アジア投げ売り 改め 奄美ヨメ入り

旅行業を卒業し、南の島に生息中。

妊。

2011年08月07日 | Weblog

おはようございます。

妊者ハットリくんでござる。妊妊。



・・・というわけで、妊婦、始めました。


まだようやく3ヶ月に入ったとこで、本来なら安定期に入った5ヶ月くらいから周囲に報告するのがベストらしいのですが、
懐妊のヨロコビなら胸にしまっておけるけど、妊娠にまつわる体調不良の不満とか不安とか、ダンナ以外のどこかにも吐き出したいわけですよ、あーもー!!みたいな・・・。


というわけで、プライベートの私をご存知の方、安定期に入るまではサラーっと流しておいてくださいませね。スイマセン。


で、妊婦生活。
まったく知りませんでしたが、初期は体温が異常に上昇します。
アツイ。
ただでさえ汗かいては汗疹とアトピーに苦しむ夏だというのに、体温上昇も加わって、ベトナム勤務時代以来のアトピー大悪化に見舞われています。
さんざん苦しんで昨日ようやく病院で薬をもらってきたのですが、うぉう!塗り薬が全然効いてないかも!!
ステロイドは胎盤を通過しないというお医者さんの言葉を信じて内服のステロイド薬も昨日から飲んでますが、こっちが効いてくれることを祈るばかり。

吐き気や食欲不振とかの、いわゆる「一般的な」ツワリの兆候が見られないのでラッキー!と思ったのもつかのま、アレルギー持ちの女性は、妊娠によって症状が悪化することがよくあるそうですよ。
やられましたわ・・・。

おなかは、当然ですがまだ全く外からはわかりません。むしろ便秘でおなかがポコっとなっているくらい。
妊婦に便秘はつきものとはよく聞きましが、毒が出て行かないのでそりゃアトピーも悪化するでしょうよ、という感じです。


あ、島に分娩施設があるかどうか?ですか?(誰も聞いてないって)

あります。
島唯一の総合病院に、77歳のおじいちゃん先生が常駐。産めるのはここだけ。
ここも、おじいちゃん先生が年も年なんでもう引退・・・みたいな話が昨年あったのですが、代わりの勤務医が見つからず産科閉鎖の危機に陥り、すったもんだのあげく、
非常勤の先生を交代で何人かつけることでおじいちゃん先生続行。とあいなったそうです。

こわいよねー。
都会でも産院不足が叫ばれてますが、離島に分娩施設がゼロなんてなったら、こんな子沢山の島なのにどうするよ、って話でしょ。
同じ奄美群島の喜界島には確か産科がなく、みなさん奄美大島で受診したり、お産は他の島や本土に行ったりしてるみたいで、ホント大変と思う。


私が前回受診したときには非常勤の先生だったんで、昨日初めておじいちゃん先生にみてもらったんですが、うん、お年のわりには矍鑠として、まだまだイケルぜ的な安心感はありました。


ただねー・・・。

分娩台が、いやなのです。どうしても。
分娩台で産む以外の選択肢を知らなければホイホイと分娩台に載ると思うのですが、
変に30代後半までひっぱちゃって色々情報を仕入れる期間が長かったぶん、もう私の中では「分娩台はありえんやろう!」という確固たる信念が根付いてしまっているのです。

もともと分娩台というのは医療者側にとって便利なように作られているだけで、産婦や赤ちゃんにとっては、上向きで産むというのはすごい負担。
産道は下向きになっているのに、わざわざ仰向けになんかなったら、赤ちゃんは産道を「上って」こなければいけなくなるのです。

しかも、直前まで暗い子宮の中にいた赤ちゃんを、煌々と照明の灯った分娩室に生み落とすのは不憫。赤ちゃんの目にもよくないそうです。

それ以外にも、会陰切開の有無だとか母子同室だとか理由はいろいろとあるのですが、とにかく、正常分娩できる体調であるなら、分娩台ではなくフリースタイル(アクティブバースというそうです)で、できれば助産院で・・・という希望があるため、生み場所の選択は私にとって大問題。

で、いちおう昨日おじいちゃん先生に、この病院では分娩台以外の選択があるかどうかを聞いてみたのですが・・・
一笑に付されましたね(泣)。

おじいちゃんとはいえ、長く産科の最先端を走ってきたという自負があるようで、助産院とか産婆さんとかの前近代的なお産は論外!的な雰囲気がありました。
病院も、西日本一の大病院グループだしねー。
ハイテク分娩台があるそうですよ。どんなんだ(笑)。


・・・さぁぁて、どうするかねー。。。

私の場合、「里帰り出産」という錦の御旗があるにはあるのですが、実家近辺で私の願いを達成できそうな産院は皆無。
海(関門海峡)を越えて、北九州市内にならそういうとこがいくつかあるようなのですが、自宅から高速乗ってタクシーで1時間20分という距離は、出産施設として適切なのかどうか、かなり悩ましいところです。

ママのみなさん、産むときどうされましたー?
家から車で1時間以上かかる産院ってどう思いますー?

ってか、実家の父がいうように「もう高齢出産なんやけ、おとなしく総合病院で産んどけ」って感じですかねー?(もっとも正しい意見かも・・・


あ、普通に分娩台でご出産なさった方へのアンチテーゼでは絶対にありませんから!
自分でもかなり異端児的な思想なのは理解していますが、せっかくこんな大変な時代に降りてこようとしてくれてる魂ちゃんを、自分が一番いいと思う方法で世に出してあげたい・・って、もうそれだけなんです。

まあ、今は理想論ばりばり展開中ですけど、もうちょっとお腹が大きくなってきたら、
「無事に生まれてさえくれればどこでもいいわー!」とか言い出すかもしれませけどね・・・はは・・・。