これまで「源氏物語」を読もうと思ったことは一度もなかった。少し前に瀬戸内寂聴さんの随筆で角田光代さんの「源氏物語」全訳完成を知り、少し関心が湧いてきたところに、長い休暇が手に入り、さらに外出もままならぬ状態となって、先ずは簡単に読めそうな「源氏」を探してみた。書店でたまたま見つけた池田弥三郎著「光源氏の一生」(講談社現代新書)は、まさにこの目的にぴったりだった。 . . . 本文を読む
先週の朝日新聞書評欄で知った本。著者は久保寺健彦。小説らしくないタイトルで誤解されそうだが、そういう側面もあるのだが、エキサイティングな小説で4日間で読んでしまった。久しぶりに読み終るのが残念と言うか、本とサヨナラするのが辛い本だった。 . . . 本文を読む
久しぶりに小説を読みたくなり絲山さんの本を選びました。「離陸」面白かったです。その一言で終わればブログも簡単で良いのですが、やっぱり感想かあらすじを少しぐらいは書きたくなります。あまりじっくりは疲れるのでなるべくさらっと・・・<でもなかなかサラッとは書けず、途中でひとまず挫折します・・・。> . . . 本文を読む
500ページを超える大作ミステリーですが、一週間ぐらいかかって先ほど読み終えました。連城三紀彦さんのミステリーは初めてですが、細かい描写や複雑なトリックが多くて楽に読み進める本ではありませんでした。よく分からん!ところも多々ありましたが、達成感から来る愛着を感じているところです・・・。 . . . 本文を読む