失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「パーティーをぬけだそう!」忌野清志郎と篠原涼子 1996年

2005-05-23 | 
清志郎は本当にいろんな人と一緒にやってる。古くは坂本龍一、坂本冬美(HIS)、最近は及川光博、木梨憲武など。

このシングルは篠原涼子と。写真の2枚はほとんど同じに見えるが、実は微妙に異なる。二人それぞれのレコード会社から同時に発売になっていて、左が清志郎所属の東芝EMI盤、右が篠原のエピック・ソニー盤。よーく見ると、最下部のレコード会社のロゴが違うことが分かる。裏ジャケットは全く違うし、内容もわずかに異なる。

では、EMI盤から。

①パーティーをぬけだそう!
作詞・作曲:忌野清志郎
これはRCでしょ。篠原にはちょっと辛そうな音域。まあ、勢いでなんとか。

②クリスマス・モーニング
作詞:篠原涼子&忌野清志郎、作曲:忌野清志郎&篠原涼子
Marvin Gayeのデュエット曲を思わせる、熱愛クリスマス・ソング。作詞は篠原の名前が先にきてるので、篠原主導で作られたものか。セリフのパートでは「キヨシ」「涼子」と呼び合う。TVで鍛えられ、堂々とした篠原に対し、何だかいつになく照れ気味の清志郎がカワイイ。

③つらい恋とカプチーノ
作詞:忌野清志郎&篠原涼子、作曲:忌野清志郎&篠原涼子
2分の小品。こういった企画物で3曲も書き下ろすなんて清志郎に気合が入ってる証拠。

④パーティーをぬけだそう!(カラオケwith Ryoko)
篠原のヴォーカルのみ。清志郎になったつもりで歌える、という配慮。

右が、エピック・ソニー盤。

①②③はEMI盤と同じ。
④パーティーをぬけだそう!(カラオケwith KIYOSHIRO)
清志郎のヴォーカルのみ。つまりEMI盤と裏表の関係。
完全な(ヴォーカルのない)カラオケは入っていない。

2枚とも定価1000円。レンタル落ちでそれぞれ100円。
裏ジャケットの写真を次で。

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