失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「夢の中へ」 斉藤由貴 1989年

2006-09-25 | 陽水民生&安玉
「AXIA」のポスター、部屋に貼ってました。

文学少女の香りとフシギちゃんオーラ。「青春という名のラーメン」CFの魅力には抗えなかった。「やな家」も楽しかったけど、あの十代の輝きは反則技。

①夢の中へ ドラマ「湘南物語」主題歌
作詞・作曲:井上陽水、編曲:崎谷健次郎
Wikiによれば、最大のヒット曲らしい。全く楽しくなさそうに「それより僕と踊りませんか」とか歌われても、ちょっとどうしたらいいかリアクションに困る。間奏前の「さ~あ~」はなぜ半音下がるの?なんでシタール?などの疑問はさておき、このユーロビートアレンジはダメだろう、崎谷。BaBeがコーラスで参加してるらしい。ユーロビートつながりか。

②あなたの存在
作詞:斉藤由貴、作・編曲:崎谷健次郎
手嶌葵より20年早く谷山浩子作品を歌っていた由貴ちゃん、自作の詞はもろ谷山ワールド。崎谷さんの不安感をかきたてるような揺れるワルツもなんとなく谷山っぽいし。

定価937円、中古で200円。
斉藤由貴と言えば、冒頭で触れたラーメンCF曲「卒業」(筒美京平)、スケバン刑事の「白い炎」(玉置浩二)も好きだが、私の一押しは「MAY」。谷山浩子の描きだす、いつもよりは毒少なめの少女世界が見事(曲はMAYUMI)。谷山本人も歌っているけど、この曲に関しては由貴ちゃんの作為的なあどけなさが勝っているかな。



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3 コメント

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Unknown ()
2006-09-25 21:17:40
正直言って、私も「何故にスケバン刑事が“夢の中へ”?」と思いました。しかもあの歌いながらの振りに、そして師匠の言われる「全く楽しくなさそうに」(笑)に私も相当戸惑いました。どーしてこの曲が毎週ランクインされるんだろう…(悩)。「卒業」はよかったのにねぇ。

当時、ウチの店に置いてあった某少年漫画誌、気付いた時には彼女のページ(恐らくデビュー前?)が全て破られていたほどでした。「AXIA」…懐かしいなぁ。

そしてBaBeも懐かしいっすね。あの最大のヒット曲、嫌いじゃなかったです。当時、あの髪の短い方の子と同じ頭にしてました(爆)。
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Unknown (yoiko)
2006-09-25 23:01:53
師匠TBありがとうございます。さっきレスで書いたとこですが、スケバン刑事の終わりの曲(?)「白い炎」って言うんだ!玉置浩二だったんですか~。崎谷健次郎って師匠のところでよく目にする(笑)この人自身の曲はちょっといいなと思った記憶があるんですけどねぇ(シティポップっぽかったような)べ…BaBeがすごい懐かしい…。
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Unknown (nakamura8cm)
2006-09-25 23:47:29
●祥さん

確かに、どうしてこんな何もかもがちぐはぐなモンが売れるのかって謎はありますね。でもヒットチャートってそんなもんかも、と達観してみたり。

ラーメンの雑誌広告で、目を閉じて少しアゴを上げた由貴ちゃんの写真…あの唇、あまりにも甘酸っぱすぎます。実家にまだとってあるかも。探してみよ(笑)



●yoikoさん

玉置浩二はいい曲書きますよ。まだ8cm出してないけど、いずれ。崎谷、そんな出てきたっけ?(笑)崎谷の手持ちは残念ながらありません。そして次回は勝手ながらyoikoさんのリクエスト(?)にお応えして…



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