本日のスバル弄りは2時間30分でした。
昨日に2分割にしたエンジンルームエプロンですが....
そいつの下半分を本格的にサビ取り開始します。
まずは、ひたすらに水研ぎサンドペーパーで愛撫です。
2時間ほど撫で続けてこの状態になりました。
まだ塗装が残っているじゃないか。とお叱りをうけそうですが、これで概ね面が出ている状態なんです。
それだけ歪んでいるということなんですよ。
裏面は思ったより錆びが発生していなかった。
でも、部分的に深い錆びがあるのです。
この錆びですが黒色なんです。
つまり、前オーナーが錆転換剤をしている可能性が高いです。
だから、錆びが広がらずに、エプロンとしての原型を保っているものと思われます。
次に前オーナーがなすくったパテなのですが...
次の写真のパテの下に錆びが巣食っているのがわかりますか?
ちなみに先のパテの状態で面が出ています。つまり錆をほじくるためにリューターを差し込んだら、結構な凹みになるということです。
で、さっきのパテが盛られていた部分の裏側はどうなっているかというと
ははは。こりゃー錆穴貫通コースですかねー。
あえて写真は撮っていませんが、鉄板が合わさっていた面、つまり錆の巣窟箇所はえげつない錆びで現状にて元気はつらつの赤錆さんでした。
つまり、前オーナーさんは鉄板合わせ部分はサビ取りできないし、錆転換剤を浸透させることもできない。
ついては、パテで封をして終了したんだと思います。
しかし、錆びの上にパテが付くはずがありませんから、浮き上がったパテの隙間から錆びへ水が浸入し、合わせ隙間部分が浸透圧の関係で水を吸い込んで錆びの温床となったものと思われます。
そして、気になるサビです。
縦に1本錆びの帯が通っているのです。
ということは、この部品は前オーナーの時代に、ザクッと曲がっているんでしょうねー。
それを前オーナーが鈑金してハンマーでしばいているうちに、ボコボコ肌になって収拾がつかなくなりパテで修正というコースかなー。
そうそう、サンドペーパーで研ぎながらのついで作業にて、極端な歪みやボコボコ肌は鈑金しちゃいました。(ボコボコ肌を研ぐよりも、鈑金した方がペーパー研ぎが簡単になるという理由からです。)
当て金をしながらハンマーで軽くトントンするだけで、かなりマシになりましたよ。
さて、残りの30分ですが、リューターを握りしめて錆び取りを黙々としました。
そして、夜の帳が降りてタイムアップです。
次回は、サビ取りの途中から開始なんですが、この錆び取りが大変なのよねー。