノどもが次々とおかしな8cmを繰り出してくる様は圧巻!もちろん8センチャーズの4人も自慢の品を要所要所で出してくる。私も途中で「ねるとん紅鯨団」を出して失笑を買ったりしたが(拍手してくれたお嬢さん、アリガト)まあ、それもいい思い出。一応、私が審査委員長としてジャッジしていたのだけど、後半は何と何が対決しているかすら曖昧になり、流動的なテーマに沿って(CM、女子アナ、ドリフなどなど)どんどんフロアから8cmが投げ込まれる状態に。「コボちゃんグルー」の所有率の高さには笑ったな。いやー凄かった!
この潜在的なエネルギー、何かに有効利用できないかな、とケチくさい考えが浮かんできてしまうほど、凄かった。まだまだ世界は広い。私はやっぱりこのblogフィールドでがんばっていこう、と決意を新たにしたりも。
気付くと時計は12時を回り、会場もだいぶ寂しくなってきた。8cmフリークの皆さんは「まだまだ!」というやる気満々の目をしていたが、そろそろお開きとなったのが午前一時。いやー、濃い5時間半だったこと。サブカルチャーの中のサブカルチャー、「8cmシングルCDナイト」第2回(幻の一回目というのが存在したらしい)は幕を閉じた。
エンディングは森田童子「ぼくたちの失敗」でおセンチに〆。
8センチャーズの皆さん、素晴らしい夜をありがとう!
突然舞台に上げられやや舞い上がり気味の私が、ご挨拶代わりに一枚、と出したのがコレ。掟ポルシェ氏言うところの、次元歪み系トラック3曲入り。一曲目のオリジナルは分かりづらいのでパスし、②と③をかけてもらった。一番ウケがよかったのはジャケットかな…表は蛭子能収画伯による。裏に二人の男が写っており、ひとりが小山田似、ということで掟氏にいじってもらう。「このグループは?」と訊かれたが、一切インフォメーションなし。レーベル名らしき「GENIUS ABE001」以外、発表年度も定価も、もちろん歌詞なんかも記載なし。ただし②と③がカヴァーということでちゃんとJASRACのシールが貼ってある。蛭子さんの絵も勝手にパクって来たわけではなさそうだし、ある程度ちゃんとしてる感はあるのだ。相当にコアな人々が集っていたフロアに訊いても分からない。今、検索してみたが全く引っかかってこない。誰か教えて。
①目玉ワイヤレス
作詞:整理部・福島、作曲:CHARLY
オリジナル曲。まあ、志の低いヒカシューって感じ。クレジットにより、チャーリーというヒトがいることが分かる。じゃあ作詞の福島君が「ヒコ」なのかな。誰か教えて。
②絹の靴下
作詞:阿久悠、作曲:川口真
夏木マリ1973年のデビュー曲のカヴァー。セクシー歌謡の面影はなく、限りなくキモチ悪いトラックに仕上げられている。タチの悪いノイズ系のアレンジ、ドラッグクイーン的なヴォーカル(①と違う人?)どれをとっても3級品。
③フランシーヌの場合
作詞:いまいずみあきら、作曲:郷伍郎
新谷のり子、1969年のヒット曲のカヴァー。脱力系ダブ・ヴァージョンといった雰囲気。3曲の中では一番普通に聴けるトラックか。間奏に女性の語りが入る。
価格の表示なし。入手経路も覚えていない。1990年前後に、誰かにもらったような気もする…
フロアは強敵ばかりと予想し、飛び道具をお見舞いしたつもりだったが、何だか会場が微妙な雰囲気に。ではアイドル系でも、と2枚目に「恋の診察室'97」をチョイス。これはスベッたね、ハッキリ。一番コアでディープなジャンルの、浅いとこを攻めてしまった。曲が好きだったんだ…8cmでCD extraっていうのも珍しいし…まあ、いいや。
気をとりなおして3枚目。DJ的な反射神経を私に期待しないで!と祈るような気持ちであがた森魚のシングルを出す小心者。これが思いのほかウケて、なんとか面目を保つ。私は「サイレントイヴ」の後半の盛り上がりが大好きだが、長いので2曲目の「禁区」へ。あがた-細野-高浪という豪華メンバーが織り成す、ねじれた音空間が8センチャーズの皆さんにも気に入っていただけたようで一安心。
ここからジャンケンが始まり、フロアのツワモノどもが次々とおかしな8cmを繰り出してくる様は圧巻!もちろん8センチャーズの4人も自慢の品を要所要所で出してくる。私も途中で「ねるとん紅鯨団」を出して失笑を買ったりしたが(拍手してくれたお嬢さん、アリガト)まあ、それもいい思い出。一応、私が審査委員長としてジャッジしていたのだけど、後半は何と何が対決しているかすら曖昧になり、流動的なテーマに沿って(CM、女子アナ、ドリフなどなど)どんどんフロアから8cmが投げ込まれる状態に。「コボちゃんグルー」の所有率の高さには笑ったな。いやー凄かった!
この潜在的なエネルギー、何かに有効利用できないかな、とケチくさい考えが浮かんできてしまうほど、凄かった。まだまだ世界は広い。私はやっぱりこのblogフィールドでがんばっていこう、と決意を新たにしたりも。
気付くと時計は12時を回り、会場もだいぶ寂しくなってきた。8cmフリークの皆さんは「まだまだ!」というやる気満々の目をしていたが、そろそろお開きとなったのが午前一時。いやー、濃い5時間半だったこと。サブカルチャーの中のサブカルチャー、「8cmシングルCDナイト」第2回(幻の一回目というのが存在したらしい)は幕を閉じた。
エンディングは森田童子「ぼくたちの失敗」でおセンチに〆。
8センチャーズの皆さん、素晴らしい夜をありがとう!
面白いんで僕もちょっと調べてみましたが
まったく引っかからず。謎ですね。
ヒコチャーリーかと思ったら、よくジャケットを見ると
ヒコチァーリーなんですか?謎は深まるばかり。
他(背の部分、CD盤面)は「ヒコチャーリー」なんですよ。
そんな細かいとこまで見ていただいてありがとうって感じですが(笑)
いやーホントに情報がない。
どうでもいいと言えばどうでもいいのですが、気になる…誰か教えて!(3回目)
ボーカリストの名が「ヒコ」で、福島君は霎の作詞をしただけです。
霑のボーカリストは、回転を変えているだけで、霎・霏と同じ人(ヒコ)です。
霎の志の低いヒカシュー(爆笑)は、実際、巻上公一氏に「おもしろいが音が悪すぎ」というコメントをいただきました。
ヒコチャーリーとしては、その後5曲入りのミニアルバムが出ており(こちらもジャケットは蛭子氏)、目玉ワイヤレスの別バージョンなどが入っています。
あと、その他の情報としては、シングル、ミニアルバムとも、当時のミュージックマガジンの自主盤コーナーにレビューが載っていたということと、現在、12年ぶりの新作を準備中らしい、ということぐらいでしょうか?
あと、ヒコチァーリーは誤植です。
ほんとにチャーリーさん?ですよねえ。
こんなに詳しい方は本人以外には…(またもや失礼!)
いやあ、恐縮過ぎます!(笑)
まさかこのブログやってて本人からコメント頂けるとは…
嬉しいと同時に、あちゃーって感じも否めません。
「志の低い」とか「3級品」とかの件は忘れてください!(汗)
ていうか私なりのホメ言葉です。コレほんと。
確かに音はめちゃくちゃ悪いですが、大好きです!
3曲とも全てツボでした。
そして12年振りの新作ですか!期待しちゃいますねえ。
是非、情報教えてください。
あと、ミニアルバムも出会えたら絶対買います。
ところで、チャーリーさんは裏ジャケのお二人のうち、帽子の方ですか?それとも競泳スタイルの方ですか?
よろしければ教えてください。
「?年」を直したいので…
帽子の男がボーカルのヒコです。
えーと、いつだったっけな(笑)。
12~3年前なんですが…。
92年か93年のはずです。
ミニアルバム(残念ながら12cmですけど)はその翌年ですね。
価格は1000円でした。
か、か、感激です!
では、タイトル直しておきます。
今後のご活躍を期待しております!
思えばどうやって手に入れたのかも覚えていないのに、
こんなふうに作者のかたと接触できるなんて、
フシギな運命。8cmの世界、まだまだ底知れぬモノが…(笑)