私のヘタレなスバル弄りを楽しみにしている方には申し訳ないのですが、今回のブログもたいした内容ではありません。
いや、今日のブログも書くつもりなかったのですが、スバル弄りを見学に来る爺ちゃんから「ブログに書いてくれ」と品物を置いて行かれたので、仕方なくブログを書く次第です。
なので、スバル弄りとしては大したことはしてません。ついてはつまらないブログになると思います。
話し変わりまして....
「数日間スバル弄りをストップしているようですが体調を壊されたのですか?」
といった心優しい方からの連絡がありました。気遣いにとても感謝します。ありがとうございます。
隠し事しても仕方がないので本音を書いときます。
お腹が空いてひもじいのです。空腹だと力が入りません。本業で脳みそを回してエネルギー不足で力尽きている感じです。
私の教訓で、「ひもじい思いと、雨に打たれること。この2点は人間をダメにする。理性が崩壊してしまう。」というのがあるのです。
えー、ガキのころに親の仕打ちで獲得した経験則です。
なので、たとえ生活が苦しくても、ひもじいと感じないように前向きに努力してきたのですが....
この暑さのせいで理性が腐ってます。必死に前向きになろうとしていますが、暑くてバテている身体は、ちょっとしたことでひもじいことに気付くのです。
お腹が空いているのかというと、そうではないのです。ちゃんと、水ナスと豆腐、うどん、といったものでお腹を一杯にしてますよ。もちろん熱中症対策で塩水もガブガブと飲むのです。
しかし、暑さにやられてクラクラとしたときに、脳みそに美味しい料理がよぎるのです。具体的には焼肉とか、魚の刺身山盛り、ハンバーグとか。ともかくタンパク質な素材の料理がスッと浮かぶのです。
これって、潜在心理でタンパク質を取りたいといっているのでしょうねー。
だから大豆たんぱくで豆腐を入れているつもりなのですが、脳みそは許してくれないんでしょうねー。
たしかに、肉も魚も長いこと食ってないなー。
野菜とパンの生活なのに体重は減らないのよねー。なのに、脳みそはヒモジイというのよねー。
で、このヒモジイ思想になったら、いくら脳みそを切り替えても仕事の能率が悪いなり。そしてお腹がグーグーいいだすなり。仕方がないので塩水をガブガブと入れてお腹をだまらすなり。
そんなことを繰り返していたら、ぶっ倒れそうなクソ暑い中でのスバル弄りを少し敬遠していたんです。
と、これが私の本音でした。
さてさて、スバルネタの本題です。
ヒーターダクトカバー紙模型2作目を画用紙に線引きしているときに、
「シートを一番下げたときの飛び出し面のクリアランス確認し忘れているじゃん」
というのに気がついていた。
すぐにスバルのところで確認したらいいものを、ヘタレ思想に落ちている私は灼熱地獄のスバルのところへ出ていくのをためらってました。
今日は少し曇っているなー。スバルのところへ行ってみようとなりました。
いろいろと線を書きまくっている紙模型1作目をカポッとはめてシートを一番後ろまで下げます。
おおっ。絶妙だー。
ニアミスといっていいでしょう。シートと接触してませんが、こりゃー嫌でしょう。
少しでも回避できないかと紙模型の内部を確認です。
うむ。5mmは稼げるな。これでなんとかしてくれ。
そもそも、この段々デザインが面倒になってきて、富士山のようななで肩デザインにしてしまおうかと考えもあったのですが、このシートのニアミスをみたらカバーのデザインを膨らませるわけにいきません。
ついては、段々デザインで制作することが決定です。
シートレールとのクリアランスはOKです。だって、そこは気が付いていて回避するようにデザインしたからねー。
カバーはシートベルトを挟み込む必要があるので2分割パーツとなります。
その2分割を結合するボルト設定箇所が、シートと接触しないか確認です。もちろんボルト頭が飛び出すことも考えるのですよ。
うむ。これは大丈夫でしょう。
さて、次の確認を....
と作業をしていたら、時々見学に来られるお爺ちゃんが登場です。
「暑いなー。頑張ってるなー。この数日は来てなかったよねー」といった社交辞令な会話です。
この爺ちゃんには、魚釣り(ハマチをターゲットにした呑ませ釣り)を教えてあげてから時々邪魔をしにくるようになりました。
爺ちゃんはエンジニアだったとのことで、いろいろと私の作業にクレームをつけるのです。でもって爺ちゃんに教えてとか、それやってみて。というのだけど、道具がないからできん。というのです。
そもそも、道具も無いのに私がスバルを弄っていることが爺ちゃんには理解できないらしく、爺ちゃんにしたら車をつぶしているように見えるとかなんとか....
まあー、そんな爺ちゃんですが、今日は手土産がありました。
「このネジはスバルで使われへんか?昔に使っていたネジや。もう使うことなくて錆びたらもったいないだけやから使って。」と重たそうに自転車のかごから降ろしてくれました。
「そりゃーくれるのは嬉しいけど、なにか期待しているやろー」と茶化します。
すると「今度、ハマチ釣り行こうと思うねん。仕掛けを作ってくるから、それ見て指導してくれへんかなー」とのこと。
「仕掛けもってきたら見てあげるよ。」とお気軽に返答です。
そして、さらに爺ちゃんから....
「あのなー。インターネットしてるやんなー」
???となる私。
「ブログをしててな、多分、あんたのブログと思うのを見つけたんや。インターネットしているやんなー」
おおっ。爺ちゃんがブログを知っているのかーと驚きです。
「このネジやけどなー。そのブログのネタにしてほしいねん。私もブログに登場したいやん。ネジでブログかかれへんと思うから、こんなネジくれやがってとけなしていいから、ブログに書いてーな。婆ちゃんと楽しみにしているから。」
って、そうなんかいな。私のブログを見ている年寄が近所におったんかいな。と驚きです。
で、その爺ちゃんの願いがあるので、本日のブログを書いている次第です。
さて、そんなこんなで爺ちゃんとの会話を切り上げて続きの作業です。
シートベルトが通る切り込みのクリアランス確認です。
はい。ダメです。ベルトに接触してます。切り込みをずらさないといけません。
内部のベルト位置の確認です。
と、ここまで確認して、暑さでクラクラになっている私です。
頭が痛くなっているので熱中症が憑りつきはじめているのでしょう。
塩水をガブガフ喰らって、側溝の傍らに座り込みました。
もう今日はスバル弄りしたらあかんなー。とか思いつつも、もう少し休憩してから家路につこうと考えます。
側溝の蛙を見つめて、「あいつは美味そうだなー。足を割いたら白身だよなー。」って真面目に考えてました。
オタマジャクシって食えるのだろうか?ジャンボタニシは臭そうだなー。と考えていると....
赤いやつが現れました。
こいつは美味そうだ。一斗缶に放り込んで焼きたい。と涎が出てきました。
そんなことを見つめていると女性の声が...
「なにしてるの。声かけても返事せえへんし、トブをずっと見つめているし、壊れているんとちゃうやろな」みたいな感じのことを言われてしまいました。
時々様子を見に来る近所の主婦です。
「いやー、あいつが美味そうやなー。持って帰りたいなー。でもな農薬がありそうやなー。って考えとってん。」というようなことを話したら、主婦の目つきが変わりました。
「あんた。しっかりしーや。嘘でもそんなこと考えたらあかんで。大人が考えることやないで」って叱咤されてしまった。
そうやなーってのらりくらりと返事してたんでしょうなー。そうしたら...
「あいつを写真にとって、こんなこと考えててん。ってブログに書きな。そうしたらあんたはアホやって皆が示してくれる。そうやって自我をしっかりせなあかんで」と提案というか、怒られているんよね。
そうやねー。写真撮ろうか。という気分になってカメラを持ち出す私です。
あははは。赤いやつが綺麗に撮影できた。水の中にいる物体が綺麗に撮影できた。
食べたいから被写体への集中力がしっかりしているということなんでしょうなー。
カメラの液晶画面でこの写真を確認した主婦から
「よかったー。機械を触る腕はしっかりしているんやね。アホなこと考えて悲壮感漂わせとらんで元気にならなあかんで。」と言われてしまった。
ここで、気分が切り替わったので、少しでも前向きになっている今がチャンスと家路につきました。
そして夜の作業です。
爺ちゃんからもらったボルトを整理します。だってブログネタにしろって言われてますから....
ともかく汚いのです。30年ぐらい放置している可能性があるとのこと。
錆びてなさそうなのを持ってきたというだけあって、錆びはなさそうなのだけどパッケージが開いているので汚れが凄いのよ。
CRC226にドブ付洗浄してウェスで1個1個を磨いていきます。
汚れの付着が酷かったやつは錆びが浮いているものもあり、そういうのを選別していきます。
たしかに未使用品のネジなのですが、私の目でみて完成度がいまいちに感じるのです。
(こういうケチをつけたら爺さん喜んでくれますか?だってネジだからこの程度の物言いしかできませんよ)
このネジってどこのメーカーなんでしょうね。
同じ袋から出てきているのですが、メッキののりかたにバラつきが多すぎです。
黄金色に綺麗に染まっているものもあれば、ボルトの半分だけ染まっているやつ、はたまたすごく薄くメッキがかかっているやつ等、バラバラなメッキ厚みです。
そんなメッキでも、亜鉛メッキの上に有色クロメートされているはずなので、下手なユニクロメッキよりは信頼できると思います。
メッキにバラつきがあるものだから、ボルトの山がムラムラの色使いで、未使用品ネジのありがたみが薄いなり。
M8のボルトがあったのですが、それに12mmのスパナをあててみたら、スパナがスッと入る面とひっかかりながら入る面があったりするのです。
つまり、メッキの偏りでボルト頭の2面幅のクリアランスがねーということです。
そんなボルトでも私のスバルについている腐ったボルトよりはずっといいに決まってます。ありがたく有効活用しますよ。
選別して私が使うようにキープしたボルトです。
どんなサイズかについては次の写真にて...
M6x10mm、M5x10mm、M5x12mm、M8x20mmはとてもありがたいです。
さてさてボルトだけなの?
ナットは?ワッシャーは?
ナットとワッシャーがあったらパーフェクトだったのに(笑)