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auケータイで韓国語のメールができるhantalk(ハントーク)をリリースして10ヶ月、ついにソフトバンクケータイ44機種にも対応の運びとなりました。
ケータイ韓国語メーラーはこれまでも存在はしていたのですが、入力の仕方がビミョーに独自方式だったり、ウェブメールのため受信簿・送信簿の閲覧にパケ代が発生したり、ネットのつながらないところでは閲覧もできないという状況だったのでした。
また、hantalkは韓国語メール唯一のケータイキャリアさんのオフィシャルコンテンツでして、これでユーザさんも安心して利用できるというわけです。(知らない会社にクレジットカード番号を教えるのは嫌ですものね)
ネットのおしゃべりを検索してみると、結構、ハングルケータイメールにみなさんお困りのようで、少なくともau・ソフトバンクユーザさんであれば、hantalkのご利用で無問題となります。
これで年末に予定しているドコモ対応が完了すれば、大々的にキャンペーンもはれるようになれるかなぁと。
hantalkの具体的な利用方法、サービス価格は、公式サイトに譲るとして、本日は、意外なマーケティングの話を。
hantalkはさきほどお話ししたように、au→ソフトバンク→ドコモの順に対応することになりました。
問題です。なぜ、一番メジャーなドコモ対応が最後なのでしょうか?
実は、hantalkを企画中の2005年当時、一番訴求するユーザは韓国人留学生になるだろということで、彼らの利用しているケータイの調査を行ったのです。結果、89%もの韓国人留学生がauを利用していたのです!
数字、間違っていません、89%。
えっ、と思いますよね。
さて、なんで韓国人留学生はこんなにauばっかりだったのでしょう?
答えは、「学割」サービスがあったからです。
いまでこそ、基本料いきなり半額なんていうのは、どのキャリアでも当たり前のこととなってしまったのですが、当時は、基本料に加え、通話料も半額という「学割」は、学生にとって圧倒的に価格的アドバンテージがあったのでした。MNPすらなかった当時ですから、とくに新規契約となる留学生にとっては、auでの契約は当たり前で、ケータイ端末によほどこだわりたい、あるいは海外ローミングを気にする留学生はわずか15%だったわけです。
で、われわれはauの開発に着手するのですが、これが難航。
そうこうしているうちに、ボーダフォンがソフトバンクになり(2006年5月)、価格競争が激化。
すっかり「学割」のメリットがなくなったところに、ホワイトプラン(2007年1月)が登場し、ソフトバンク通話間無料(1-21時)のインパクトもあって、価格に敏感な留学生の新規契約が一気にソフトバンクに流れ込んだのですよ。通話先も留学生仲間がほとんどですし。
印象値ですが、現在の韓国人留学生シェアは、au:SoftBank=5:5。
これはあくまでも契約ベースで、古参の元留学生(現在は日本で働いている)ような人は、いまだに慣れ親しんだauのままですが、新規契約のほとんどはソフトバンクという状況。このままだといずれ、ソフトバンクがauのシェアを圧倒的に抜きさるのも近い、という状況なのです。
ベンチャーはフットワーク自体は元来良い方なのですが、いかんせん、金がないものですから、このようなパワーシフトが起きているのを横目で見ながら、auとソフトバンクの2ラインで開発体制を持つこともかなわず、遅ればせながら、ソフトバンク対応にこぎ着けたわけです。
やれやれ(^ ^;
ところが、どっこい。安心するのはまだ早い。
韓国人留学生を対象にしたキャリアシェアは前述の通り、ドコモさんは蚊帳の外。
実は、当初、留学生にフォーカスしていたhantalkなのですが、登録状況を見ると、なんと8割が日本人。
ってことは、やっぱりドコモ対応は必須じゃん、ということになったのでした。
ケータイ韓国語メーラーはこれまでも存在はしていたのですが、入力の仕方がビミョーに独自方式だったり、ウェブメールのため受信簿・送信簿の閲覧にパケ代が発生したり、ネットのつながらないところでは閲覧もできないという状況だったのでした。
また、hantalkは韓国語メール唯一のケータイキャリアさんのオフィシャルコンテンツでして、これでユーザさんも安心して利用できるというわけです。(知らない会社にクレジットカード番号を教えるのは嫌ですものね)
ネットのおしゃべりを検索してみると、結構、ハングルケータイメールにみなさんお困りのようで、少なくともau・ソフトバンクユーザさんであれば、hantalkのご利用で無問題となります。
これで年末に予定しているドコモ対応が完了すれば、大々的にキャンペーンもはれるようになれるかなぁと。
hantalkの具体的な利用方法、サービス価格は、公式サイトに譲るとして、本日は、意外なマーケティングの話を。
hantalkはさきほどお話ししたように、au→ソフトバンク→ドコモの順に対応することになりました。
問題です。なぜ、一番メジャーなドコモ対応が最後なのでしょうか?
実は、hantalkを企画中の2005年当時、一番訴求するユーザは韓国人留学生になるだろということで、彼らの利用しているケータイの調査を行ったのです。結果、89%もの韓国人留学生がauを利用していたのです!
数字、間違っていません、89%。
えっ、と思いますよね。
さて、なんで韓国人留学生はこんなにauばっかりだったのでしょう?
答えは、「学割」サービスがあったからです。
いまでこそ、基本料いきなり半額なんていうのは、どのキャリアでも当たり前のこととなってしまったのですが、当時は、基本料に加え、通話料も半額という「学割」は、学生にとって圧倒的に価格的アドバンテージがあったのでした。MNPすらなかった当時ですから、とくに新規契約となる留学生にとっては、auでの契約は当たり前で、ケータイ端末によほどこだわりたい、あるいは海外ローミングを気にする留学生はわずか15%だったわけです。
で、われわれはauの開発に着手するのですが、これが難航。
そうこうしているうちに、ボーダフォンがソフトバンクになり(2006年5月)、価格競争が激化。
すっかり「学割」のメリットがなくなったところに、ホワイトプラン(2007年1月)が登場し、ソフトバンク通話間無料(1-21時)のインパクトもあって、価格に敏感な留学生の新規契約が一気にソフトバンクに流れ込んだのですよ。通話先も留学生仲間がほとんどですし。
印象値ですが、現在の韓国人留学生シェアは、au:SoftBank=5:5。
これはあくまでも契約ベースで、古参の元留学生(現在は日本で働いている)ような人は、いまだに慣れ親しんだauのままですが、新規契約のほとんどはソフトバンクという状況。このままだといずれ、ソフトバンクがauのシェアを圧倒的に抜きさるのも近い、という状況なのです。
ベンチャーはフットワーク自体は元来良い方なのですが、いかんせん、金がないものですから、このようなパワーシフトが起きているのを横目で見ながら、auとソフトバンクの2ラインで開発体制を持つこともかなわず、遅ればせながら、ソフトバンク対応にこぎ着けたわけです。
やれやれ(^ ^;
ところが、どっこい。安心するのはまだ早い。
韓国人留学生を対象にしたキャリアシェアは前述の通り、ドコモさんは蚊帳の外。
実は、当初、留学生にフォーカスしていたhantalkなのですが、登録状況を見ると、なんと8割が日本人。
ってことは、やっぱりドコモ対応は必須じゃん、ということになったのでした。
(遅いって?)
なくなった携帯キャリアに、ものにできなかった
インクフォント・・・
http://www.polytech.co.jp/inkfont.html
モバイルネタは私にとってちょっと甘酸っぱい思い出が…。 それは置いといて、hantalk登録者の
8割が日本人とは驚きですね。誰が何のために?
是非解明してください。
機種ごとの対応は最近それほどでもなさそうですが、
複数キャリア対応の大変さはよくわかります。
ご愁傷様です。でも、悔しい思いをしている非対応
ユーザのためにがんばってくださいね~。