「サポーターのみんな!少しずつオラ達に元気を分けてくれー!」
満身創痍の赤い戦士達へ、仙豆の替わりに元気が送られます。
赤い絆が結ばれて、埼スタで元気玉が炸裂しました。二つも。
スタジアムで戦っている人も、チケットが取れず酒場に集まってる人も、
そして、全国各地でテレビ観戦の人も、真っ赤な想いを飛ばしていたんでしょう。
「福田の悲しいVゴール、ロボのKYな祝福、
沈黙する駒場と、その静寂を突き破る 「We are REDS!!」。
J2最終戦、PK献上の退場で肩を落として歩く室井の姿。
不安な駒場を奮い立たせた岡野のウォーミングアップ。
そして、スローモーションに感じた土橋のミドルの軌跡。
ナビスコ決勝の舞台に、勇壮にたなびく無数のフラッグ。
翌年の初タイトル、04年ステージ制覇と、CSのスタジアムの一体感。
天皇杯制覇のマリッチコールに、悲願のリーグチャンピオン。
ACL初挑戦、遠く海外アウェーまで駆けつける愛すべき社会人不適格者達。
記憶に新しい、激闘の準決勝PK戦、ゴール裏へのフラッグ大移動。」
目を閉じれば思い出す、そんな過去の想い全てが繋がってます。
浦和レッズは、誰にも書けない筋書きの無いドラマそのものなんです。
レッズが好きでよかった。
今回、チケット難民の一人でしたが、TV画面を見る度に
なぜあの場所にいないのか悔しくてしょうがなかった。
予選リーグ、ペルシク・ケディリ戦は余裕でチケットとれたのに。
予選突破のかかったシドニー戦でさえ、スタジアム観戦できたのに。
まぁ城南との激闘を目の前で見られたことで良しとしなければ。
でも、これも真のビッククラブになるための宿命なんでしょう。
TVで紹介されたお店には、お客さんがどっと集まるものです。
良い時には、注目されてる時には、人が集まるものです。
ビッククラブへの道をひた走ってるレッズには必要なことなんです。
「老兵去るべし」・・・ってまだそんな歳じゃないんだけど。
最後に、予定に無かった地上波生中継の英断を下したテレビ朝日、
番組変更を了承してくれたスポンサー、お願いに駆けずり回った営業マン、
その他尽力して頂いた関係者に感謝です。
今後は、放送予定もないのに放映権を独占するのはやめて下さいね。
We are REDS!