オーマイニュースのお知らせにて経緯が知らされている。
http://www.ohmynews.co.jp/information/10066
http://www.ohmynews.co.jp/information/10067
う~ん、"サーバパフォーマンスの改善処置"って何をしたんだろう?
2007年4月のリニューアル後のオーマイニュースのサーバー構成は『オーマイニュースでサーバー混雑時にそれをすり抜ける方法』に書いたように、画像関係を除いてはWebサーバー×2という構成だったと思われる。その後、『オーマイニュースのメンテナンス内容について』に書いたように実質上Webサーバー×1という構成に変更したと推測している。実際、4月6日夜サイトにアクセスできなかった時でも、http://203.104.96.164/にはアクセス可能だったので、かなりの確度で当たっていると思う。
少し予想外だったのは、http://203.104.96.164/では重いながらも正常に閲覧可能だった事。DBサーバーより先にWebサーバーがボトルネックになっていたという事だ。と言ってもかなり重かったので、どちらが先かというのは僅かな差でしかなかったのかもしれない。
前述したお知らせを見て少しだけ観察してみたが、外側からの変化は特にわからなかった。せいぜいWebサーバーのパラメタ等を変更した程度ではないかと思う。つまり
根本的には解決されていない
だろうということだ。
突発的なアクセス増の場合、不利な事がある。ブラウザ側にキャッシュされたデータを持たない新規アクセス者の場合、画像データやCSSスタイルシート等も含めて全てのデータをロードするので、常日頃オーマイニュースを閲覧している人がアクセスする場合よりもさらに負荷がかかる。
4月7日も17時頃(だったと思うが)かなり重かったので、結構ギリギリだったのではないだろうか。また、いつの日か同じような事態に陥りそうだ。
お金や時間もかかるので、抜本的な改善はなかなか難しいと思うが、少なくとも今回の件で、ピーク時の最大リクエスト数などのデータは残しておくべきだろう。そうすれば、ベンチマーク等でも実際に近いパフォーマンステストが可能になる。
ベンチマークの例の1つとしてこちらをどうぞ。『実用 Apache 2.0運用・管理術/第2回 JMeterによるWebサーバ性能評価の勘所』
ちゃんとお知らせ出した点は○。ある程度の諦めは必要かもしれないです♡
http://www.ohmynews.co.jp/information/10066
2008/04/07 11:01(障害報告)
アクセス急増に伴う接続障害について
4月6日夜21時ごろから数時間、一部コンテンツ(加護亜依さん関連記事3件)にアクセスが殺到し、サイトを閲覧できない状態が続きました。現在(7日午前)は復旧しておりますが、コンテンツの表示に時間がかかっております。ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。現在、対応中ですので、恐れ入りますがしばらくご辛抱いただきますようお願い申し上げます。
アクセス急増に伴う接続障害について
4月6日夜21時ごろから数時間、一部コンテンツ(加護亜依さん関連記事3件)にアクセスが殺到し、サイトを閲覧できない状態が続きました。現在(7日午前)は復旧しておりますが、コンテンツの表示に時間がかかっております。ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。現在、対応中ですので、恐れ入りますがしばらくご辛抱いただきますようお願い申し上げます。
http://www.ohmynews.co.jp/information/10067
008/04/07 15:28(障害報告)
サーバ動作復旧のお知らせ
4月7日午前10時から、サーバパフォーマンスの改善処置を行い、13時30分現在、通常動作に復旧いたしました。アクセス量によって、今後もご不便をおかけする場面があるかもしれませんが、引き続き注視してまいりますので、何とぞよろしくお願いします。
サーバ動作復旧のお知らせ
4月7日午前10時から、サーバパフォーマンスの改善処置を行い、13時30分現在、通常動作に復旧いたしました。アクセス量によって、今後もご不便をおかけする場面があるかもしれませんが、引き続き注視してまいりますので、何とぞよろしくお願いします。
う~ん、"サーバパフォーマンスの改善処置"って何をしたんだろう?
2007年4月のリニューアル後のオーマイニュースのサーバー構成は『オーマイニュースでサーバー混雑時にそれをすり抜ける方法』に書いたように、画像関係を除いてはWebサーバー×2という構成だったと思われる。その後、『オーマイニュースのメンテナンス内容について』に書いたように実質上Webサーバー×1という構成に変更したと推測している。実際、4月6日夜サイトにアクセスできなかった時でも、http://203.104.96.164/にはアクセス可能だったので、かなりの確度で当たっていると思う。
少し予想外だったのは、http://203.104.96.164/では重いながらも正常に閲覧可能だった事。DBサーバーより先にWebサーバーがボトルネックになっていたという事だ。と言ってもかなり重かったので、どちらが先かというのは僅かな差でしかなかったのかもしれない。
前述したお知らせを見て少しだけ観察してみたが、外側からの変化は特にわからなかった。せいぜいWebサーバーのパラメタ等を変更した程度ではないかと思う。つまり
根本的には解決されていない
だろうということだ。
突発的なアクセス増の場合、不利な事がある。ブラウザ側にキャッシュされたデータを持たない新規アクセス者の場合、画像データやCSSスタイルシート等も含めて全てのデータをロードするので、常日頃オーマイニュースを閲覧している人がアクセスする場合よりもさらに負荷がかかる。
4月7日も17時頃(だったと思うが)かなり重かったので、結構ギリギリだったのではないだろうか。また、いつの日か同じような事態に陥りそうだ。
お金や時間もかかるので、抜本的な改善はなかなか難しいと思うが、少なくとも今回の件で、ピーク時の最大リクエスト数などのデータは残しておくべきだろう。そうすれば、ベンチマーク等でも実際に近いパフォーマンステストが可能になる。
ベンチマークの例の1つとしてこちらをどうぞ。『実用 Apache 2.0運用・管理術/第2回 JMeterによるWebサーバ性能評価の勘所』
ちゃんとお知らせ出した点は○。ある程度の諦めは必要かもしれないです♡