先日の新体道ワークショップ（2011.9.11）の最後に
伊東先生のミニ演武が行われました。
演武の中に、今回のワークショップのテーマが
非常にコンパクトにまとめられています。
演武中、演武後の先生の言葉を書き起こしてみました。
文章を参照していただきながら、動画を見て頂きますと、
演武の意味、ワークショップのテーマがより深く感ぜられると思います。
是非、ご一読のうえ、動画をご覧ください！
なお、その他のワークショップの稽古風景の動画も
貼り付けておきましたので、
是非ぜひ、ご覧になってくださいませ！
◆◆◆◆伊東不学先生ミニミニ演武＆講話◆◆◆◆
『タイミングＡ～日常生活の中でこそ遠当てを～』
■タイミングＡ＝遠当て（伊東・渡辺）
■タイミングＡ＝遠当て（伊東・渡辺） 別アングル
【演武】
※空手の技として、大銀河、小銀河をデモンストレーション。
大銀河、小銀河っていう技です。
これ、空手の五段の技です。
元々はタイミングＣでしかける技として習いました。
タイミングＡで、この大銀河、小銀河をやると、こうなってきます。
・・・・こうなってきます。
・・・・こうです。
※だんだん大きな動きになってゆく。
遠当てって、一瞬の技だとばかり考えていたんですけれど、・・・・
最近ではタイミングＡでかける技とか、出す雰囲気は、
すべて「遠当て」になるのではないか、という解釈になってきました。
※渡辺、突いているのだが、伊東先生のまわりを大きくまわりだす。
これ、つながってるんです。
こういう動きになると、もう空手じゃないです。
そうすると、・・・自分で言うと、おこがましいんですが、
要するに大宇宙です。
こういう動きは、宇宙空間でおこっていることと
同じなんじゃないかなあ、と考えるようになりました。
これで、近づいて間をつめれば、・・・・
※渡辺、だんだん突きの円周が小さくなってゆき、
ほとんど、伊東先生の体に接しながらの動きになる。
彼は近づきたいと思ってる、・・・
ここでこういう風に死角に入るんです、・・・・
彼としては、私の腹をめがけてるんです。
彼が一生懸命に追っかければ追っかけるほど、
間が締まって来ますから・・・・、自然に一体になれるんです。
ここで、離れれば、・・・
拡大された大銀河、小銀河の技になってきて、
離れていても彼我一体の動きになってきます！
※再び、だんだんと大きな動き、大きな突きの円周となってゆく。
ハイ、ありがとう。
※演武終了。
そのまま、講話に入る。
【講話】
これが遠当てです。
武道の技を発展させていくと、こうなるんですけど、
でも、その発展上で、それを新体道の社会化っていうことでいうと、
ものごとには全てタイミングがあります。
ものごとがおこっている時、
タイミングＣで処理しようとすると、「ぶつかり」がおこります。
で、Ｂで処理しても、ぶつからないけど、
でもやっぱり、力を使わないと処理できないです。
でも、タイミングＡで処理すると、先取り先取りで処理していくと、
すると、無駄な力を全く使わないで、
ものごとがスムーズに処理できるようになる、っていうことが、
あるっていうことですよね。
もちろん、遠当てができるように、稽古の中で、こいう動きが、
体の動きでできるようになってもらいたいんですけど、
でも、そういうことができるようにならなくても、
体の動きはできなくても、
そのエッセンスだけわかってもらえれば、
絶対、日常生活で、家庭で、職場で、
使ってもらうことができると思うんですよね。
それで、話が前後しますけれども、
金城さんのお母さんが言っておられたんですけど、
「私が思うことがおこる」って言われるんですよね。
これって遠当てですよ。
きょうは、どうもありがとうございました。
【タイミングＡ、Ｂ、Ｃ】（動画にはない補足説明・渡辺）
ものごとには、すべてタイミングがあります。
タイミングを３つに分けて考えてみます。
走ることを例にしてみると、
位置について、ヨーイ、ドン！で、走ります。
このとき、
位置について・・・気持ちを走ることに向ける・・・タイミングＡ
ヨーイ・・・・・・・・・走る構えを作る・・・・・・・・・・・タイミングＢ
ドン！・・・・・・・・・実際に走り出す・・・・・・・・・・・タイミングＣ
というように、タイミングＡ、Ｂ、Ｃに分けて考えます。
【その他の動画】
■椅子を使った天真五相・組手（伊東・渡辺）
■杖対素手の組手（内田・渡辺）
■参考となる宇宙の動画
伊東先生のミニ演武が行われました。
演武の中に、今回のワークショップのテーマが
非常にコンパクトにまとめられています。
演武中、演武後の先生の言葉を書き起こしてみました。
文章を参照していただきながら、動画を見て頂きますと、
演武の意味、ワークショップのテーマがより深く感ぜられると思います。
是非、ご一読のうえ、動画をご覧ください！
なお、その他のワークショップの稽古風景の動画も
貼り付けておきましたので、
是非ぜひ、ご覧になってくださいませ！
◆◆◆◆伊東不学先生ミニミニ演武＆講話◆◆◆◆
『タイミングＡ～日常生活の中でこそ遠当てを～』
■タイミングＡ＝遠当て（伊東・渡辺）
■タイミングＡ＝遠当て（伊東・渡辺） 別アングル
【演武】
※空手の技として、大銀河、小銀河をデモンストレーション。
大銀河、小銀河っていう技です。
これ、空手の五段の技です。
元々はタイミングＣでしかける技として習いました。
タイミングＡで、この大銀河、小銀河をやると、こうなってきます。
・・・・こうなってきます。
・・・・こうです。
※だんだん大きな動きになってゆく。
遠当てって、一瞬の技だとばかり考えていたんですけれど、・・・・
最近ではタイミングＡでかける技とか、出す雰囲気は、
すべて「遠当て」になるのではないか、という解釈になってきました。
※渡辺、突いているのだが、伊東先生のまわりを大きくまわりだす。
これ、つながってるんです。
こういう動きになると、もう空手じゃないです。
そうすると、・・・自分で言うと、おこがましいんですが、
要するに大宇宙です。
こういう動きは、宇宙空間でおこっていることと
同じなんじゃないかなあ、と考えるようになりました。
これで、近づいて間をつめれば、・・・・
※渡辺、だんだん突きの円周が小さくなってゆき、
ほとんど、伊東先生の体に接しながらの動きになる。
彼は近づきたいと思ってる、・・・
ここでこういう風に死角に入るんです、・・・・
彼としては、私の腹をめがけてるんです。
彼が一生懸命に追っかければ追っかけるほど、
間が締まって来ますから・・・・、自然に一体になれるんです。
ここで、離れれば、・・・
拡大された大銀河、小銀河の技になってきて、
離れていても彼我一体の動きになってきます！
※再び、だんだんと大きな動き、大きな突きの円周となってゆく。
ハイ、ありがとう。
※演武終了。
そのまま、講話に入る。
【講話】
これが遠当てです。
武道の技を発展させていくと、こうなるんですけど、
でも、その発展上で、それを新体道の社会化っていうことでいうと、
ものごとには全てタイミングがあります。
ものごとがおこっている時、
タイミングＣで処理しようとすると、「ぶつかり」がおこります。
で、Ｂで処理しても、ぶつからないけど、
でもやっぱり、力を使わないと処理できないです。
でも、タイミングＡで処理すると、先取り先取りで処理していくと、
すると、無駄な力を全く使わないで、
ものごとがスムーズに処理できるようになる、っていうことが、
あるっていうことですよね。
もちろん、遠当てができるように、稽古の中で、こいう動きが、
体の動きでできるようになってもらいたいんですけど、
でも、そういうことができるようにならなくても、
体の動きはできなくても、
そのエッセンスだけわかってもらえれば、
絶対、日常生活で、家庭で、職場で、
使ってもらうことができると思うんですよね。
それで、話が前後しますけれども、
金城さんのお母さんが言っておられたんですけど、
「私が思うことがおこる」って言われるんですよね。
これって遠当てですよ。
きょうは、どうもありがとうございました。
【タイミングＡ、Ｂ、Ｃ】（動画にはない補足説明・渡辺）
ものごとには、すべてタイミングがあります。
タイミングを３つに分けて考えてみます。
走ることを例にしてみると、
位置について、ヨーイ、ドン！で、走ります。
このとき、
位置について・・・気持ちを走ることに向ける・・・タイミングＡ
ヨーイ・・・・・・・・・走る構えを作る・・・・・・・・・・・タイミングＢ
ドン！・・・・・・・・・実際に走り出す・・・・・・・・・・・タイミングＣ
というように、タイミングＡ、Ｂ、Ｃに分けて考えます。
【その他の動画】
■椅子を使った天真五相・組手（伊東・渡辺）
■杖対素手の組手（内田・渡辺）
■参考となる宇宙の動画
