タイには喫煙場所が無い？

　　
　日本でも 「タバコが吸える喫煙場所が少なくなった」 と言いながらも、それはタイ国の比ではありません。

タイ人に 甘い、甘い、と言われそうです （笑）。　・・・　この日本の夏休みに、訪タイする喫煙者も多い
でしょうから　ここに　どんな場所がタバコを 吸ってはいけないか、確認しておきましょうかネ。

タイの保健省令 （第19号） では、完全禁煙エリアと喫煙スペースを 設けることが許される準禁煙エリアを
明確に指定しています。　エリアが沢山あって、少し 長くなりますが 知っておいて貰う為に書込みますネ。

　

　＜完全禁煙エリア＞
１）健康関連施設
　　クリニック・病院・動物病院・保健所・薬局・マッサージ店・サウナ・スパなど。
２）教育関連施設
　　保育園・幼稚園・小中高学校・大学 （ビルと建造物周辺）・塾・音楽学校・武道館・語学学校・
　　職業訓練学校・博物館・美術館など。
３）公共施設
　　運動施設・競技場・プール・ゴルフ場・ゴルフ練習場 （ビル内と屋根のある場所） など。
４）娯楽施設
　　劇場・映画館・パーティ会場・パブ・バー・カラオケ・ディスコ・ネットショップ・ゲームショップ・
　　空調施設のあるレストラン 及び 飲食店販売店・空調施設の無いレストラン 及び 飲食店販売店
　　（サービスを 提供するエリアのみ）・デパート・ショッピング センター・展示会場・ホテル リゾート
　　アパート マンションの各ロビー 及び ドア周辺など。

　

５）その他
　　ガソリンスタンド （ビルと建造物周辺）・会議場・美容院・テーラー・官公庁・国営企業・政務機関
　　（ビルと建造物周辺）・民間企業 （ビルと建造物周辺）・銀行・工場 （ビルと建造物周辺）・図書館
　　公衆トイレ・公衆電話・エレベーター・動物園・遊園地・公園・市場・バス・タクシー・鉄道・船・
　　飛行機・バスターミナル・駅・寺院・協会・モスクなど。

どうです？　吸える場所なんかありませんよネ。　要するにタイでタバコを 吸うな、と言っているんです。

　　

　＜ 準禁煙エリア （喫煙スペースの設置が認められている場所） ＞
１）高等教育機関
２）ガソリン 及び ガス スタンド・
３）官公庁・国営企業・ 政務機関
４）国際空港　　　　　　　　　　　　　　・・・が、条件付きです。　

＊　タバコの煙が禁煙エリアに流入しないこと。
＊　出入り口など人目につく場所に灰皿を 設置しないこと。
＊　空調設備のあるビル内の場所は、換気機器を 取り付けること。

　

　いやぁ～　厳しいでしょ！　　もし　これら禁煙エリアで喫煙しましたら、2,000バーツの罰金です。　また
喫煙エリアであることを 示すステッカーを 貼らなかったり、違法喫煙を 黙認した責任者・経営者は

２万バーツの罰金が科せられます。　この取締りを 行なえる者は、警官 もしくは 保健省が任命し
た職員だそうです・・・　　実際に 欧米人が罰金を 取られている所を 見たことがありますものねぇ～
　訪タイされる日本人の方々　是非　気をつけて下さいまし。　　

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