失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「Families(家族の構造)」桐島かれん 1990年

2005-05-11 | ミカバンド
そうだ、3年半ぶりの新作をリリースしたムーンライダーズ週間にしようと思ってたのだった。和久井さんは関係なかった。

桐島かれんは女優?モデル、かなあ…まあいいか。シンガーとしては、ソロで2枚のアルバムを発表。グループ活動は、次回紹介。

①Families(家族の構造)NHK総合TVアニメーション「ふしぎの海のナディア」イメージソング
作詩:鈴木慶一、作曲:高橋幸宏・鈴木慶一、編曲:高橋幸宏・鈴木慶一
20年間で3枚のアルバムを発表している音楽界のビクトル・エリセ、The Beatniks(高橋幸宏+鈴木慶一)の作品。アニメ「ふしぎの海のナディア」のサントラに入っていたりもするが、どう見てもナディアの世界とは相容れない歌詞。スローテンポで、じっくり聴くといい曲だが、キャッチーさには欠ける。歌唱力は…うーん、スローはちょっときついか。後半のビートニクスのコーラスが聴き所。

②憂鬱な姫君
作詩:森雪之丞、作曲:高橋幸宏・鈴木慶一、編曲:高橋幸宏・鈴木慶一
こちらはファースト・アルバム「かれん」のオープニングを飾った、ユキヒロのドラムが堪能できる派手目のナンバー。歌詞は時代物のようで、よく聴くと現代の風俗を歌っている。普通こっちがA面(CDだから「タイトル曲」か)でしょ。

定価930円、レンタル落ちで100円。
ジャケットはさすがモデルさん、と言いたくなる堂々たる美人写真。桐島かれんのソロ作品で今普通に買えるのはナディアのサントラ(=families一曲)しかないようだ。

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