失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「エゴ・ダンス」 ソフト バレエ 1991年

2016-09-16 | 
ソフト バレエ SOFT BALLET are; 遠藤遼一、藤井麻輝、森岡賢

4thと5thシングル。

4th「エゴ・ダンス」(1991)

①EGO DANCE
作詞:遠藤遼一、作曲:森岡賢、編曲:ソフト バレエ
地の底から湧き上がるようなビート、遠藤遼一の怒鳴り系ヴォーカルは喉痛めそう。世紀末のデカダンなイメージを振りまきながら、なんだか怒っているのはサウンドから歌唱からビシビシ感じる。

②BLOOD
作詞:遠藤遼一、作曲:藤井麻輝、編曲:ソフト バレエ
こっちはゲームミュージックのような軽さと明るさが感じられるアレンジ。メロディはどちらかというとポップ寄り。遠藤さんも朗々と歌っていて平和なムード。意味のよく分からない歌詞はやっぱり耽美派。

③NECRON
作曲クレジットなしのインスト。サスペンスものの劇伴のような緊迫感のあるサウンドに、外国人女性の色気のある笑い声が入る。

定価900円、中古で105円。
ダダイズム的な三面分割ジャケ。


5th「ファイナル -7inch Mix」(1991)

①FINAL -7inch Mix-
作詞:遠藤遼一、作曲:森岡賢、編曲:ソフト バレエ
アッパーなダンスサウンドは普通すぎる印象。ひらひら舞うように入ってくる弦は二胡?サビで軽く怒鳴るけど前作ほど激しくないので聴きやすい。91年だけどアナログ7インチのリリースもあったんだろうね、タイトルからして。

②VIRTUAL WAR -Dub version-
作詞:遠藤遼一、作曲:藤井麻輝、編曲:ソフト バレエ
金属的なビートに、歌というよりシュプレヒコールが乗る。大音量で聴けばトランス状態になれちゃいそうな6分超のトラック。

定価900円、中古で180円。
赤目の石膏像。孤高感出てる。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「吐息のオペラ」 face featu... | トップ | 「片道通行をリバース」 Drin... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事