![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/19/e153c9f25d8889c39369ab463202b01e.jpg)
この人については、さすがに解説は要らないか。今月、椎名林檎名義では4年ぶりのアルバムがリリースされる(正確には「椎名林檎×斎藤ネコ」名義)。
セカンド「歌舞伎町の女王」(1988)以降はすべてマキシシングル。
①幸福論
作詞・作曲:椎名林檎、編曲:亀田誠治
その後のキャリアを思えば、奇跡的に素直な詞の世界と言えるかも。すっぴんとまではいかないまでも、かなり薄化粧と言うか。アルバム『無罪モラトリアム』収録ヴァージョンとは異なるアレンジ。
②すべりだい
作詞・作曲:椎名林檎、編曲:亀田誠治
林檎さんのカップリング曲は、シングル好きを唸らせる名作多数。中でもこの曲と、「ここでキスして」(1999)のカップリング「眩暈」は私的に双璧。ベースいいな、とクレジット見たら、亀田誠治のアレンジなのに「高尚ベース/渡辺“スウィン”等先生」であった(マキシにのみクレジット記載あり)。
定価1020円、中古で483円。
右は、翌99年に、4thシングル「本能」と同日発売の12cmマキシシングルとして再発された「幸福論」。8cmの2トラックに加え、もう一曲収録されているのに、なんとお値段据え置き1020円!8cmのほうは99年には廃盤になってたということだよな。マキシのジャケは1986年のスナップ写真。海水浴(上)とピアノ発表会(下)。これはこれでマニアックな感じでいいけど、短冊のジャケの初々しさも捨て難い。ペパーミントグリーンの8cm盤も美しいし。
蛇足ながらマキシのみに収録された曲も。
③時が暴走する
作詞・作曲:椎名林檎、編曲:椎名林檎・亀田誠治
1999年の録音なのだろう。上の2曲では存在しなかった巻き舌唱法が完成されている。林檎さんはピアノと歌。間奏のピアノソロは、モーツァルト「ピアノソナタ第11番イ長調 K.331」。ジャケのピアノ発表会で弾いたんだろうか。内容は「ダークサイド・オブ・椎名林檎」って感じ。さすがユーミンのカヴァー企画で「翳りゆく部屋」を選んじゃう人だ。
実は一番よく聴いたのは『加爾基 精液 栗ノ花』(2003)。『ヘッド博士』を思わせる、凝りまくった構築美にやられた。最もよく聴いたCCCD盤でもある。ところで、ようやく死滅したか、CCCD。8cmとは違って、誰ひとり懐かしむ人はいないだろう。
東京事変はスルーしてしまったけど、今度のニューアルバム聴いてみようかな。新曲が少ないってのがちょっと気になるが…
セカンド「歌舞伎町の女王」(1988)以降はすべてマキシシングル。
①幸福論
作詞・作曲:椎名林檎、編曲:亀田誠治
その後のキャリアを思えば、奇跡的に素直な詞の世界と言えるかも。すっぴんとまではいかないまでも、かなり薄化粧と言うか。アルバム『無罪モラトリアム』収録ヴァージョンとは異なるアレンジ。
②すべりだい
作詞・作曲:椎名林檎、編曲:亀田誠治
林檎さんのカップリング曲は、シングル好きを唸らせる名作多数。中でもこの曲と、「ここでキスして」(1999)のカップリング「眩暈」は私的に双璧。ベースいいな、とクレジット見たら、亀田誠治のアレンジなのに「高尚ベース/渡辺“スウィン”等先生」であった(マキシにのみクレジット記載あり)。
定価1020円、中古で483円。
右は、翌99年に、4thシングル「本能」と同日発売の12cmマキシシングルとして再発された「幸福論」。8cmの2トラックに加え、もう一曲収録されているのに、なんとお値段据え置き1020円!8cmのほうは99年には廃盤になってたということだよな。マキシのジャケは1986年のスナップ写真。海水浴(上)とピアノ発表会(下)。これはこれでマニアックな感じでいいけど、短冊のジャケの初々しさも捨て難い。ペパーミントグリーンの8cm盤も美しいし。
蛇足ながらマキシのみに収録された曲も。
③時が暴走する
作詞・作曲:椎名林檎、編曲:椎名林檎・亀田誠治
1999年の録音なのだろう。上の2曲では存在しなかった巻き舌唱法が完成されている。林檎さんはピアノと歌。間奏のピアノソロは、モーツァルト「ピアノソナタ第11番イ長調 K.331」。ジャケのピアノ発表会で弾いたんだろうか。内容は「ダークサイド・オブ・椎名林檎」って感じ。さすがユーミンのカヴァー企画で「翳りゆく部屋」を選んじゃう人だ。
実は一番よく聴いたのは『加爾基 精液 栗ノ花』(2003)。『ヘッド博士』を思わせる、凝りまくった構築美にやられた。最もよく聴いたCCCD盤でもある。ところで、ようやく死滅したか、CCCD。8cmとは違って、誰ひとり懐かしむ人はいないだろう。
東京事変はスルーしてしまったけど、今度のニューアルバム聴いてみようかな。新曲が少ないってのがちょっと気になるが…
椎名林檎さん短冊シングル出てたんですね。
この人のファーストアルバムはやっぱり衝撃的でした。「新宿系」と言う分野はJーPOPSではまだこの人くらいじゃないのでしょうか?
最初の頃はあまり大衆にはウケなく(と言うか私の周囲ですが)少しマニアックな感じで、私にはもってこい!だったのですが、段々メジャーになりまして、セカンドアルバムはなんとなくファーストより力が抜けた感じで(私の感想ですので、あくまで)以来聴いてはいないのですが、やはり気になる人ではあります。
「幸福論」は私には少しうるさかったので、録音時(レンタルなのです)すっ飛ばしてしまいました。
渡辺等さんは原田知世さんの作品にも参加されていますね。亀田誠治さんもこの間やっと手に入れた「GARDEN」の夢迷賦に密かに参加されていましたね。
「幸福論」もそうですけど、1枚目あたりの詞って言葉の選び方が軽度にエキセントリックなだけで、その内容は意外と普通に女の子らしいですよね。
新宿系…「歌舞伎町の女王」を出した時に勢いで言っちゃっただけのような気もしますが(笑)。ひとりで「系」ってのがカワイイと言えばカワイイ。
>少しマニアックな感じで
当時(90年代末)私の周囲でもそんな扱いで、ある種の若い女性たちが熱狂的に支持していたのを思い出します。私はと言えば、放送媒体でシングル曲は断片的に聴いてましたが、実は真面目に聴いたのは3rdアルバムが初めて。それ以前は後追いです。
元Shi-Shonenの渡辺等さんは、ほんといろいろな仕事をされてますね。最近買った湯川潮音の最新ミニアルバム「雪のワルツ」でも3曲でベース弾いてました。
ファーストを予約!ってことは初期のシングル聴いてってことですよね。うーん早い。
>内容は意外と普通に女の子らしい
確かに。なんかちょっと背伸びしてがんばってるな、という印象もありました。
今気付いたのですが、私はファーストアルバム聴いてない(笑)。図書館で借りてみるかな…
3枚目、私は大好きなんですけど、「2枚目まで」という人が私の周りにも多かったような気がします。
ちなみに、僕が椎名林檎を知ったのは、確かMXテレビでPVを見てだったと思います。
やっぱり2枚目までなんですね。リアルタイムで聴いてた人のほとんどがそうなのかな。私はなんでひっからなかったんだろう?と考えると、今ひとつシングル曲に魅力を感じなかったのか、ただ単に忙しすぎたのか(笑)。
急に思い出しましたが、カヴァーアルバムはとってもよかった。松崎ナオとのデュエット「木綿のハンカチーフ」は名カヴァーだと思います。
●石ばしさん
私が初めて聴いたのは多分「歌舞伎町の女王」でしたね。レコード屋だったかな。インパクトは十分でしたがそのまま通り過ぎてしまいました。
>MXテレビでPV
おっMXですか。「テレバイダー」は見てましたか?
僕は歌舞伎町の女王はちょっと苦手でした。狙い過ぎな感じがしちゃって。あれ最初に聴いていたら買ってなかったかも~。