なごらいの活動レポート

なごや外来種を考える会
・・・略して「なごらい」です。
http://nagorai.org/

「アメリカザリガニをゆでてオイシく食べる会」

2016-08-03 | 日記
‘16年7月31日10:00~12:00
せっかくアメリカザリガニ捕獲実験もやったので、今年も参加者を募集してアメリカザリガニを食べる会を開きました。まず、猪高緑地内の中でも排水の流れ込まない池からカニ罠を使って100匹を捕獲し、水道の水で泥を吐かせるために水槽で1週間飼います。その間共食いをしないように竹筒マンションに住まわせ、酸欠防止のために上り板も差し込む工夫をします。


場所は名東生涯学習センターの料理室で子供を含む15人の参加者に集まってもらいました。最初は顧問の宇野さんからアメリカザリガニの外来種としての迷惑な点を説明してもらいました。大食漢で池の生き物を食い荒らすのです。次に、副会長の宇野さんから捕獲実験の結果について説明がありました。結局はカニ罠が取れやすかったですね。そして野中から外来種も同じ生き物だから、駆除する時は「ごめんね」という気持ちでやりましょうという話をした後、料理にかかりました。


料理と言っても湯に食塩を入れて15分間茹でるだけ。子供たちは待ちきれないようすでした。ザルに上げたら冷めるのを待って手で殻をむいて食べます。塩味だけでもイケますが、醤油やイタリアンソースも良く合うのです。みんな初めて食べる方が多く、とてもオイシイのでびっくりしていました。ただアメリカザリガニは食べる部位が小さいので一人あたり6~7匹では食べたりないですよね。今回はパスタも同時に茹でて、イタリアンソースで食べてもらったので、少しは食べた気になってもらえたでしょうか?



水環境の中で迷惑なアメリカザリガニを食べてしまおうという試みは、一昨年に続いて2回目ですが、全国で参考にして駆除活動のきっかけになればと願っています。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿