10月27日。お天気のよい土曜日に、年内最後になる森づくり活動が行われました。
今月は参加者30名ほどが集まりました。
午前中は森の賢者養成講座「火の取り扱い方」。まずは森の中へ入り、「良く燃える枝」を探します。
木にひっかかって風に吹かれているような乾いた枝。そのような枝はカラカラに乾いていて、手で折るとぐにゃっとならずに軽くぽきっと折れます。これが燃えやすい枝。
カラカラの枝をぎゅっとまとめて並べて。その上には先に拾ってあったすこし折るとぐにゃってなる枝もぎゅぎゅっと積んで。ダンボールで点火。しばらくはこのままそうっとしておきます。ここでいじってはいけないそうです。
そのあとは薪など大き目の木を様子を見ながらくべていきます。
これで焚き火の火のつけ方はオッケー。さっそく実践。
ロケットストーブ、かまど、薪ストーブに火をつけてみます。
簡単なことだけれど、意外と自分で火を起こす機会の無かったお母さん達には「なるほど~」っていいお勉強になったようです。なんだかお家でも焚き火がしてみたくなってきた!
ちびっ子たちは今日も元気にうえちゃん先生と「もりのようちえん」です。
今日のお散歩でも、カゴにいいものをたくさん集めてきました。
なんとも鮮やか。
今日はこの葉をちょっとアーティスティックに・・・。
木の幹にヤマトノリを薄めたもので葉を貼ってみました。みんな手をべたべたにしながら、夢中。一列に葉っぱを並べてみる子。なんとなく幹に点々と貼ってみたり。何かの形にしてみたり。思い思いに貼りました。
ふっと手を休めてみると・・・。そろそろおなかが空いてきたかな。
あっちのほうではお鍋から湯気があがっています。
火の取り扱い方をさっそく実践した火でお湯を沸かし、今日は森にお蕎麦屋さんがオープン。
蕎麦屋の店主はうえだんな。枝を削ったさえ箸片手に、30人前のそばを次々と茹でています。
そしてこのお蕎麦。。市内音羽町の老舗、藤そばさんのご協力により、特別にシラカバ樹液で練っていただいたスペシャルお蕎麦です。
大きな寸胴鍋に向かううえだんなの背後にはお蕎麦を待つおわんの長い列・・・。
茹で上がったお蕎麦は、やはりこちらも樹液を使ったかけ汁でいただきます。
老舗の「藤そば」さんと和みの森とのコラボ蕎麦完成。
一方、焚き火の周りに色々な「炙って食べたらおいしいもの」を持った手が集まっていました。
ウィンナー。笹かまぼこ。さつまあげ。チーズ。
そのほかにはマシュマロ、ちくわ、チーズをさしたちくわ、スウィートポテトやパンなんかもありました。ホイルにくるまれたジャガイモ。薪ストーブの上には餃子の皮も並んでいました。
だんだん皆さん、色々なおいしいものを考えてくるようになってきましたね!次回はまた目新しいものがありそうな勢いです。
さて。お昼ご飯も食べてちょっと休憩したその後は、午後の活動がスタートです。今日は年内最後の森づくりの日。薪割りをがんばることに。
木道づくりも進めます。
作業に夢中になると午後の時間はあっという間に過ぎていき、あっというまに今日もおしまいの時間。
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年間予定では次回の森づくりは年明け1月。雪の積もる真っ白な和みの森での活動予定です。しばらく和みの森で集まることはなくなりますが、寒さの増していく季節、皆様どうぞ次回お会いするときまでお元気で。
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そして今日も火のそばには・・・。活動が終わっても、なんだか帰りたくない少年。。。何時間遊んで森で過ごしても、まだまだ帰りたくなくなっちゃうんだよね。。。